2022年3月24日木曜日

友人・K


社会人となってから、それも40才を過ぎてから仲良くなった友人がいる。「友人・K」その人だ。

彼とはお互いが社会に出て、様々なことに揉まれ疲弊しきった頃、とある医療機関において異なる立場で出会うこととなった。僕は保険屋、彼は看護師見習いだった。

ウマが合うというのはあるもので、価値感やものの考え方などが概ね一致し共感できた。もちろんお互いにとって譲れぬ思いや考えというのはあるので、そこはお互いに理解し合いながら尊重をするその距離感も絶妙だった。

その彼が現在苦境に立たされている。詳細は割愛するが、朝方4時頃、暑くもないのに汗びっしょりになって目を覚ましてしまうという。それがここ数日、数週間続いているというのだ。僕にも覚えがある、・・・今日は僕のことはやめておこう。

とにかくも彼のメンタル面がとても心配である。人一倍責任感の強い彼のこと、なかなかそうはいかないが、一刻も早く彼の尊厳を傷つけるものから遠ざけてあげねばならない。体調を崩してまで、尊厳を傷つけられてまでこだわって続けなければならない事など何もない。命あっての物種だ。

次のステップに向けて何か手伝ってあげることが出来ればいい。それは体面など気にすることない、恥ずかしいことなど何もないと、背中を押してあげることと今は思っている。