2023年12月28日木曜日

終わりの在り方について④

2023年もあと数日、体調の悪さは相変わらずだけれど、定期的に各種病院へ通い、おクスリをさぼらず服用し(奥さんにしっかり管理されている)、そしてその奥さまからは色々と健康面のケアをいただいています。この場を借りてアリガトウです。

2023年の僕と言えば昨年末~年初に書いた通り、今までお世話になっていた医療機関からのお仕事が減ったため(これは不可抗力)、その代わりに別の医療機関さんとご縁をいただき、1年間を通じそこそこの軌道には乗ったかなという印象です。

そして東京都の小学校団体さんによる個人情報漏えい補償制度もまあまあの結果が出ました。これは売上云々よりも何よりも、マーケットにとってお役に立てたことがとても良かった点と思います。

さらには毎年のことだけれど、いつもの単位PTAさん対応でもそれなりの成果を得ることが出来ました。

こうして毎年毎年、コツコツと地道に取り組み、少しずつでも関わる皆さんのお役に立てるよう、スタッフさんと共に1年間過ごしてきたと思っています。

そんなわけで終わりの在り方、幕の引き方をここ1~2年考えていたのだけれど、なかなか引くに引けない状況にあり、しかしそんな多くの人から請われている現状には感謝以外の何ものもありません。

見た目や振る舞いは陰キャでモブな僕ですが、中身は実は陽キャな楽観主義者です。
よって現在関わっている方の一部に少しハラスメント気質のある方がいるのですが、そんな方が傲慢で高圧的な態度を示そうが、僕はお構いなしにNOはNOとストレートに言い返します。何ならやっつけたっていいと思っているし、ご縁が切れようがどうしようが知ったこっちゃない(売上に影響しようが何だろうがそんなのどうでもいい、僕にとってのクズ人間とは付き合いたくない)。

そう、僕やスタッフの尊厳を脅かすものには厳然とした態度を示します。その分ストレスは溜まりやすいが、言い返すことで発散しているのでメンタル系は患わないで済んでいるだろうか。

2024年度は終わるどころか、新たに始まることもあるので、ここはいっちょ慎重に、BM問題みたいにならぬようしっかり脇を締めて、そして前のめりな関係者の首には鈴をつけつつ丁寧に進めなくてはならないと思っています。

まだまだ終われそうにありません。

2023年12月17日日曜日

意味がない

とある土曜日。お仕事でお客様(団体契約です)のところにお訪ねをし、保険の説明会をして参りました。
どちらかというと形式的なもので、参加者さんは取りあえずお聞きくださってはいるが、自分ごととして積極的に聞く必要のないものかもしれません。
まあそれはそれでよいのかなとは思っています。

そんな各所での保険説明会において、全体参加者15名前後のうち必ず1人か2人、ネガティブチェックをなさる方がいる。
 ネガティブチェックそのものが悪いというわけではないと思うが、その発言の仕方には責任を持っていただきたいと思うことがある。

ある保険の項目において、その方は理解し難かったのかもしれない。あるいは期待していた答えと異なる回答を受けたため、納得出来なかったのかもしれない。
そしてその方は公然と「それでは意味がない」と発言された。

意味がない。

その方におけるこの言葉の真意は恐らくこうだ。
「自らが期待していた性能と異なる能力しか発揮出来ないものは全て“意味がない”」と。
例えるなら、〈電子レンジを購入しようとしたが、その電子レンジにはオーブントースターとしての機能がなかったから、電子レンジとしては“意味がない”。〉

こんな感じである。私としてはその電子レンジにオーブントースターの機能がなかったことにはお詫び申し上げるが、その電子レンジそのものを意味がないとして全否定、断罪されるのはちょっと違うと思うのである。
ならばその他のオーブントースター機能付き電子レンジを検討されるがよろしい。

今回、電子レンジの説明会ではないので少し話が逸れたが、公然の場で「意味がない」と非難めいたことを言われた私は当然黙っているわけもなく(このあたりが大人気ないとは思うが)、『意味がないと仰るならばご契約いただかなくてよろしい、よくよく皆さんで改めてご検討くださいませ』と強めに言う。
その場が少し凍りついた空気となった。

司会の方が慌ててその場を収めようと他の質問に切り替え、話を整理して下さった。

こちとら売られたケンカは買うんだよ!といった体でその場を引き上げる。
帰りしなに団体の責任者の方が出口付近まで追いかけてきてフォローくださり、こちらも御礼とお詫びをかね丁寧にご挨拶させていただきました。

最近、議論ではなく、一方的なネガティブな意見や、会話や作成物に対し全否定をされる方に少し熱くなる傾向がある。
これはもしかして日頃のストレスがかなりたまっているのではないだろうか。
休息が必要かとおもう今日この頃です。
皆さんもどうかご自愛くださいませ。

2023年12月13日水曜日

敵対

右端でギターを担いでいるのが、そう私です。
 毎年、友人が企画する音楽イベントのサポートメンバーとして両国のサンライズさんという箱でギターを弾かせていただいています。今年は11/26(日)に開催されました。

そんなわけでこの絶叫ブログ4も実はver.4なわけでして、来年で還暦を迎えようとしている僕としてはこんなふざけたブログはそろそろ終わりにしようかしらんと思っています。そしてver.5として再開するんだろうけどね。

何故かといいますと、2024年度は本業の保険代理店としてのお仕事として、大変しびれる局面が訪れようとしているからなのです。
一昔前の僕ならばきっと「ワクワクすっぞー!」と言っているところなのでしょうけれど、実はそうでもない。

どちらかというと憂鬱である。

その理由はあまりに広範囲に及ぶため詳しくは書けないけれど、毎日毎日、その仕事のことや関わる人たちのことが脳裏に浮かんでは消え、そして妄想に妄想を重ねることで睡眠不足のストレス過多でアタマがおかしくなりそうである。
<ここまではネガティブです>

一方、今回のこのお仕事のために新たにスタッフさんを増員予定です。しかし誰でも良いというものではない為、現在他の代理店さんに所属している、僕が信頼を置いている方をお誘い中です。
そんなヘッドハンティング的なことをするなど、いつの間にやら偉くなったものだな・・・とふと感慨に浸ったりして(もちろん先様の代理店さんにはきちんと仁義を切る予定です)。

そんなことを考えつつ、ふと大昔の保険募集人として駆け出しのころを思いだした。
23才~25才頃、東京海上の研修生として僕は日々の営業として、友人・知人のところに行くか、飛び込み営業するか、チラシ配りか、、、しかしその過ごす時間の大半は同じ保険募集人の悪い仲間達(といっても全員30才~40才くらいの年上ばかり)と毎日遊んでいるか、悪い遊びに誘われるか。。。
人脈も経済力の何も持たざる僕としては、損害保険で成果を挙げることなど到底不可能な、そんなひどい時代だったのです。

それが今回のお仕事を目の前にして、ぶつぶつ文句を垂れるとは良いご身分だと気付かされました。初心忘れるべからず、なんて月並みな表現ではあるけれど、そんなひどい時代を過ごした身としては、感謝こそすれ非難などもってのほかである。

しかし今回のお仕事では敵対したくはない方々と、図らずも敵対してしまう状況になるかもしれない。本当は連携出来れば一番だったのだけれど、それはあまりにムシがよく、そしてあまりに問題が複雑で当事者間で話合えば良いというものでもない。政治的な解決ももしかしてあったかもしれないが、それもあちらを立てればこちらが立たず。。。現状では恐らく難しいだろう。来るところまで来てしまったという状況ではないだろうか。

今後この仕事を継続出来るのか、または降りることになるのか、はたまた“降ろされることになるのか”、現状ではわからない。しかしお客様に罪はない、関わる以上はプロとして最後まで全うするつもりである。

徳をもって治めるが王道。
武をもって治めるが覇道。
覇道は王道に及ばぬもの。

関わる多くの当事者達が本文を読むことがあれば、くれぐれも自分たちが正義の使者で、相対する側が諸悪と思わないこと。対立軸として他者を貶めようとしないことが肝要だと思っている。
そう、それはそれぞれの品位や品格を損なうことだから。

お互い粛々と良い商品を提供し、マーケットのために尽くすべきが王道に思う。

2023年9月6日水曜日

ケッコン

私事となりますが、僕の奥さんとは結婚して30年くらい経ちます。
また子供は2名いまして、上が女子、下が男子といった構成です。 
その長女がこの度ケッコンするといいます。

おそらく父親にとって娘の存在は特別なものであり、様々な映画やドラマ、小説やマンガに至るまで、そのような時に父親は「貴様のようなヤツに娘はやらーん!」とか何とか。それを受けて娘は「お父さんのバカー!」とかそんなシチュエーションを想像してしまいます(もしかして古いかも)。

たしかに娘はやらーん、なんて言わないまでも一抹の寂しさはあるもので、小さい頃の可愛い娘の写真や映像などを見ては、家の隅っこで体育座りをしながらひとりウジウジすることもあったり、なかったり・笑
それでも娘にはこれから結婚するだんなさんとともに支え合いながら、二人幸せになってほしいとそれだけを願うものです。

一方ふと気が付いたのが30年前に、自分の奥さんが僕と結婚したとき、義理の父親はどんな気持ちだったのだろう、と今さらながら考えてしまいました。今度聞いてみようと思ったけど、面倒くさいからやはり聞かないか。。。
やはりその立場にならなければその人の真の気持ちの一端はわからないものだと改めて感じました。
今回、京アニの被害者のご遺族様やバス置き去りでお嬢さんを亡くされた方などのインタビューを拝見し、本当に痛ましい事故であることを共有した気にはなれても、本当の意味での家族を失った悲しみはきっと共有出来ていないのだろうと感じました。

こうしてその立場によって見える景色も正義も変わるのだろうとは思うけれど、長生きしてきて得た経験や引き出しが人の役に立てばいいと思うし、こうして次の世代にバトンを渡すことが出来たこともひとつの成果として安堵している今日この頃です。

2023年8月10日木曜日

ナカヤマ砲

文春砲て誰がネーミングしたのか、この手のことをホントうまいこと表現するな~と思います(内容はともかく)。

さて前回あまりに久しぶり過ぎて「セミ爆弾」なぞつまらないことを書きましたが(本人は面白いと思っているが)、今回は一度削除した投稿をもう少し柔らかい表現にして再投稿しようと思います。・・・時期的にあまりにヒマだから・笑

BM事件、この問題はあくまで誤解を恐れずに言うならば、そりゃ程度の差こそあれ、色々なところで似たようなことはあるだろう。。。と感じています。もちろんそれを許容しているわけではないし、モーター系のお仕事をなさっている皆さんに対して発しているものではないことはご理解ください。
僕が言いたいのは「その支配的な立場を利用し、従属せざるを得ない方々を心底苦しめ、不正に走らざるを得ないところまで追い詰めていること」を指してます。かねてのK保事件もそうだと思うし、D通のこともそう。詳しく知りもしないのに断定的な物言いをしてはいけないけれど、少なからずそうした支配的な立場にある方々の中には一定の割合でそうした考えをお持ちの方がいると思う。

僕も東京海上在籍時代にN木さんという支配的な立場の方から「ミソだかクソだかわからないこの石潰し!」とかこんなところに書けないような罵詈雑言をいつも浴びせられていました。幸い「お客をだましてでも契約を取ってこい!」とまでは言われませんでしたが。

一方で今回、損害保険会社の体質や姿勢も疑われているようです。これは報道にある通りですので、細々書きませんです。しかし保険会社に近しい立場でもある保険代理店としては、これも「そりゃそうだろ、やってるよ」と感じることが身の回りでチラホラ。

たまたまある不適切事案を発見してしまい、決して糾弾するつもりはなく、あくまで是正するなり何なり適切に対処した方がいいんじゃない?と保険会社さんにアドバイスを致しましたところ、さすがに青くなられたご担当者様は非公式にコンプライアンス部など各部へ照会。過去10年に遡りその不適切事案を調査し、あーでもないこーでもないとその不適切事案が適切に扱われるよう思案したようですが、結果どうにもならなかったのか、挙句の果てに「●●なければいいんです」とまで仰った。
本事案に悪意はなくとも、起こったことは他の保険会社さん曰く一発アウトの事案らしいので、ここはいっちょナカヤマ砲でもぶちかましたろかい!と思いはしませんでしたが(笑)「●●なきゃいい」は保険会社としてどうなのヨと感じました次第です。これもBM事件にみる保険会社の悪しき体質、自浄作用が働かなくなっているんじゃないの?と。

ついでにいえば先日ある会合で僕はその保険会社の人間たちから糾弾される事態となりました。ある意味ハメられたような、スケープゴートにされたような格好となり、僕にとっては誤解もいいところで「はぁ~!?」と怒り心頭。その場の空気を壊してはいけないとは思いつつ、あまりに許しがたいそのクズ社員に反撃。イヤな空気にしてしまいましたが、それもこれもその保険会社のクズ社員が保身に走り、その場を収めるために人を貶めるという手段を講じたわけです。あとで別のまともな方からフォロー(お詫び)のご連絡はいただきましたが、そのクズ社員だけは土下座しても許さない、いつか弱みを握ってナカヤマ砲でやっつけてやる!と誓いました(ウソ、そこまでじゃない)。

結局のところ自分自身だけはサボらず真面目に、損しても何しても地道に正しく行うことを大切に。そして自身の尊厳を傷つけるようなヤツがいればやっつけるか、それがムリなら逃げて良いと思う。
家族や子供たち、仲間達に堂々と振る舞えるよういたいと思う。清貧をよしとするつもりも、また聖人を気取るつもりもないけれど、誰かに後ろ指なぞ指されることのないよう堂々としていたいですね。

2023年8月8日火曜日

セミ爆弾

毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
実は昨日(8/7)にも投稿を行いましたがあまりに刺激的な内容にて削除、本日改めましての再投稿です。
内容は全く異なりますが。

さて2ヶ月ぶりの投稿ということではあるものの、削除した投稿以外、大したことを書けるわけもなく、事務所の窓掃除をしたときの出来事をば。

約3年ぶりくらいでしょうか?事務所の窓がヘドロ的にものすごーく汚れていて、外の景色などほぼほぼ見れない始末につき、昨夏頃から涼しくなったらやろう、やろうと思っていたところ、あっという間に1年経ってしまったのです。。。
というわけで涼しくなってもやりはしない、やるなら今だ!そんな怠惰な自分を奮い立たせ、自宅から窓ふきグッズを持ち出し、さてとベランダへ踏み出た瞬間である。
凍り付いた。。。。

セミ。
セミの死骸。。。。
仰向けにきゅ~となっているセミさんの死骸。。。。。。

何が苦手かわからないくらい苦手なのである。とはいえ数年に一度、こんな事態に直面するため、厚紙で作成したお手製のセミの死骸キャッチ機は備えてある。

ふ~と息を整え、勇気を出してベランダへ出て、セミを見る。。。
ムリ。。。ソッコーで部屋へ引き返し、ドッドッと高鳴る鼓動を抑えつつ、何かいい方法はないかと思案するも、ネットで検索するも何もない。(夜間にやるとか、サングラスをかけるとか、とにかく直視しないようにするというのはセミ死骸の捕獲作戦における一考の価値、本質かもしれぬ)

そう、、結局は頑張って捕獲し廃棄するしかないのである。
しかしセミの死骸が苦手な人であるなら理解していただけるであろう、その死骸の1m以内に近寄ることも恐怖なのだ。

これは恐らくかの昔、「セミ爆弾」による恐怖に飛び上がるくらい驚いたことに起因していると思われる。
きっと皆さんも経験はあるでしょう、セミが仰向けにお亡くなりになっていると思いきや、突然ジジジジッ!と羽をバタつかせ周囲を恐怖のどん底に陥れるあの大技である。
以前、家の近くで死んでたセミを勇気を出してほうきでサッと掃いたら、ほうきの掃くところ(なんていう?)にセミの足がしがみつき、ほうきの先っちょから離れず、ワーッ!なったこともあり。。。。

とにかくもうイヤである。。。

とはいえスタッフの津山君はお仕事で出先にいるというし、こんなことでわざわざ呼ぶのもどうか、そもそも情けない。

というわけでセミを発見してから、あれこれ考え約15分。
やるしかない、戦え!戦え!と進撃のエレンばりに自らを奮い立たせ、再度勇気を出して戦地ベランダへ。
厚紙で作ったセミ捕獲機を手にそーっと近寄り、チョンチョンとセミ爆弾に襲われないことを確認しつつ、う~~~っと声に出ぬようなうめき声を挙げながら何とか捕獲。廃棄に成功しましたのです。
 
もうベランダへ出るのもイヤだったけれど、せっかく窓ふきグッズも持ってきたのだし、恐怖におののいた汗をかいたついでに、窓ふきをしピカピカに致しました。

以上、くだらないお話にお付き合いくださり、ありがとうございました・笑

2023年6月1日木曜日

東京海上・来襲

6月1日、お昼前。8月より当社に入社いただくスタッフさんとお電話でお話しをしていたところ、事務所に来訪者を知らせるベルがなる。

郵便屋さんかと思い、急ぎ対応すると「わたくし東京海上日動の○○と申します!」とのこと。普段アポなしの来訪にはご対応していないのだけれど、それが同じ損保業界の方ともなれば話は変わる。

事務所内へご案内をしご挨拶。城東地区のご担当者様とのこと。うむ、よく知ってるヨ。
そう私自身、35年前に東京海上の代理店研修生として5年ほどお世話になっていた憧れの保険会社、業界のリーディングカンパニーさんである。

来訪の目的としては一般的な他社損保代理店へのアプローチなのであろう。天下の東京海上さんがいちいちそんなことやるのだな~と感心。(当社のことは事前にお調べになればクズ代理店だということはおわかりだろうに、何か別の目的でもあったかな?などと思ったり)。

いずれにせよ、思わぬ東京海上さんの来訪に楽しくなってしまい、聞きたくもない昔話や近況など、どっちが営業かわからぬほどに喋りまくった。東京海上さんにしてみれば利にもならない保険代理店に飛び込み、捕まり、延々と話を聞かされたのだ。たまらんだろうな~とは思いつつ、でも飛び込んでくるそっちが悪い・笑

ただひとつ、ある東京海上の超大型の専属保険代理店さんが、2年ほど前に他の保険会社の代理店として乗合をされたくだりの話題となり、そのことは東京海上さんにとっては大事件だったそうな。決断をされた代理店主さん、乗り合われた東京海上さん、そして乗合に成功した保険会社さん、それぞれが悲喜こもごもだったことでしょう。

そんな刺激的な話題とは当社は常に無縁で、大手保険会社さんからは特に期待もされず、ただただ粛々と我が道にてお客様対応を行う日々を大切にしてゆきたいと思う今日この頃でした。

2023年3月29日水曜日

沼からの脱出

2022年度もいよいよ最終盤の3/29。ブログの更新も数ヶ月ほったらかしておきながら、そんなときに「歪み沼」の話をしようとは。
あの話でもなければこの話でもない、皆様のご期待を裏切ってしまって大変申し訳ないのですが、きっとストレスが溜まりアタマもおかしくなっているのでしょう。どうかお許し願いたい。

そう、「エフェクター/歪み系ペダルの沼」にはまりこみ迷い込み、はや数年。なんでこんなことになってしまったのか。

買っては売り、売っては買いを繰り返し、これは!!と思ったペダルも翌日になると「ん?違うかも。。。」と思い始める病気のことである。

そんなことを繰り返してきたここ数年。ふと気がついた。何をしてもレギュラーから外すことの出来ない、替えの利かない存在があった。その人こそ「Lander/Virtues」、一番右端の深紅に染まった彼のことである。彼はいわゆるファズフェイス系でありますので、前後のペダル、またはアンプのゲインレベル、かつ手元のボリューム調整など、慣れないとその扱いに少々困る類のものなのだけど、しかし慣れてしまえばこの太く歪んでいながらもクリアで芯のある音色、これでなければ満足出来なくなっている状態、それにようやく気がついた。やっと気づいた(二度言いました)。

そしてOrganic Soundsさんのペダル。こちらは出音は言うに及ばず、何と言ってもこの外観と重量。所有欲をカンペキに満たしてくれる。特に金色の方は使いどころを見つけるのに少々苦労したのだけど、いまこの歪み系2種(マット調の金色・銀色)が中央に鎮座しているこの光景にすっかり満足している。

以上オチもなにもあったものじゃないけれど、あと最低半年はこのラインナップで過ごしたい!!ムダ使いをしたくない、切に願う今日この頃でした。

次回はマジメに仕事のことを書きまーす!

 

2023年1月24日火曜日

新宿へ。16年ぶりの訪問 その②

なぜゆえに3代目さんというか。

僕が12年間勤務し、生意気放題にしていた会社さんで師事していたのは実質上の創設者たる「故・野田英輔氏」である(本当の創設はその奥さんの房子常務だけどね)。

一方2代目は「野田T氏」である(まだお元気らしいのでお名前は一応伏せます)。英輔氏の実弟であり(末っ子らしいので10才くらい年が離れている)、現会長職に就かれているとのこと。この方とは正直反りが合わなかった。僕も彼も悪いのではなく、あくまで相性の問題なのでこれは仕方がない(僕が黙ってハイハイいうこと聞いていればよいのだろうけど、黙っていないので仕方がない。悪いものは悪いと歯に衣着せなかったから。)。

その2代目さんのご子息が「野田K氏」・現3代目社長さんである(50才くらいと言ってたかな)。
僕との仕事の絡みはたしか2年くらい。当時は正直捉えどころのない男という印象だった。しかし野田一族のサラブレッドではあるわけで、業界特有の経験値さえ積めばきっと出来る男になるだろうという見立てもあった。そしてその経験値を積むためには、そして彼のことを思えば僕はこの会社にはいない方がいいだろうと思ったことは本当だ…(別にカッコつけてるわけではないよ)。
キャラが被る、というよりはいつかきっと彼にとって僕は邪魔な立場の人間になると直感した。それもあり、かつ先の前編でも書いた通り、メンタルがきっとやられていたこともあった為、身を引いた。
というのがこの会社を離れた正直なところだ。もう退職して16年も経っているのだ、お話ししてもいいだろう。当時の会社にいた人たちからは散々退職理由を聞かれたけど、こんなこと誰が言うかいな。今は誰も聞かないけど・笑

そんな現社長/3代目とお会いし、正直驚いた。
スカしたやつという当時の印象はまったくなくなっていて(言い方!)、闊達な空気を纏ったナイスガイになっていたのだ。これは僕を前にしてのパフォーマンスなのか、本当の姿かはわからない。それでもきっとこの変貌ぶりは、この16年で随分ご苦労をされたのだろうか。
あれこれ昔話をしながら、直近の仕事を共有し、今後のご縁をお約束し、その日はお別れをした(ランチまで誘われたが抜歯直後でそれどころではなかったのが残念)。

こんないい会社に仕立て上げた3代目現社長のことを思えば、故・野田英輔さんも、野田房子さんもきっと晴れがましいことだろう。
現会長さんともそのうちお会い出来たらいいけど、また悪態ついてしまうかもしれないからそれはやめた方がよろしかろう。

そして気付けば僕の会社も16年経ったということだ。3代目社長に負けぬよう、故・野田英輔さんの名に恥じぬよう、まだもう少しだけ頑張ろう、と決意したそんな新宿への訪問でした。

2023年1月8日日曜日

新宿へ。16年ぶりの訪問 その①

前回投稿のいわゆる後編のその①です(なが・・・)。
2023年度・東京都の小学校団体様から正式に団体保険の募集許可を得ましたので、その為に以前僕が12年間の会社員時代を過ごした新宿の保険代理店さんへ16年ぶりにお訪ねしてきたお話となります。(ん?12年、16年?なんだって。それくらい古いお話ということ)

あれはまだ僕が37才くらいのことだったと思う。当時、東京都小学校関連の団体さんにおける保険募集の担当者としてお任せをいただき、その立ち上がりから3年くらいはほんとにノイローゼになるんじゃないか、いやきっとメンタルはやられていたのだと思うほど大変な有り様でした。
保護者さんからのクレームで散々お詫びに行ったり、中には5時間以上軟禁され、詰問攻めにしてくる保護者もいたり。またはその団体さんらを敵視するような輩も中にはいたので、その標的になることもしばしば。
夜中に大汗かいて飛び上がってしまったり、朝起きてみたら枕に大量の抜け毛があり奥さんから心配されたり。毎日成果を出すために必死で、周囲のスタッフさんや保険会社さんのサポートもありながら何とか結果は残せたと思います。軌道には乗せたという自負はあった。しかし当時の一部上席の方々からは僕やスタッフのその働きに対しあまりよくは思ってはいなかったようだけど。

そんなこんなで激烈な数年を過ごしたことも遠因となり、損害保険募集人としての気持ちが保てず、退職(かつ保険業界から引退するつもりでもあった)することを決断したのです。

そんなストレス満々だった思い出深い団体さんらと今回お仕事として関りを得られる事で、しかし当時の僕の仕事を引き継ぎ、今もご活躍の現・社長さん(3代目さん)との今後の円滑な関わりは必須と感じていたため、メンタルも癒えた今、16年ぶりにその所属会社さんへご挨拶へ伺った次第です。
正直楽しみと同時に怖くもあった。僕の悪口を言う方々の噂も聞いていたし(誤解もあるのだけど面倒だからほっといたわけで)、その会社の門をくぐるや否や、冷たい視線を浴びせられるのではないかと不安にも思っていた。

しかしそんな心配は稀有に終わり、会社の前まで来たらK林女史とばったり出くわし、立ち話。もしかして嫌われているかもしれないが、明るく優しく接してくれました。
会社の入り口を案内され、右左をキョドついてしまったが、正直に言えば会社の雰囲気が明るく変わっていたことに困惑した。それにたまたまかもしれないけれど、人も多く(保険会社さんかな?)活気があり、やはりこれは現・社長の3代目さんの好影響か。K藤君もいたし、名前を忘れてしまった方も何人か目についた(失礼だよね、ごめん。)。

そしていよいよ現・3代目とのご対面なのです。(つづく)

2023年1月7日土曜日

終わりの在り方について③

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月も一週間が過ぎようとしている今日、年末~年始にかけて忙しく過ごさせていただきました。せわしなく落ち着きのない僕のこと、ちょうど良い時間の過ごし方でした。

さて、「終わりの在り方について」の連続、第3弾となります。


もういいでしょう、解禁しても。ということで前回、神奈川県での新規お仕事についてのお話をチラリとだけ致しましたが、今回は本業たる損害保険についてとなります。

前回も書きましたが、今年で僕は59才。還暦という見方でいえばあと1年。ひと昔前の企業さんなんかでは定年間近。店じまいを懸念する年齢といってもおかしくはない。幸い自営業なのでスタッフのみんなが許してくれるならいつまででも仕事は出来るのだろうけど、でも年寄りが迷惑をかけてもいけないので引き際は大切だ。そのあたりはスタッフさんとよくお話をしてきました。

そんな引き際を検討していたところ、かつて僕がお世話になっていた会社員時代に取り組んでいた東京都の小学校団体さんにおいて、損害保険のかけ方についてお悩みだという情報を耳にしました。

早速、様々な“つて”を頼りにその団体さんの会長さんや役員の方々と公式にお会いする機会を得、あれこれ手順を踏みふみ、ようやく昨年の12月頃に口頭ではありますが、正式採用のお許しをいただいた次第です。
※おかげさまで当社ではそのやや特殊な保険をお取り扱いしてもいいヨ、という旨を保険会社より許されていましたので、そこは保険会社ご担当者様に感謝です(ご担当のS木さん、O野さんありがとう)。

その後、かつてかかわりのあった方々へ仁義を通し(言い方!)、各方面へのネゴシエーションも整え、1月末~2月中旬頃には正式にリリースとなる予定です。
正直どれほどの成果になるかは未知数で、しかし“よくて普通”だと思う。経費も考えれば損益ギリギリ。下手すれば赤字になるかもしれない。それでもこうしたご縁をいただいたこと、そして今後次のステップ(各地方)に繋がるかもしれないという期待を思えば、これは当社としての特長・特色になりうることの為、大変嬉しく大事なことです。

そうはいっても年月は待ってはくれない。“僕自身の終わりの在り方について”は変わらずすぐそこに横たわっている。それは今回のことを通して、数年後なのか、十数年後なのかはわからなくなったけど、この2種(保険と医療)のお仕事の責任を全うするためにはもうしばらく頑張らなくてはならなそうです。


一方で僕の所属していた会社さんもその東京都の小学校団体さんから別の保険のご契約で公式なご採用があるわけで、そこはご迷惑をかけぬようしっかりご挨拶といきさつをお話せねばと16年ぶりにお訪ねしたわけです。そこは色々と思うこともあるのでまた次回に。