40代前半頃からだろうか、健康診断の度に、または某クリニックさんで新米技師さんの腹部エコー技能上達のための実験台になる度“脂肪肝”だね・・・。と指摘されてきました。
そしてかれこれ10年以上にわたり僕の肝臓にはベットリと脂肪が付着しているのでしょう(見たことないけど)。
それを裏付けるようにγ-gtpの値も突き抜けている(ちなみにその頃からあまりアルコールは飲まないよう気を付けていた)。そこから導き出されるもう一つの結果は血糖値の高さでもある。そう特に「hbA1c」の値だ。こいつがまずい、いつぞやは看護師たる家内からこっぴどく叱られたこともあるほどだ。
この10年以上にわたり、それらを一切改善出来ていない。気にはなっていたけれど、本気で改善する気がなかったのだろ!といわれても言い返せない(本当にごめんなさい)。
しかし今回全く別の目的にてダイエットを試みる必要があり、5月下旬より約2カ月ほどで鮮やかに5kgほど痩せました!(どんだけ太ってたか・・)
7月初旬、意気揚々とかかりつけの病院にて血液検査を行い(これはたまたまね、ダイエット開始後約1ヵ月の段階で)、そして8月の診療時の結果を楽しみにしていたところ、結果値を見て愕然とした。。。
hbA1cの値が改善するどころか、悪くなっとる。。
あまりのショックで声も出なかった。そうだ、これはきっと何かの間違いだ。検査してから1ヵ月経ったのだからきっとデータが古いんだと自分を納得させ、近くの薬局で再度血液検査をお願いしてみた(足立区では500円でhbA1cの検査をやってくれ、即時に結果がわかるという)。
結果の出るまでの約30分、“きっと良くなっている、前回の結果はきっとケタの間違いに決まっている”、そう念仏を唱えるように待合でいると、対応してくれた薬局の優しいお姉さんから「う~んちょっと良くないですね~、一度お医者様できちんと診てもらった方がよいかもです」と結果の紙を渡され、さらに愕然とする。
かかりつけの病院で検査してもらった値よりさらに悪くなっている。
おわかりだろうか。ダイエットを始めてから1ヵ月後に病院で検査してもらい、値が悪くなり、さらにそこから1ヵ月経ったあとの薬局での検査でさらに悪くなっている。すなわち痩せれば痩せるほどhbA1cが悪くなる??
この2カ月は何だったん!!と叫び出したいとも泣き出したいともわからぬこの感情をぐっとこらえ、そのまま自転車屋さんに直行。新品の自転車を所望し(自転車で走る!)、さらにお菓子などの甘いもの断食作戦を計画。家内には健康に良いものをお願いしますと依頼し、さらにはツイッターで「尾形哲・肝臓先生」をフォロー(フォローバックもしていただけた)、また過去の自分自身のhbA1cデータ表も作成。目を逸らさないようにした。
うん!気を取り直して年末の健康診断までに絶対にオレはやる。脂肪肝とhbA1cの値を絶対に改善してくれる!と決めた。
・・・決意してからまだたったの1週間しか経っていないが、食事の改善と営業途中での有酸素運動(ウォーキングだけだけど)のおかげでさらに体重は減少。とはいえ血液データはわからないので、気を抜かずこれからの約4カ月、決意のためにこのようなブログを書かせていただいた次第です。
結果が出たら家内にホメてもらおう・笑