2014年12月13日土曜日

事務所移転計画②

久しぶりの大失敗をしました。。。
基本誰にも迷惑はかけていないので良いと思うが、でも経営判断上は大失敗をしてしまった。

そう、あれこれ悩みに悩んで決断した事務所移転計画。

いくつか良い物件・候補はあったのだけど、どれもこれも帯に短しタスキに長し。
最終的には消去法で決めた事務所物件。

条件は悪くなかったのである。
ターミナル駅で、かつ駅から徒歩10分、家賃も安く、宅配ボックスもあり、オートロックもある。
しかしここは当初より直感的に「ナシ。」としてドロップアウトさせた物件だった。

だが先にも述べた通り、消去法で残った物件がここだけになってしまったのだ。
(もちろん移転を延期するという選択肢もあったのだが、諸事情により物件だけは押さえる必要があったわけで)

実際に入居してみると、ここには書けないような様々な事件が起きる。
直接の害は生じてはいないものの落ち着いて仕事など出来たもんじゃない。
当然お客様や取引先なども呼ぶ気になれない。
あと部屋のレイアウト。これが気になりだすと止まらない。
構造上仕方がないとはいえイライラしてきて仕方がなく、おまけに頭痛までしてきた。

結論としては暴挙ともいえる再移転を決断。

勿論それまでに散々探してきて見つからなかったものが早々見つかるはずもなく、またいつまでもグズグズやってはいられないので、再移転を断行するかしないか期限を決めて取り組んでみた。

あちらこちらに声をかけ、これはと思う物件には照会をかける。

そしてその最終期限日。
案の定良い物件やお返事はなく、半ば再移転は諦めかけたその日の夕方、ある不動産業者の担当者より吉報が届いた!

ここから先は再移転先の詳細となるので、まあどうでもよいとして、今回の移転~再移転に至る経緯として感じたことと、周囲からの助言として頷けたこと、それは

「最初に感じたその直感やフィーリングは大切にするべし」

およそ経営者たりえぬ感想かもしれないが、科学的根拠や数字に裏打ちされた論拠もその検証材料としては十分有益だが(数字の世界大好きだし)、その物事に対する直感~いわば好き・嫌いのレベルがことのほか重要だという事を身をもって知ることとなった。
(これまでも振り返ってみればいくつか思い当たる節があったし・・・)

もちろん何でもかんでも好き嫌いで出来るほど都合の良い社会ではないが、少なくとも当社の決定権は僕にあるのだ。
なのでもう少しだけ自分のエゴをもって取り組むべき道を決める
~周囲の有様も大事だけど、僕の好き嫌いで色々決断することも少しは大事かなと感じた次第。

今回、随分高い勉強代になってしまったけど、何度だってやり直せるのだ。

暴挙かもしれないけど、やり直すのだ!という強い決断を下せたことが失敗の中での何よりの収穫でした。

(つづく~再移転先の様子などはまたお知らせします)