2020年8月20日木曜日

禍福は糾える縄の如し

禍福は糾える縄の如し。。。

幸福と不幸は変転するものだという意味の故事成語とのこと。

捨てる神あれば拾う神あり。ちょっと違うかな、でも日々嬉しいことがあれば辛いこともあり、それらは代わる代わるやってくる。

よって一つ一つの出来事を落ち着いて評価し対処するようにしています。(なので人によってはいつも冷めているとか何とか、時々誤解されることもある)


2020年度は多くの人が困難な時を迎えていると思う。あえてそれらをこの場で列挙することは控えますが、当社もご多分に漏れず冷静ではいられない状態です。

これまでも様々なピンチを迎えては右往左往しながら、そのピンチをチャンスとばかりに(僕なりに)頑張ってきた。お客様や友人、家族、多くの支えのおかげで何とかふらつきながらもここまでやってきた。

いまこの大ピンチも知恵と工夫で何とか頑張ろうと思っている。多少の痛みは伴うだろう。それでも命あっての物種だ、何とかなるさ!ってね。


そんな折、今年も友人の経営するドラム教室で、その生徒さんによる「ドラム演奏の発表会」が催される。

生徒さん一人ずつ好きな楽曲を1曲、バンド形式で演奏するというものだ。もちろんドラムの生徒さんが主役なのでステージ上で一番目立つ位置に配置、ボーカル、ギター、ベースなどがその脇を固め、演奏のサポートをする。

そのバンド形式のサポートメンバー(ギター)として今年もお声がかかりました(ぱんぱかぱーん!)。

楽曲も既に一部を教えていただいているので今から楽曲理解に努め、生徒さんの演奏に対し、精一杯サポート出来ればと思っています。

一方そのドラム発表会の主催者は僕の親友(ドラムの先生)とその奥さん(スタジオオーナー)なのであるが、今年はやはりコロナウィルスの影響もあり、毎年の運営とは趣が異なるという。そしてそれ以外にもいくつかのネガティブな話も聞いている。

中学時代の同級である僕らは40年以上の付き合いで、あっという間の55才になってしまった。

禍福は糾える縄の如し、お互いいい年で、これからも様々な禍福があることだろう。

バカな僕はこれまで散々迷惑をかけて来たり、そんな僕のことを懲りずに支えてくれたりもした。失うわけにはいかないその彼の支えとなるよう少しでも役に立てればと思っている。

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最後に禍福は糾える縄の如し、鬼滅の刃96話で鬼の一人(妓夫太郎)が自身の人間だった頃を回想し放った一節でもあります。

妹の梅を殺され、絶望のただ中で「どうしてだ? “禍福は糾える縄のごとし”だろ」「 いいことも悪いこともかわるがわる来いよ」

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先日このくだりを急に思い出し、今のこの環境で正しい表現かどうかわからないけれど、きっと乗り越えられると信じて書きおこしてみた次第です。

どうぞお気に留めず(笑)

2020年8月11日火曜日

ギター修理と代ギター

 

5年ほど前に購入したFGN(フジゲン)のストラト(3シングル/SSL-1搭載)

そんな高価な製品ではないけれど、大切に使用している1本です。

そんな大切にしているギターのくせについつい半端に改造をしているものだから、ついに故障してしまいました。。。

故障というよりも元に戻せなくなってしまったという方が正しいか。


・・・まずはオーソドックスにピックアップの交換などはリア・フロントなどを含め数回チェンジ。

電装系に至ってはフロント×センター、センター×リアのハーフトーンのみならず、この組み合わせ時に直列の配列となるようアッセンブリを購入、丸々交換してみたり。

そんな改造を施すうちにポットのガリやピックアップセレクターの不調が気になってきたので、いっちょ修理するかとバラしているうちに、「そもそも元々の出音ってどんなんだっけ?」とついついムラムラとし始めてしまったのです。そこで思い切ってピックアップから電装系含め、外してあったFGNオリジナルの部品を押し入れから引っ張り出し、すべて元通りに付け替えるという作業の開始を始めた次第です(写真がその途中です)。

交換も終わり、チェックしてみれば音は出るし、アースの落としどころも間違っていないはずなのに、ノイズは酷いわ、一定の挙動時に急に音が出なくなったりするわで、わけがわからず脂汗・・・。

迷いに迷ったもののそこは思いたったが吉日をポリシーとしているワタクシ、最終的に以前お世話になったリペア屋さん(浅草のNaked Guiter Worksさん)に緊急持ち込みの上、修理をご依頼させていただきました。(ついでに以前から気になっていた3弦の詰まり音などの解消もご依頼)

結果約2週間の入院となったわけですが、下手の横好きとはいえ、やはりそこはプロにお任せするべきと大いに反省です。


しかし間もなく小規模ライブやら、年末には無観客の配信ライブなど音楽活動が再開している中、ギターを1本しか持ち合わせていない僕としてはこの期間は非常に痛い(他の機材は以前色々と辛いことがあった際に全て売却してしまったため手元には1本もないのです)。

そこで奥様の許可のもと、代車ならぬ「代ギター」としてかの激安ギター:プレイテック/ST250⇒8,000円ちょいのストラトを購入!!

サウンドハウスさんで注文、翌日にはソッコーで納品いただいたため、早速の試し弾き。


あくまで8,000円である。

8,000円の激安ギターに文句を言っちゃいけないし、そのつもりは毛頭ないのだけれど、とはいえネックの部材やフレットの角がネックからほんのすこーし出っ張ってるなど、気になるところは目白押し。

弾けなくはないもののいつか左手をケガしてしまいそう(笑)。

ピックアップもやけに貧相で(気のせいかもね)、、何が原因かはわからぬが、コードを弾けば2弦だけがやけにでっかく聞こえる。手持ちのエフェクターの乗りもイマイチなのでそこは悪いクセ、さっき反省したばかりの改造欲がムラムラと。

待て待て!そこはあくまで「代ギター」。

せっかく覚えたフレーズや僕にとっては難しいピッキングの腕が落ちないよう購入したものなのであるから、愛機FGN君が退院してくるまでこのプレテクさんでガマンしなくちゃです。

アンプを通すと少し不思議な出音だけど、生鳴りだけはやけにでっかいので、改造など余計なことをせず、あくまで練習用として大切に使うとしよう。

2020年8月7日金曜日

不正と慣習

正しくあるべき。

コロナ禍のことや、梅雨明けのこととか、およそ時事に関係のないテーマであることをお許しいただきたい。

そう、正しくあるべき。自分の行いは常に正しくありたいといつも思っている。
時にそんなキレイごとばかりで済まないかもしれないけど僕の心情・信念は常にそのようにある。

政治、経済、国際、様々な場面で不正にまつわるニュースがはびこっている。
不正に手を染めなければならなかった人たちの追い込まれた様は理解出来る(僕も聖人君子ではないので多少身に覚えはある)。
追い込んだ側にも相応の持論はあるのだろう。
しかしよくよく振り返ってみれば不正をしなくてはならない位よほどのことはそうそうないのだ。

一度立ち止まって、そのことをよーく考えてみる。
自分を曲げて、相手の顔色を窺い、不安に駆られながらそんな不正に手を染めるくらいであれば、そこに至った過程をばっさり断ち切った方がよほどいい。

きっとそれが元で失うものもあるかもしれない(それは利益であったり、人間関係だったり、もしくは自身の築いてきた立場かもしれない)。
しかし不正を犯したことで失うものの大きさの方がその何十倍も何百倍も大きいはずだ。
そして何よりも正しくあることで堂々と生きていられると思う。

我々の業界(保険)でも不正は相変わらずある。それが元でその方たちは業界にいられなくなるということもよくあると聞く。
しかしあまりオープンにはならないし、僕もそこまでの地獄耳は持ち合わせてはいない。
それでもこのような不祥事件というものは後を絶たない。
一般的なものでいうなら「代筆、費消、立替、不告知教唆、、、」

確かに誘惑に駆られることもある。それは認めよう。
生命保険のお申込みに際して、お客様の体況によってはわざわざバカ正直に言わなくてもいいかな?と思うこともたしかにある。
しかしそこで踏みとどまれるか否か。

今後お取り組みするお仕事に際し、このような場面に出くわす場面が少なからず起きそうな気がする。
誘惑というよりもそれらを強要~ゴリ押しされそうなそんな予感である。
しかーし!
安心していただきたい。絶対にそんなことを強要されたり、はては恫喝まがいな場面に際しても断固として屈しませんので(笑)。
それがある特定の業界の慣習だとしても“不正行為”には絶対に手を出さないし、染めない。
何ならそんな“とある特定業界”の慣習ごとぶっ潰してくれる!というくらいの強い気持ちでいます。

そう、自分の流儀を曲げて、不正をしてまで守るべきもの、失うものなどないのだから。

当社は法令を遵守いたします!!(笑)

2020年8月3日月曜日

OD-3

BOSSコン=OD-3。
いわゆるオーバードライブである。

1周まわってBOSSに帰ってきました。

初めて買ったペダルは高校生のころ、アイバニーズだったかもしれない。
それ以降はもうひどいもので、BOSSは言うに及ばず、ありとあらゆる国内、国外、様々なエフェクターを購入しては売却を繰り返してきました。
最近では以前の投稿にもあるように国内のエフェクタービルダーさんの製作したものに興味が湧き、一回りお高い金額のものなども購入してみては、イマイチ気にくわずソッコーでメルカリに出品してみたり。。。

正直最近では何が何だかわからなくなってきていたところ、ふと目に留まったこの「OD-3」です。

このBOSSの歪みもので言うなら「OD-1」「BD-2W」「SD-1W」「OD-1X」「OD-200」「ST-2」「MT-2」「JB-2」新旧合わせて8台も持っていた。
改めて書き出してみて、「バカですね~~」と思いました。

そしていよいよBOSSコンの歪みものとしては9台目となるこの「OD-3」を購入してしまったわけです。

これまで「歪み探しの旅」として延々と彷徨ってきたものがこれで落ち着くとは口が裂けても言いませんが(自分を信用できない・笑)、しかし売却する気にはならなそうです。それは間違いない。
今でも手元に長い事置いてあるブースターが2台あり、これは絶対に売らないと決めているのです。
その手放さないリスト・3台目にこのODは認定されました!!!

(使用機材はストラト・3シングル(リアは少し歪むタイプです)。)
・・・ゲイン15時くらいなら思いのほかハードに歪み(パープルくらいなら丁度よい)、そしてゲイン10時位であれば絶妙なクランチに(手元ボリュームを絞ってもクリーンにはなりません)。
プリアンプ(JCM800を模したもの)へのゲインブースターとしても十分戦力になった。
そんな万能選手だったのだ!(いまさらですが)

そして何よりこの黄色が良い。ペダルは見た目も大事。
SD-1の黄色はやや明るい系と思うのだけど、このOD-3は同じ黄色でも少しくすんだ色で落ち着いているのだ。

以上、ペダルへの評価なんて人それぞれ、音楽の種類や、手持ちの機材と組み合わせ次第で評価は様々にはなりますが、もしこのOD-3を前向きに検討している方がいたら、このブログが少しでも参考になればと思いました次第です。

1周まわってBOSSコンの良さに改めて気づいた、そんなお話でした。