2025年11月19日水曜日

雑記(闘病日記・その3.8くらい/相原コージさんへの感謝)


退院してから1カ月と少しが経過しました。おなかのあちこちに開いていたキズの痛みはほとんど治まり(というよりすごくかゆい!)、ストマ部分のみが相変わらずストレスである以外はまずまず順調に(否、ゆっくりと)過ごしていると思います。

その2週間ほどの入院中、かなりメンタルはやられていたのだと思います。そんな中救いとなったのが、僕の好きなマンガ家のひとり、相原コージさん著「うつ病になってマンガが描けなくなりました(全3巻)」です。

疾患の種類は違えど、入院前~入院中など、相原さんが体感した日々の心の揺れ動きにとても共感したのです。

当時の僕はやはりどこかおかしかったのでしょう。普段読んでいるジャンププラスもX(旧ツイッター)も新聞やTVもまったく頭に入ってこず、さらには時々入ってくる仕事のメールもほとんど手につかずにいました(もちろん入院中だからロクなことは出来ないけど)。

そんな中、術後2日目くらいになにげに読んでみた同作品に引き込まれ、入院中おそらく3往復くらい読んだのではないかと思います。
同書ではマンガが描けなくなってしまった相原さんがうつ病で闘病中、その何ということはない日常の1場面を丁寧に描き、そしてその描写に僕は「わかる!わかる!」と大きく頷いていました。
そしてそのあまりに細かすぎる描写に対し、相原さんもこんな思いをしているのだから、僕にもきっとこの日々・時間を耐えられるはずだと勇気をもらっていました(本当はそうした類の作品ではないと思うけど・笑)。

ほんのささいなことではあったけれど、退院したらこのことを書き記しておこうと思っていたのですが、ものの見事にすっかり忘れていました。。。

相原コージさん。「コージ苑」「かってにシロクマ」以来、ずっと応援しています。本当にありがとうございました、感謝しています。
また年末~年始に予定している再入院の際は必ず読むようにしよう!


*病院食はどこも似たようなものでした