2024年6月2日日曜日

亀戸出身

 

久しぶり過ぎの投稿です。年明けから約半年、間もなく還暦を迎えようとしているこの身にムチ打ち、凄まじき多忙な日々を過ごしてまいりました。

その忙しき日々の中、あるお仕事において何度も何度も自身の尊厳を脅かされ続けた為、僕の心身はあり得ないほど深く傷ついてしまいました。何が正しいとか正しくないとか、原因は様々なれど、ひとまずすべては自身の不徳の致すところと思えば、物事はうまく行きそうなのでそのようにしています(決してその心の持ちようは正しいとは思っていない)。

一方そんな窮地に置かれた現状の中で、良かれと思い様々な耳打ちをしてくれた方もいたけれど、逆にそんな聞きたくもない話を聞かされたおかげで、僕の気持ちはさらにヤサグレ、荒み、そのお仕事に対する価値や信頼は完全に毀損。今後その仕事に対しての価値を取り戻すにはかなりの時間を要するのだろうと感じています(お仕事としてはプロとしてしっかり取り組む所存です)。

ついでにいえばそんなツラい日々の中、環七をクルマで走行中、思い切り事故に遭ってしまい(0:9の片賠被害事故です)、これ以上はないほどダメをおされてしまいました(幸いケガはなく、クルマが少し壊れてしまった程度でした)。

そんなこの半年の状態を見かねたウチの奥様が先日、『今日疲れてる?』と聞きます。その前日に17時~21時までの4時間にも及ぶ日本橋でのミーティングの後、疲れきり街中を徘徊し、さらに帰りが遅くなった僕を気遣うのです。

そんな奥様が『亀戸天神行こう!』と言うのです。「は、なんて?誰か受験とか勉強とか?」と僕(亀戸天神は学業の神様だからね)。

『いや、違うの。あなた亀戸出身で、最近全然亀戸行ってないでしょ?きっと生まれ故郷でもある亀戸の気が減ってるんだよ!天神様にお参りに行こうヨ』と。

(「なんなんだ、この人は。僕のこの運気や体調の悪さ、メンタルの荒んでいたこの僕を気遣ってくれているのか?」)

その日1日、亀戸でお詣りをし(天神様に水神様)、中央通りに十三間通りをブラブラさせていただきました。何があるわけでもなく、高校卒業まで住んでいた頃の亀戸の面影はほとんど失われてしまったけれど、僕のことを気遣う大切な奥様と一緒に過ごしたそんな1日が嬉しかった。

『また時々来よう!』と奥様。

陰のものたる僕を元気づけてくれる奥様に心から感謝したい、そんな1日でした。

※天神様では久しぶりにおみくじもひきました。その中の一節に「人の言うことを聞くべし」とありました。いらん耳打ちをする人や、人の尊厳を傷つける輩達もいるけど、今は大人しくしているべきかと身につまされました・笑