2022年12月22日木曜日

終わりの在り方について②

もう年末。こわい、年が明けてしまう。。。
また年が明ければ怒涛の1年が始まってしまう、、、とネガティヴになっている毎日寒い今日この頃。

左写真は水神小学校。先日仕事で亀戸へ行った際、久々僕の卒業校の前を通りました(三毛猫がいました)。中村君、篠崎君に秋山君。亀戸中央通り付近にあるそれぞれの家々の前を通ってみる。といってももう住んでいるようには思えない。50年も前の家並みは当然別の建物/ご家庭やお店に置き換わっていました。(だから個人情報漏えいには当たらぬ、いい加減にしてくれ・笑)

さらにさらに亀戸より立花方面へ歩を進めれば江東区立第二亀戸中学校。ここも僕の卒業校。あとで“二亀中卒”の同級生友人に、かつての思い出のかけらも残っていない学校の様子をLINEで送っておきました(そりゃ40年以上も経てば変わるに決まっている)。


さて少し前に仕事を含めた人生の幕の引き方について書きました、その第2弾です。といっても大したこと書かないけど。

あと1年で終了するそこそこ大きなお仕事があり、それらも含め自身のポテンシャルも踏まえれば、当然ソフトランディングするべく今から心構えや体制整備だけはしておいた方が良い。ということでスタッフ君と様々これからの在り方について協議。ゆっくり先々を見据えた準備をしていたところ、失うものもあれば得るものもあり。

最近では脱力を旨としている私、良く言えば自然体。悪く言えばだらしなく日々を過ごしています。そんなだらしのない僕を叱咤するかごとく、失う仕事の代わりに新たな局面を迎えようとしているお仕事(になるかどうかはわからない)がやって参りそうです。

保険代理店業を40年近くしてきました私、ある時医療業界の方々と縁を得ることで、5年ほど前に「株式会社インターフィールド」という別会社を興し、医療事務的なお仕事にてそれなりの事業活動も致しております。(Kさん、元気にしてるかな。骨折はもうダイジョブだろうか。ダイジョブじゃないね。きっと)
その会社では主に私以外のスタッフさんの活躍にて運営をしていますが、今回は神奈川県を拠点とした医療グループさんよりお話しを頂戴し、果たしてお役に立てるかどうかわかりませんが、まずはお話しを聞かせていただきます、といったところです。

こういうことをきっとチャンスというのでしょう。場合によってはスルーも出来るのでしょうけど、こればかりは性分、取りあえずはやってみないと始まらないし、やらずに後悔するのが一番キライ。それにせっかくお話をいただいた方からご信頼をいただいているからこその件だ。やってみてから考えよう。
というわけで、こんなご時世、新たなお仕事をいただける機会なんてとても有難い。我々のスキルでお役に立てればいいし、その医療グループの皆さんのお役に少しでも寄与出来ればとてもうれしいですね。

なので幕引きを考えるどころか、まだまだ頑張らなければいけない局面を迎えたわけです。あと2年で60才。毎日疲れてヘトヘトになってしまうけど、ムリせず脱力しつつも、頭脳だけはフル回転、スイッチ入れてもう少し頑張ってみることにしよう。と思っています。

2022年12月10日土曜日

プロとして(折れない)

先日、義理の母(82)が自宅内での転倒で骨折してしまいました。
日曜日の朝一に義父より妻に連絡があり、急ぎ家内と二人、実家に向かいました。幸い医療人のプロ・看護師でもある家内がテキパキと事後処理を整え、最終的に入院することで落ち着きました。
しかし疲れて帰ってきた家内がションボリしているのでどうしたかと見てみれば、家内が大事にしている「Switch_Light」の左スティックが折れてしまったとのこと。
「(あちこちでポキポキと折れるな~)」と内心つまらないことを考えたりして。。。
とりあえずスティックを交換してあげればいいかと、元電気屋の息子たる私、機材系の修理や改造はお手のもの。ささっと分解している途中で思わずやってしまった。。。
電源周りを司るフレキシブルケーブルを基板の接地面から折ってしまったのです(また折った。。)。
あれこれと善後策を考え、翌日秋葉原の○○修理王に持ち込み相談したものの、保証はしかねるとのツレないお返事。ここらで僕の心も折れかけたものの「やはり一番良きはプロにお任せすることか」と一念発起の判断(だって2週間近くかかるからめんどくさいんだもん)。任天堂さんの公式修理にお預けすることと致しました(京都で入院)。
結果、義母もスイッチライト君も入院となってしまった。。。

日頃、損害保険代理店として奮闘している毎日です。プロとして真のサービスを提供するべく頑張っています(評価は様々とは思いますがそのつもり満々です)。
先日はあまりに不勉強で怠慢な方にはその方の将来を思い(多少傲慢とは思うが)ご自身も勉強するようプロとして適切に導くよう気を付けたり(持論としてお客様に敬意は払い、お役に立てるよう全力ではありますが、しかし「お客様は神様です!(古い)」なんて思ってはいない)。

実はまだ公式発表出来る段階ではないのですが、プロとして当社が得意とさせていただいているマーケットにおいてお役に立てるよう間もなくご案内出来ることがあります(匂わせ・笑)。
冴えない東京海上時代から、夢をもち代理店同士で合併したもののあえなく倒産してしまった会社。師事していた方の逝去により退職した会社。
35余年にわたりしがみついてきた保険屋稼業、ここに至るまでご支援いただき導いて下さった多くの皆さんの存在。20年前より温めてきた人脈。そして当社を応援してくださる現在の保険会社の面々。
プライベートでは物理的にポキポキ折れまくっていますが、しかしここまで心は折れずにやってきた。
もう少し、あと少しでこだわりのお仕事に手が届く、ここからは謙虚に、肩の力を抜いて吉報を待つことにしよう。

2022年10月23日日曜日

大腸カメラ


CFといえば、センターフォワード、ではない。

大腸の内視鏡、すなわち大腸カメラのことです。

前日または当日に腸の中を洗浄し(要は水溶性の下剤的なものを飲みまくり、便を出し切る)、そしてお尻からカメラを挿入、カラになった腸の中の病変を見つけるという方法のこと(みんな知ってるか)。

3月に1回、9月に1回。ついでにいえば去年の12月にも似たようなことをしたので、もうしばらくはご遠慮したいという心持ちなのです。幸い結果は“悪くなかった”ので、一安心ではありますが、何がイヤかってこの水溶性の下剤。

梅味のポカリみたいなものなのだけど、合計で約2リットル近くの量を2~3時間で飲まねばならない。それこそ地獄の苦しみである。途中この梅味に辟易としてきて吐きそうになるし、その目的でもあり腸をからっぽにするために訪れる激しい便意(下痢てす)も加えると大忙しの大わらわ。

便の色が無色透明になればやめて良いのだけど、これがなかなかキレイにならない。とはいえカメラの時間は決まっているので取りあえず梅味の下剤の摂取は終了し、病院へ向かう。(途中便意を催さないか心中穏やかでなく、万一失禁してしまった日には目もあてられない)

ひとまず病院へ到着すると、受付をし、着替えをし、痛み止めの点滴を打ってもらうなど慌ただしく準備をし、いよいよその処置をしていただくわけなのだけど。。。

これがとにかく痛い。。。普通の人(健常者の方)はほとんど痛くないらしいのだけど、僕は腸に疾患があるため、カメラが腸の中を動き回る度に七転八倒。とはいっても、お尻にカメラが入ってるので身動きが取れず、ひたすら「うーっ」てうめきながらガマンするしかない。

恐らく処置は10分位のものだとは思うけど、痛み止めの点滴でぼーっとしているくせに、それを抑えられないほどの激痛なので無限の長さと思うほど。

そんなこんなで終わってみれば、早く家に帰って何か美味しいものでも食べちゃおうとウキウキしつつ、まずは口の中の梅味をかき消すために病院内のコーヒーで一息つくのです。


しかし残念ながら来年3月にまたまた大腸カメラを受けることになりました。。。

でも何より健康第一、皆さんも一度は大腸カメラで確認してもらうと良いと思います!


 

2022年8月30日火曜日

行きつけのお店

はじめての飲食店に入るのがニガテです。

はい、これはいい年してなかなか治らない。ラーメン屋さん、中華料理店、とんかつ屋さん、定食屋さん、焼き肉店。。。。

お店に入るや否や、頑固な店主がジロリと睨み、「へいらっしゃい・・・。お客さん、、、初めてかい?」なんて言われ、不愛想に水をどん!とテーブルへ置かれ。。。なんて絵を想像してしまう。いつの時代だろうと思う、何のトラウマか・笑

したがって“行きつけの店”というものにモーレツなあこがれがある。「いらっしゃい、毎度!!いつものでいいかい!?」なんて笑顔で言われてみたい。言われたら言われたで恥ずかしいけど。他のものが食べたいときには困るよね。

そんな“初めてのお店に入りにくい症”の私が先日近所をぶらぶら歩いていたところ、路上に置かれた木で出来ているおしゃれ逆V字型のメニュー表が佇んでいるお店の前に通りかかった。
横目でチラリと見てみると「シフォンケーキ屋」さんとのこと。。。間口はそれこそ狭々で、人ひとりが入れる程度の小さいお店。でもそれがなおさらに興味をひいてしまい、“初めてのお店に入りにくい症”が発症する前に、そう色々なことを気にしだす前に勇気を出して飛び込んでみた。

お店に入ってすぐ目の前にかわいい小さな3段くらいのガラスのショーケース。右横には小さなお菓子類(よく見る余裕はない)、左横のガラス窓の奥のスペースには、シフォンケーキの素となる材料を一心にコネコネしている女性店員さん。そして改めて正面には接客をする女性店員さんが「いらしゃいませ」とやさしく声をかけてくださった。でも店員さんと目が合う前にソッコーで注文するものを決める(考えている間が恥ずかしいのだ)。

「こ、この、シ、シフォンケーキサンドを4コ、く、ください」とドキドキで発注。そしてこともあろうか、お店の女性に「こ、このお店はい、いつ出来たんですか?」と地元感を出した質問をしてみる(わざとらしい)。
『はい!5月末にオープンしたんですヨ!!』と教えてくださった。実は答えなんかはどうでもよくて、お店の人とコミュニケーションが取りたかったのだ。というわけでとにもかくにも、初めてのお店に一人で勇気を出して入って買い物をしたのだ、特にシフォンケーキ屋さんというのがいい。うむ!

それに味をしめた僕はまたその2週間後にブラブラとそのお店に寄ってみる。2度目だからもう大丈夫。こうして僕の中ではこのシフォンケーキ屋さんが行きつけのお店のひとつとなったのである。

次回はもうひとつ気になっている近所に出来たハンバーガー店「喰快(くうかい)」さんだ。毎回お店の前を通るものの、勇気を出せずに入れない。いい年してちゃんとしようと思う今日この頃です。


2022年7月27日水曜日

ひまわり生命について


経営判断とはいっても相変わらず情けない。。。
元々損害保険出身ということもあり、損害保険におけることは一本筋が通っていると自負しているのだが、こと生命保険の分野になると判断が少し甘くなる。

再独立後(15年が経ちました)、これまで生命保険の代理店登録はアフラックに始まり、ニッセイ、三井住友あいおい生命、SOMPOひまわり生命と4社もの保険会社と代理店委託契約を行ってきました。
アフラック以外はビジネス上において、特に政治的な意味で代理店登録が必要と判断したからなのだけど、でもやはり保険代理店業として自身の哲学に一本筋が通っていなかっただろうか。アフラックを除く3社とはこれにて縁を手放すこととなりました。

そう直近ではSOMPOひまわり生命社と2022年8月末をもって代理店委託契約を終了するべく通知をしたばかりのところです。

簡単に聞こえるかもしれないけれど、それぞれの会社には大切なお客様のご契約があった為、やはりお客様にはきちんとした説明が必要だし、後ろ髪をひかれる思いでした。この場で細々とした説明は控えるけどね(複雑だから)。

結局当社で委託契約が残ったのは損保代理店からの悪評高き、かのアフラックだけとなりました(笑)。別にアフラックが悪いわけではないけれど、とにかくコンプラ感度が神経質なほど過敏で過剰なほどに、、、、重い。ある代理店さんからも「あんまりうるさいものだからアフラックはヤメたよ~」などとお聞きすることも。

一方であるアフラックの社員さんからは「アフラックの代理店であるということは、それほどまでにハードルの高い各種基準を満たしているということなのだから、それは自信をもっていただいてヨイですよ!」などという始末。いずれにせよそんなコンプラ感度や体制整備に関する練度を求められている生命保険会社との委託契約を残してしまいました。。。

そこはそれ、そこまでいうなら「最強のアフラック代理店になってやんよ!(ゴゴゴ!)」と少年ジャンプ風に燃え上がってみたところです(笑)。
というわけで、生命保険会社との委託契約(取引)はアフラックを最初で最後とし、2度と他社生命保険会社さんの商品を取り扱いを行うことはヤメにしよう。
かように思いました次第です。関係各位さま、ホントにスミマセンでした(別に悪さしてるわけじゃないが)。

2022年6月23日木曜日

終わりの在り方について①

先日発生した草加の建材店での火災。ウチの事務所から黒煙がはっきりと見えました。建材店の方やその周囲の皆さんが大事に至らないことをお祈りするばかりです。

さて昨年末頃より僕の持病ともいうべき疾患の様子が少し気になりまして、健康診断から始まり、再検査、専門医での診療や精密検査、そしてしまいには紹介状までいただき近所に出来ました東京女子医大(江北医療センター)さんにまで診療に向かう始末となりました。約半年間、かなりドタバタしていましたが、幸い大事に至らずに今を迎えることが出来ました。

おかげで4月に予定していたライブへの出演はキャンセルせざるを得ず、メンバーやライブハウスさんには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。。。(代わりに7月末に再度開催される別イベントに出演することとなりました。ガンバロー)

それはともかく、半年もの間体調そのものは悪くはなかったものの、検査漬けの日々の中でいつ何時窮地に陥るとも限らなかったわけで、おかげで色々と考える良い機会にはなりました。

またまたマンガの話になりまして恐縮ですが、「ファブル」というプロの殺し屋が殺し屋を1年間休業する間に起こる様々な出来事をアングラな目線で描写しつつ、ときに面白おかしく表現している名作です(映画化もされているようですね)。

そんなプロの殺し屋さんがふとつぶやく、「ふつうに慣れた連中は今日と同じ明日がくるのが退屈らしいが、俺達は明日のありがたさを知っている。仕事をし、得た金で飯を食い、また明日の事を思い夜に眠る。俺達には天国だ。。。」

その通り。(そこそこ)健康に今この時を過ごせること。明日が来るかもわからない中で今日という日を大事に生きること。僕は“まだ”というか、“もう”というか今年で58才になります。そしてこの検査漬けの半年間、窮地に陥るかもしれない中で“終わりの在り方”について考えるようになりました。それは家庭のことや仕事のことや音楽活動のこと。それこそ様々です。

その中でも特に仕事のことは切実で(経済的にもね)、多くのお客様やスタッフさんのおかげで成り立っているこの会社をどうするか。個人的には正直しがみつくつもりなく、またこの会社を何が何でも世に存続させるという考えも今は、、、、ない。誤解のなきように言えばこの会社を存続させるべくより良い方法があればそれは勿論ベストだし(後継するなど)、それがベストでなければ他社さんと合併するか、はたまた閉鎖するか。それはスタッフさんとともに考えながらベストな方法を模索しつつ、あくまでも柔軟に対処してゆきたいという意味です。

終わりの在り方について、僕が65才になるまでの約7年間、少しずつ考えてゆこうと思ったことを表明しました次第です。

健康第一、その日1日を大事に生きよう。

2022年5月25日水曜日

恥を忍んで(東京地裁からの手紙)


恥をしのんでご報告。

季節は暖かいを通り越して日中はすっかり暑くなりました5月も下旬。

日中所用にて近所を自転車で移動していましたら、家内より連絡。。。

写真付きのメッセージ。

その写真には「東京地方裁判所・民事第八部」からの親展と書かれた茶封筒。

正直かなりぎょっとしました。今のところ後ろ暗いことも、よからぬこともしていないつもり。あれのことかな?これのことかな?などと疑われることも正直、、、ない(潔白である!)。

でもかなり焦って親展と書かれているとはいえ、家内に中身を見てもらったところ、

【過料決定】「会社を興してから10年以上経過しているにも関わらず、役員の選任手続きをずっとサボってたネ。あなたにペナ10万円を架します!!!」ということが難しい言語で書かれていた。

ん、なんのこと?と思いつつ、知り合いを通して司法書士さんにご相談。会社経営をしているとはいっても、起業したときはほぼ人任せ(立ち上げ時の共同経営者たちに詳しいのがいたため)。

ここまで損害保険代理店業としての地位確立と、たまたま流れに乗ってしまった医療事務代行業務の運営に必死でこういったことに無頓着でした。

司法書士さん曰く、「いやこういうことよくあるんですよネ」と優しく気遣われてしまう始末(そんなにないでしょ、他の会社経営者さんはきっときちんとしてるはず)。。。急いで役員の再登記手続きなどを行っているところです(放置しているとみなし解散として、会社なくなっちゃうらしいから)。

でもこんな恥ずかしいこと滅多にないのだろうけど、同じような目に遭う方の助けになればと恥を忍んでお知らせしました次第です。「起業したら最長でも10年以内に役員の選任手続きを届けなければならない、ホントは2年単位」とか?

何よりも東京地裁からのお手紙がそのような内容であったことに内心ほっとした。もっと物騒なことだったらシャレになりませんもの・笑

2022年4月23日土曜日

脱力

写真はかの足立区・竹の塚駅/開かずの踏切が高架化により開通した様子です。開通初日にどんな様子か見てまいりましたが、踏切がなくなったことでかえって空虚な雰囲気を醸し出していました。でもこの通り沿いを通行するのは楽になりますね。

 そんなわけでまた1ヵ月ぶりの更新ということで、さすがに4月の年度替わりは毎年のこととはいえドタバタしてしまい、落ちつきのない毎日でした。

そんな忙しい折、何を隠そう体調不良により3月末に入院をしてしまい、幸い大事には至らなかったものの、焦りに焦ってしまいました。

そんな中で習得したことがひとつ、その名も「脱力」。

今さらではあるけれど、僕に欠けていたものの一つと思われます。というよりも元々は脱力しているタイプだったのだけど(というよりボンヤリさんに近いか)、社会人となり起業をしてみるなり、山あり谷ありの中でいつの間にか常に気張って、緊張して、怒りと哀しみと抱え(演歌みたいな)、、、、。怒涛のような精神状態でいることが常でした。目標を達成するためには石に噛り付いてでもやるんだ!という。

でもそれは本来の僕の姿ではなく、元々は人から道を聞かれやすかったり、女性から人畜無害と言われたり、一家に一台いると便利な人と言われたり、そんな呑気なタイプだったのが、いつの間にか失われていたそんな性格・本来の自分を取り戻しつつあるという感じです。

『脱力中のわたし(30代前半頃)』

きっかけは今年度から来年度の目標設定を高めに設定したところ、やる気が満々過ぎて(今も目標に変わりはないが)、あまりに気張り過ぎてなかなかうまくいかず、もう知らん!と放り出したところ、それらが急転~物事が好転しだしたという、いわゆるたまたま偶然な成り行きだったのだけど、しかし肩の力を抜いて、深呼吸して落ち着いてものごとを眺めてみたり、または直感に従ってムリをせず成り行きに任せてみたりすると、自然にことが運ぶことに気づいた次第です。

自分一人では何もできないし、そもそも相手がいることがほとんどであり、それぞれに都合があるのだから思い通りに物事が運ぶわけがない。

またまたアニメ・マンガの話になってお恥ずかしいのですが、大好きな作品である「オッドタクシー」の中のコンビ芸人:ホモサピエンスの馬場クン。その馬場クンの彼女たるアイドル・二階堂さんが作中で彼のことをこう評した「負けず嫌いの私を彼は生き様で許容した。負けてもいい、もちろん勝てもいい。すべてどうでもいいことじゃないか。そう思えた」

果てしない努力や額に汗して奮闘することを否定するわけではない、石に噛り付いてでも達成したいこともある。それと脱力という言葉は矛盾している気もするけれど、それらをすべて同時に発現すること。自然に生きる、肩の力を抜いて脱力した状態でいるということが大事と気付いた。

この脱力を意識していると、自分にも周囲にもより良いことが起きてくると最近感じています(と同時に感情に任せて余計なことをしなくて済むので、周囲と軋轢を生まないという風に感じる)。

なかなか言葉にするのは難しい感覚なのだけど、また一歩人間として成長した気がしないでもないですし、そうありたいと思います・笑

以上近況報告おわり。

2022年3月24日木曜日

友人・K


社会人となってから、それも40才を過ぎてから仲良くなった友人がいる。「友人・K」その人だ。

彼とはお互いが社会に出て、様々なことに揉まれ疲弊しきった頃、とある医療機関において異なる立場で出会うこととなった。僕は保険屋、彼は看護師見習いだった。

ウマが合うというのはあるもので、価値感やものの考え方などが概ね一致し共感できた。もちろんお互いにとって譲れぬ思いや考えというのはあるので、そこはお互いに理解し合いながら尊重をするその距離感も絶妙だった。

その彼が現在苦境に立たされている。詳細は割愛するが、朝方4時頃、暑くもないのに汗びっしょりになって目を覚ましてしまうという。それがここ数日、数週間続いているというのだ。僕にも覚えがある、・・・今日は僕のことはやめておこう。

とにかくも彼のメンタル面がとても心配である。人一倍責任感の強い彼のこと、なかなかそうはいかないが、一刻も早く彼の尊厳を傷つけるものから遠ざけてあげねばならない。体調を崩してまで、尊厳を傷つけられてまでこだわって続けなければならない事など何もない。命あっての物種だ。

次のステップに向けて何か手伝ってあげることが出来ればいい。それは体面など気にすることない、恥ずかしいことなど何もないと、背中を押してあげることと今は思っている。

2022年2月23日水曜日

デイジィ本店(パン屋さんのこと)

 

今日は祝日・天皇誕生日、お仕事はいったんお休みにて。

さて家内は医療従事者ゆえ、祝日も関係なくお仕事へ出かけ、一人何をしようかと思案。

ここのところすっかりサボり気味な運動をしようと、昨夏に健康のためと購入したチャリにて午前中は近所へお出かけしてみました。最低1時間は走ろうと決め、近所とはいっても区内はやはり人もクルマも多いし道もごちゃごちゃと狭い。したがってここは比較的道幅も広い川口方面へと、「花の枝橋」を越えひたすらまっすぐに走ってみる。

そこでふと右手に目に留まったのが、かわいい店舗にポップな外観「デイジィ本店」。

埼玉県川口市を中心に10店舗以上を構える老舗のおいしいパン屋さんである。以前数回家内と訪れたことがあるのだが、地元でさすがの人気店ゆえいつも混んでいる。でも今日はまだ時間も早いし、それほど混んでいなさそうなのであとで寄ってみようと心に決める。

きっとおいしいパンを買って帰れば家族にもお喜びいただけるだろう、なんて打算もあったりして・笑

学生時代、僕はサンジェルマンというパン屋さんでながーいことアルバイトをしていた。将来パン屋さんになりたかったのだが、その夢は今のところ適わずにいる。しかし相変わらずインストア系のパン屋さんがあれば必ずと言っていいほど買ってしまうのだ。

祝日の今日、ダイエットと血糖値減少のために自転車で出かけたのに、結局パンを買ってきちゃカロリー的にもNGだと思いつつ、その誘惑には結局勝てなかった。

「20世紀少年」という大好きな浦沢直樹さんの漫画で、登場人物のマルオが息子とダイエット目的でウォーキングで出かけたのに、帰り道にラーメン食べちゃうのと同じ理屈だ。

まあまあ人生は短い。人生は残酷なのだから(「進撃の巨人」をご参照あれ)今のこの美しき世界で、大切な時間を好きな事をして過ごすこともアリでしょう(と言い訳してみる)。

2022年2月2日水曜日

新宿

サッカー日本代表がホームでのサウジアラビア戦に勝ちました。代表メンバーが集まり、わずかな期間とはいえ連携確認が取れたのでしょうか、選手たちは数日前の中国戦とは見違えるようなパフォーマンスと(素人目ですが)感じました。

そんな日の朝一番、新宿にいた僕はいたるところでベンチに座ってしょんぼりしている人、肩を落としてとぼとぼと出勤先へ向かう人、明らかにお仕事へ向かう足が止まってしまっている人を多く見かけました。
会社で辛い仕事が待っているのか、またはイヤな上司・同僚が待っている職場なのか、様々な問題を抱えているような方が目についたのです。

かくいう僕も東京海上の研修生時代は営業成績は悪いは、頭は悪いわで、毎日ガミガミ怒鳴られ、いじめられ、日々憂鬱でした。それでも3年間の研修期間をやり通せたのは“意地”の一文字だったと思います。そんなことはまあ置いておき、今も損害保険のプロ代理店としては保険会社が求めるレベルには程遠いものの、別会社の医療事務代行業務のおかげもあり、保険代理店業と医療事務代行業の二足の草鞋にて、毎日“のほほん”とやってこれてはいると思います。

だからなおさら新宿の地で明らかに元気のない人たちを見ると他人事ではない。僕らに出来ることは何もないけれど、必ず今より少しでもいい日は待っている。

乗り越えられなくてもいいし、回り道をしてみてもいい。尊厳を傷つけられるような時には逃げたっていいと思う。ただそこに立ち止まっているだけではその先の景色を見れないから。

・・・まじめな話を書いてしまった。

今日はここまでにしましょう。

2022年1月28日金曜日

ホームページのリニューアルについて


ぼんやりしている間に1月もあっという間に終わろうとしています。
少し焦ります(>_<)

そんなわけで今日はカンタンなお知らせのみ。

当社のホームページを少しだけシンプルなものにしました!(ジャーン)

実は今までのページはプロの方に制作をお願いしていたのですが、とてもプロ過ぎたため、ほんの少し修正したり、新たなコンテンツを追加しようとすると、僕のスキルでは手に負えず、つい億劫になり情報発信が疎かになってしまいました。

しかーし!一念発起にて久しぶりに一から作ってみっか!と仕事の合間合間にミニマルでシンプルで、かつ修正しやすいページを作ってみました。

それがようやく(まあまあ)完成。古いホームページから新しいホームページへのリダイレクトも(たぶん)出来た(と思う)。

これからは少しずつ、個人的に大好きなニッチな情報発信をしてゆければと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!(^^)









2022年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

60才まであと数年、自身の健康には十分気を付けながらお客様とのご縁をこれまで以上に大切にしてゆこうと思います。

また当社に関わってくださるスタッフさんたちの能力や知見を高められるようバックアップもしたい、理不尽なことは一定程度あるとは思うけど、それぞれが正しいと思える行動を完遂出来るよう応援したいと思います。

そして何より家族のことはこれからも大切に思い、でも機材はほどほどにしたいと思います(笑)。(今年はギターが買いたいな)