大腸の内視鏡、すなわち大腸カメラのことです。
前日または当日に腸の中を洗浄し(要は水溶性の下剤的なものを飲みまくり、便を出し切る)、そしてお尻からカメラを挿入、カラになった腸の中の病変を見つけるという方法のこと(みんな知ってるか)。
3月に1回、9月に1回。ついでにいえば去年の12月にも似たようなことをしたので、もうしばらくはご遠慮したいという心持ちなのです。幸い結果は“悪くなかった”ので、一安心ではありますが、何がイヤかってこの水溶性の下剤。
梅味のポカリみたいなものなのだけど、合計で約2リットル近くの量を2~3時間で飲まねばならない。それこそ地獄の苦しみである。途中この梅味に辟易としてきて吐きそうになるし、その目的でもあり腸をからっぽにするために訪れる激しい便意(下痢てす)も加えると大忙しの大わらわ。
便の色が無色透明になればやめて良いのだけど、これがなかなかキレイにならない。とはいえカメラの時間は決まっているので取りあえず梅味の下剤の摂取は終了し、病院へ向かう。(途中便意を催さないか心中穏やかでなく、万一失禁してしまった日には目もあてられない)
ひとまず病院へ到着すると、受付をし、着替えをし、痛み止めの点滴を打ってもらうなど慌ただしく準備をし、いよいよその処置をしていただくわけなのだけど。。。
これがとにかく痛い。。。普通の人(健常者の方)はほとんど痛くないらしいのだけど、僕は腸に疾患があるため、カメラが腸の中を動き回る度に七転八倒。とはいっても、お尻にカメラが入ってるので身動きが取れず、ひたすら「うーっ」てうめきながらガマンするしかない。
恐らく処置は10分位のものだとは思うけど、痛み止めの点滴でぼーっとしているくせに、それを抑えられないほどの激痛なので無限の長さと思うほど。
そんなこんなで終わってみれば、早く家に帰って何か美味しいものでも食べちゃおうとウキウキしつつ、まずは口の中の梅味をかき消すために病院内のコーヒーで一息つくのです。
しかし残念ながら来年3月にまたまた大腸カメラを受けることになりました。。。
でも何より健康第一、皆さんも一度は大腸カメラで確認してもらうと良いと思います!