2023年12月28日木曜日

終わりの在り方について④

2023年もあと数日、体調の悪さは相変わらずだけれど、定期的に各種病院へ通い、おクスリをさぼらず服用し(奥さんにしっかり管理されている)、そしてその奥さまからは色々と健康面のケアをいただいています。この場を借りてアリガトウです。

2023年の僕と言えば昨年末~年初に書いた通り、今までお世話になっていた医療機関からのお仕事が減ったため(これは不可抗力)、その代わりに別の医療機関さんとご縁をいただき、1年間を通じそこそこの軌道には乗ったかなという印象です。

そして東京都の小学校団体さんによる個人情報漏えい補償制度もまあまあの結果が出ました。これは売上云々よりも何よりも、マーケットにとってお役に立てたことがとても良かった点と思います。

さらには毎年のことだけれど、いつもの単位PTAさん対応でもそれなりの成果を得ることが出来ました。

こうして毎年毎年、コツコツと地道に取り組み、少しずつでも関わる皆さんのお役に立てるよう、スタッフさんと共に1年間過ごしてきたと思っています。

そんなわけで終わりの在り方、幕の引き方をここ1~2年考えていたのだけれど、なかなか引くに引けない状況にあり、しかしそんな多くの人から請われている現状には感謝以外の何ものもありません。

見た目や振る舞いは陰キャでモブな僕ですが、中身は実は陽キャな楽観主義者です。
よって現在関わっている方の一部に少しハラスメント気質のある方がいるのですが、そんな方が傲慢で高圧的な態度を示そうが、僕はお構いなしにNOはNOとストレートに言い返します。何ならやっつけたっていいと思っているし、ご縁が切れようがどうしようが知ったこっちゃない(売上に影響しようが何だろうがそんなのどうでもいい、僕にとってのクズ人間とは付き合いたくない)。

そう、僕やスタッフの尊厳を脅かすものには厳然とした態度を示します。その分ストレスは溜まりやすいが、言い返すことで発散しているのでメンタル系は患わないで済んでいるだろうか。

2024年度は終わるどころか、新たに始まることもあるので、ここはいっちょ慎重に、BM問題みたいにならぬようしっかり脇を締めて、そして前のめりな関係者の首には鈴をつけつつ丁寧に進めなくてはならないと思っています。

まだまだ終われそうにありません。

2023年12月17日日曜日

意味がない

とある土曜日。お仕事でお客様(団体契約です)のところにお訪ねをし、保険の説明会をして参りました。
どちらかというと形式的なもので、参加者さんは取りあえずお聞きくださってはいるが、自分ごととして積極的に聞く必要のないものかもしれません。
まあそれはそれでよいのかなとは思っています。

そんな各所での保険説明会において、全体参加者15名前後のうち必ず1人か2人、ネガティブチェックをなさる方がいる。
 ネガティブチェックそのものが悪いというわけではないと思うが、その発言の仕方には責任を持っていただきたいと思うことがある。

ある保険の項目において、その方は理解し難かったのかもしれない。あるいは期待していた答えと異なる回答を受けたため、納得出来なかったのかもしれない。
そしてその方は公然と「それでは意味がない」と発言された。

意味がない。

その方におけるこの言葉の真意は恐らくこうだ。
「自らが期待していた性能と異なる能力しか発揮出来ないものは全て“意味がない”」と。
例えるなら、〈電子レンジを購入しようとしたが、その電子レンジにはオーブントースターとしての機能がなかったから、電子レンジとしては“意味がない”。〉

こんな感じである。私としてはその電子レンジにオーブントースターの機能がなかったことにはお詫び申し上げるが、その電子レンジそのものを意味がないとして全否定、断罪されるのはちょっと違うと思うのである。
ならばその他のオーブントースター機能付き電子レンジを検討されるがよろしい。

今回、電子レンジの説明会ではないので少し話が逸れたが、公然の場で「意味がない」と非難めいたことを言われた私は当然黙っているわけもなく(このあたりが大人気ないとは思うが)、『意味がないと仰るならばご契約いただかなくてよろしい、よくよく皆さんで改めてご検討くださいませ』と強めに言う。
その場が少し凍りついた空気となった。

司会の方が慌ててその場を収めようと他の質問に切り替え、話を整理して下さった。

こちとら売られたケンカは買うんだよ!といった体でその場を引き上げる。
帰りしなに団体の責任者の方が出口付近まで追いかけてきてフォローくださり、こちらも御礼とお詫びをかね丁寧にご挨拶させていただきました。

最近、議論ではなく、一方的なネガティブな意見や、会話や作成物に対し全否定をされる方に少し熱くなる傾向がある。
これはもしかして日頃のストレスがかなりたまっているのではないだろうか。
休息が必要かとおもう今日この頃です。
皆さんもどうかご自愛くださいませ。

2023年12月13日水曜日

敵対

右端でギターを担いでいるのが、そう私です。
 毎年、友人が企画する音楽イベントのサポートメンバーとして両国のサンライズさんという箱でギターを弾かせていただいています。今年は11/26(日)に開催されました。

そんなわけでこの絶叫ブログ4も実はver.4なわけでして、来年で還暦を迎えようとしている僕としてはこんなふざけたブログはそろそろ終わりにしようかしらんと思っています。そしてver.5として再開するんだろうけどね。

何故かといいますと、2024年度は本業の保険代理店としてのお仕事として、大変しびれる局面が訪れようとしているからなのです。
一昔前の僕ならばきっと「ワクワクすっぞー!」と言っているところなのでしょうけれど、実はそうでもない。

どちらかというと憂鬱である。

その理由はあまりに広範囲に及ぶため詳しくは書けないけれど、毎日毎日、その仕事のことや関わる人たちのことが脳裏に浮かんでは消え、そして妄想に妄想を重ねることで睡眠不足のストレス過多でアタマがおかしくなりそうである。
<ここまではネガティブです>

一方、今回のこのお仕事のために新たにスタッフさんを増員予定です。しかし誰でも良いというものではない為、現在他の代理店さんに所属している、僕が信頼を置いている方をお誘い中です。
そんなヘッドハンティング的なことをするなど、いつの間にやら偉くなったものだな・・・とふと感慨に浸ったりして(もちろん先様の代理店さんにはきちんと仁義を切る予定です)。

そんなことを考えつつ、ふと大昔の保険募集人として駆け出しのころを思いだした。
23才~25才頃、東京海上の研修生として僕は日々の営業として、友人・知人のところに行くか、飛び込み営業するか、チラシ配りか、、、しかしその過ごす時間の大半は同じ保険募集人の悪い仲間達(といっても全員30才~40才くらいの年上ばかり)と毎日遊んでいるか、悪い遊びに誘われるか。。。
人脈も経済力の何も持たざる僕としては、損害保険で成果を挙げることなど到底不可能な、そんなひどい時代だったのです。

それが今回のお仕事を目の前にして、ぶつぶつ文句を垂れるとは良いご身分だと気付かされました。初心忘れるべからず、なんて月並みな表現ではあるけれど、そんなひどい時代を過ごした身としては、感謝こそすれ非難などもってのほかである。

しかし今回のお仕事では敵対したくはない方々と、図らずも敵対してしまう状況になるかもしれない。本当は連携出来れば一番だったのだけれど、それはあまりにムシがよく、そしてあまりに問題が複雑で当事者間で話合えば良いというものでもない。政治的な解決ももしかしてあったかもしれないが、それもあちらを立てればこちらが立たず。。。現状では恐らく難しいだろう。来るところまで来てしまったという状況ではないだろうか。

今後この仕事を継続出来るのか、または降りることになるのか、はたまた“降ろされることになるのか”、現状ではわからない。しかしお客様に罪はない、関わる以上はプロとして最後まで全うするつもりである。

徳をもって治めるが王道。
武をもって治めるが覇道。
覇道は王道に及ばぬもの。

関わる多くの当事者達が本文を読むことがあれば、くれぐれも自分たちが正義の使者で、相対する側が諸悪と思わないこと。対立軸として他者を貶めようとしないことが肝要だと思っている。
そう、それはそれぞれの品位や品格を損なうことだから。

お互い粛々と良い商品を提供し、マーケットのために尽くすべきが王道に思う。