2021年6月17日木曜日

コロナワクチン・大規模接種センター

備忘録的に。

何を隠そう僕は基礎疾患持ちなため、ほぼ毎月あちこちの病院に通院しています。それもこれも若き日の不摂生が原因によるポンコツなわけです(誤解のないよう、病院通いの方を悪く言ってるわけではないですからね)。

そのおかげと言っては何ですが、随分以前に自治体からは「コロナワクチンの接種券」をいただけていました。

今回、報道でもあります通り、65才以下の接種券を持っている人であれば、6/17(木)より大手町の自衛隊・大規模接種センターにてワクチンを打ってもらえるとなったわけです。

 僕は元々接種してもらいたい派でしたので、かかりつけ医や、または周囲の医療関係者の友人などにお頼みしようかどうしようか、、なんてウズウズしていましたが、でもみんな忙しいから迷惑をかけないよう大人しくしていたわけで。

それが公式にこうして接種してもらえるとのこと、それも予約が埋まらなくて困ってるなんてことであれば大手を振ってお願いしちゃおうと。こういう時だけ仕事が早いのでソッコーで予約をし、本日10時に大手町まで行って参りました。

大手町といえば、30余年前に僕が東京海上に代理店研修生として入社後、2カ月間にわたり研修を受けた本社が聳え立つ地であります(正確には東京駅前だけど、まあ似たようなもんでしょ)。

早速同地に着くや、入口付近では多くの報道陣が。インタビューとかされちゃうのかしらん、などと横目でチラチラ窺うものの、キャメラマンもインタビューアーも僕の方なんか見向きもしない。。。まあいいもんネ。

予約時はA、B、C、Dという枠ごとの予約だったのためゲートでも分かれているのかな?と思ったけど、そんなのは一切関係なく、入口から多くのスタッフさんが積極的に誘導下さり、まず迷うことなく、それどころか空いている列や窓口に引っ張って行ってくれる勢いであれよあれよという間に、Dr.の予診と看護師さんの接種、2回目の予約と待機時間とで、気が付けばわずか30分の間にすべてのことが終了。

この管理体制はさすがに自衛隊。カンペキなまでの統率が取られており、それぞれのスタッフさんが1人に1つずつのミッションが与えられているようで、混乱など微塵もないほどでした。

以上出口へ向かい、雨の降りそうな雲行きだったので急ぎ駅へ向かったのですが、やはり副反応というほどではないと思うけど、少し頭が重く倦怠感は感じていました。それも事務所へ戻って2時間ほどゆっくりしているうちに治まったので事なきを得た次第です。

2回目の接種が終わるまで、そして抗体が出来るまでに数日を要するとのこと、それでも多少は感染リスクは軽減するだろうし、重症化リスクも減るのでしょう。自分自身はもちろんだけど、周囲や医療従事者の方への負荷を減らすことの出来る一因になれればと思っています。(ちなみにワクチンを打たない方はそれはそれで個人的な思いや考えがあるでしょうから、強制等するものではないことを申し添えます)

2021年6月16日水曜日

強欲

 

どんな仕事でもそうかもしれませんが、特に保険のお仕事をしていると、お金にまつわることが少なくない為、人の本質が見え隠れすることがある。

お金に執着することは決して悪いことではないし否定しない。生活のためには必要だもんね。

そう、保険金のお支払い時にまつわるお話しです。

残念ながらお客様より強欲ともいえるその様が、笑顔の隙間からついつい垣間見えるたび、、、それどころか上あごを突き出し喚き散らされた日には驚くというよりも正直ゲンナリしてしまう。数日(あるいは数週間)はこれらの事に悩まされ夢見が悪くなるほどだ。

ちょっと欲をかくくらいなら可愛いものだ。僕の顔色を窺いながら「何か良い方法はないかな・・エヘッ」なんて程度なら僕も約款の隅から隅まで、法令の範囲で色々考えてみる(決して変なことはしないヨ)。

それが時々「何とかなるよな!」「えっ、なんでこんなに少ないんだヨ!」「知り合いは出るって言ったゾ!」などなどなど。。。

気持ちはわからないまでも、やはりこちらも人間。お客様は神様じゃあない。

高圧的な態度でその強欲ぶりを見せつけられる度にホントに心身がやられる。痩せる思いとはこのことだ(痩せないけど)。それとこういう人たちに限ってだいたい自分自身が法律だという意識の強い人が多いと感じている。

自分の見たいものしか見ないタイプだ。

僕の処世術としてこの手の輩と遭遇してしまった場合は、、、、あきらめる(笑)。

経験則としてまともにやり合ってもかなわないのだ。適切な対応によって納得してくれればベストだけど、そもそもそんなんで納得するような人なら最初からこんなに困ったりしない。聞く耳をもたないのだ。であればこちらも理論武装の上、論破するとか、やり込めてやるとか、色々考えるけどこの手の人たちは同じ土俵に立つ気がないのだからムリなんだね。

結果何とか嵐が通り過ぎるのを待つ。そして何よりこの手の人たちのせいで自分自身のメンタルがやられないようにすること。さらには自分自身を責めない事。

そんな強欲ぶりや無知を他者に見せるたび、周囲の人は離れていってしまうと思うのだけど、そんなことにも気づかないのだろうかといつも思う。

僕なんか元々欠陥だらけの人間だから決して偉そうなことを言えた義理はないが、でもこんなことがある度に出来るだけ周囲の人たちには優しく接していたいと強く思う。

こんな世知辛い世の中だからこそ、周囲への配慮と多様性を理解し、ムリせずに参りましょう。

2021年6月1日火曜日

organic sounds "ares"


 6月。学生の頃は祝日のない月であった為(今もか)、長く辛い月という印象です。さらには梅雨の為、ジメジメとした日々は汗かきの僕としてはとても過ごしにくい月でもある。

そんなネガティヴな印象の月ではありますが、お仕事的には年間の中でも1,2を争うほどの忙しい月でもあります。

プライベートでも6月は色々あるのです。緊急事態宣言中だからおとなしくしてなきゃいけないけれど、感染対策を万全にしたうえで、基本方針を遵守し様々な活動を並行して行ってゆく所存です。

というわけで、久しぶりの機材バカぶりをご披露します。

2021年に入り、相変わらず音楽機材への興味や愛情は尽きることなく、ネット・Twitter・YouTubeなどで情報を仕入れては機材を試しています。(もちろん手持ちの機材との相性もあるので、あまりピンと来なかったものは値段が下がらぬうちにさっさと人様へお譲りをしています)。

そんな中、ヴィンテージ機材の復刻などで著名なorganic soundsさんより1年ほど前にリリースされた「organic drive "ares"」を購入いたしました。

いわゆるオーバードライブです。

このオーバードライブという代物は、世界中でそれこそ星の数ほどあるエフェクターの一つなのですが、この“ares”、何よりこの見た目がよい。ずっしりとした重みと、無骨でマットな質感を纏う筐体。そう、音楽機材は見た目も大事。所有欲をそそられるか否かも重要なのです。(どんなに音が良くても見た目がBADだと演奏する気も半減・・・)

一方出音はどうか。

正直、汎用性が高いとは言いにくい。演奏するジャンルにもよるが、歪み具合としてはゲインマックスでも軽めのロックがいいところか。

そして歪みの質感は割とファットな感じで、悪く言えばブーミーな要素が付きまとう。ブリブリしています。シルキーな歪みではない、見た目同様無骨な歪み方という印象。

しかしローゲイン、またはゲイン12時くらいまでのクランチであれば絶妙です。そのギターやアンプの特性に忠実な歪みを醸し出してくれる印象(表現がヘタでゴメン)。

いずれにせよハードロック中心の私では手に余るかと思いましたが、単体では微妙でも前段にゲインブースターかませればかなりの良き音に変貌しました。もちろんどんなブースターでも良いというものではないけれど、私の場合はOD-3/BOSSをゲインブースターとする策は大変良かったです。

さらに機材バカはその前段(いわゆる先頭)にFUZZFACEをかませても絶品でした。すなわち[amp←ares←OD-3←FUZZ←guiter]という漢の直列です。

そして何より特筆すべきことがもう一つ。この3段の歪みを同時ONにしてもストラトシングルでノイズがほとんど出ない点にはビックリしました(爆音にしたらわからないし、サーッという多少のノイズは乗るけど)。

というわけであれこれ試してみた「ares君」しばらくは気に入って使いたいと思わせる見た目と出音でした。