2019年8月21日水曜日

水漏れ被害

久しぶりの投稿。
おかげさまで毎日忙しい日を過ごしており、お盆期間中も絶賛営業中でしたので、忙しいを通り越しうんざりしてきたところ。このままでは心の病になってしまう、ということで自分を取り戻すためにもブログ再開です・笑

8月の某日、うだるような暑さの陽も暮れかけようとした頃、家内が自転車で職場から自宅へ帰ってくるや否や、
『気になることがあるんだけど!』
と眉間に皺寄せて僕に詰め寄る。



(・・・え、あのことがバレたのか!?いやいやそれともあのことか・・・。
不安が黒雲のように脳裏をよぎり、じっとりと汗をかきはじめた。)

『ウチの外壁の下の方がグルっと濡れてるんだよね』

(なんだ家のことかとホッとする)

気を取り直して「なになに?」と家の外に出てみると1階の外壁部分、昔でいえば縁の下あたりのモルタル部分・外周すべてがぐるりと濡れている。
・・・たしかに不自然極まりない。

家内と話し、もしかして床下なのかなと、早速台所と、洗面所に二つある扉を開けて床下を覗いてみる。

ウォッ!!
びっちょびちょ。
ただ濡れてるところではない。
約1cmほどの水が床下一面に広がっていた。
金魚くらいなら飼えるんじゃなかろうか。さすがに1cmの水量じゃムリか。

床下には様々な管が縦横に走っていて、ちょうど床下開口部のそばの管から水がポタポタとよどみなく漏れているのが見える。

ムムムいつからこんな様になっていたのか。
外壁が濡れそぼるほど。床下一面に1cmの水量が溜まるほどとは。。。
かつて床下を開けたのは2年くらい前。その間か・・・。

幸い目に見えるほどの具体的な被害はなかったといえ、この大量の水をはき、木造の建物躯体が腐る前に処置をせねば。。


まさかウチが水漏れになるなんてと落ち込む家内を励ましつつ、夕方19時頃だったが、近所の管工事屋さんの元へ訪れ、事情をお話ししたところ、2名のおじさまがすぐに見に来てくれ(僕もおじさんだけど)、翌日には修理に来てくれると快諾をいただいた。

しばらく家内は落ち込んでいたものの、不幸中の幸い、早期発見(早期かどうかはともかく)で補修が出来ること、近所の管工事屋さんの頼もしかったこと。本当に感謝でした。

翌日、落ち込む家内はこの惨状には関わらせないよういつも通りお仕事へ。
僕はお客様に事情をお話し仕事をキャンセル(家内は帰ってからすっかり治ったウチの状態を見てもらった方が元気も出るだろうと)。

業者さんと一緒に溜まった水をはくため何十往復もバケツリレーしたり(途中でバキュームに切り替えるほどの水量だったので最初からそうしてもらえばよかったかな)、業者さんも水漏れの原因の特定にそこそこ時間がかかり、結果9時~16時までの大工事となってしまいましたが、でも業者さんの獅子奮迅のご活躍により何とか災害は治まりました。

僕の仕事でも水漏れや水濡れなどの被害で保険適用する場面はあるし、そういった現場は数知れず見てきましたが、いざ自身の身に起きて初めてその本当の痛みを理解するに至りました。

病気やケガもそう、想像は出来ても、やはり見聞きするだけではやはり真の痛みを知ること出来ないのだと思う。

自分の仕事でもそのような様々な場面に遭遇した際は、出来るだけ被害に遭われた方の痛みを共感・共有できるよう努力してみよう気持ちを改めた、そんな事件でした。
(ちなみにウチの件は管の老朽化による水漏れ+水濡れなので保険では免責です・泣)

*ちなみに家内に詰め寄られてドキドキするほどヒドいことはしていません・笑(趣味の楽器機材をたまにムダに買ってしまうくらいです)。