そのクリニックさんから埼玉県にある中核病院への紹介状を書いていただき、今すぐに行きなさいとなり、クルマを飛ばして行って参りました。午前11時頃に到着するや否やあれやこれやと検査を行い、結果的に検査が終わったのが17時過ぎ。さらに翌日も翌々日も検査を入れられ、その先は手術になるとのこと。。。
しかしまだ陽も明るい帰りの道すがら、「これでいいのか?」という思いが頭をもたげる。埼玉県の医療機関の方々はみな優しく、親身に応対下さったし、こんな緊急性の高いことに悩む理由はない。しかし「何か違う」という思いが払拭出来なかった。
以前、事務所探しで迷いに迷い、自らを納得させる理由を探しながらムリに契約を進め、失敗したことが頭をよぎる。理屈としては間違っていなかったものの、当時僕の直感は「そこは止めておけ!」と警報が鳴り響いていたのにも関わらずだ。
今回もその時ととても似ていた。直感では何か違うとささやいていた。物理的には決して間違いではなかったし、緊急性も低くない。しかし埼玉県の中核病院で入院手術を行い~今後経過観察のために一定程度の期間お世話になることにどうしても腑に落ちなかったわけです。
理由は様々あると思うのだけど、本当は何よりも家の近くの通い慣れた中核病院でお世話になりたかったのだ。(有名どころのため、なかなか予約が取れずに困っていただけである)それがわがままな僕の本心である。
翌日、はたしてその埼玉県の中核病院にはお詫びと、近所にかかる旨をお伝えさせていただきました。
かつ近所の中核病院でもようやく予約が取れました(でも一週間後)。しかしその間、体調はぐんぐん悪くなり、今も脂汗をかきながら本文をしたためているところ(バカじゃなかろうか)。
いずれにせよ、今回自分自身に言い聞かせたかったのは自分の気持ちにウソはついていけないということだ。どんなに傲慢な振る舞いとなろうとも(もちろん他者を傷つけてはいけない)、自分を誤魔化しあとで後悔する方がよほど自分を含め多くの人にとっての不利益だろう。
家へ帰り、奥様にも理解してもらい、あと数日間、救急車で運ばれないよう気をつけたいと思う今日この頃です。