2025年11月12日水曜日

日テレ・菅谷大介さん

日テレ・菅谷アナウンサーさんが急逝されたとのこと。心よりご冥福をお祈りいたします。

僕は菅谷さんのことはTVでお見かけする以外何も知らない。面識もなければ、人となりもまったく知らない。強いて言えば報道番組等で時々お見かけすることがあった程度です。
すい臓がんを患っておられ、しかし手術後は仕事現場に戻られていたとのこと、にも関わらず体調が急変され、このようなことになったと。。。

また自身の状況に置き換えてしまうこと、最近はホントに申し訳ない気持ちになるけれど、以下、今の気持ちを整理するため、取り急ぎ書き起こしておこうと思います。


悲惨な事故や犯罪に巻き込まれお亡くなりになる人、菅谷さんのように若くしてご病気でお亡くなりになる人。そのような報道を耳にするたび最近は本当に悲しくなってしまいます(過剰)。

今回自身が疾患になり、奥さんをはじめ、医療従事者の皆さんなど周囲の方たちのおかげで命を保てたけれど、順天堂医院にかかった初日に担当ドクターさんから「一歩間違えていたら死んでたヨ」と告げられていました。

命を取り留めたこと、きっとこれは奇跡的なことであるし、幸せなことであると今さらながら痛感しています(宗教っぽくなってきた!笑)。
あと何年生きながらえることが出来るかはわからないけれど、残りの人生を有意義に過ごしたい!!  ・・・などとは実は思わない。。。

決して思わないわけではないのだけれど、そんな自分に“有意義な生き方”などという妙なプレッシャーのかけ方をするととても辛くなってしまう為、残りの人生は出来るだけ自分のやりたいことを優先し、元々の対人恐怖を感じないで済むような、ゆっくりとした過ごし方をしたいと思っています(そんな虫のいい話があるかどうか)。

生きるためにはお金=一定の経済活動は必要だ。61才の今、現実的に出来ることは少ないと思われる。とすると、やはり今の仕事とその基盤を大切にすることが近道だし現実的である。しかしその代償としてこの疾患を引き換えにしているともいえる。

そんな葛藤とは裏腹に、僕の性格としては“最終的にはなるようにしかならないし、取り合えずこのまま流されるまま生きていこう”という結論になりそうな気がしてならない・笑
・・・ここまでがそうだったから。

とにかく言えることはこの拾った命を大切に、そして僕が出来ることがあれば周囲の限られた範囲でいいから恩返しをしてゆくという心持ちでいること。このくらいで十分かなと今は思っています。