闘病日記・続編を開始いたします(大したことないけど)。
(復習)2025年8月より本格的に患っていました「結腸膀胱瘻」。
この疾患の治療の為、順天堂医院の方々のご協力により12時間超に及ぶ手術を受けました。
大腸をばっさり切除し、膀胱も一部を切除し縫合。そして人工肛門の造設という一連の治療によりこの疾患そのものは根治したものと思っています(今のところ)。
(さて本編)この12月末をもって術後3カ月近くになる僕は、前回の手術にて大腸を保護するために一時的に造設された人工肛門を閉鎖するという手術を受ける予定です。
人口肛門による日常生活の不自由極まりない日々により(個人の感想です)、毎日カレンダーを眺めては、その手術を受ける日を指折り数えて待っていたのです。
しかしいよいよその手術日が間近になることで逆に一抹の寂しさを感じているような。。。「ストーマ・ロス」とも言えそうなそんな気の迷いも感じています(イヤ決して違う、断じて違うと言い聞かせる)。
とにかくも12月に入り、入院+手術前恒例の検査漬けの日々が始まったわけですが、これがなかなか一筋縄ではいきません。
特に今回、心電図の検査を行ったところ、いつもの僕であればささっと終わって特に問題もないはずが、こともあろうに「不整脈」が出ているとのこと。
それもちょっとやそっとではない波形だったのか、現場の技師さんらは大慌て。
複数の技師さんが何度も機器を見まわし、さらに幾度も計測をして「いやいや、やっぱりこれはちょっとまずくない?仲山さん何ともない??
以降の検査は中止して至急外来に行きましょうね」とか何とか。僕自身はすこぶる元気だったため、部屋の陰で技師さんらが「きっとこの人はこの状態がいつもだから、普通になっちゃってて何にも感じてないんだよ」と言われる始末。(ひどいな、もう~(笑))
その後緊急的な枠かなんかよくはわからないけれど、予約で一杯の循環器のドクターさんの診察を受けさせていただくことになりました(感謝です)。
その循環器のドクターさん曰く、「やはりこの波形は尋常じゃないから本来なら早めに入院してもらってカテーテルアブレーションのオペを受けてもらって治さないとダメなやつよ。
特に狭心症を患っていて、前回手術のときには血栓も見つかって、そして今回は不整脈でしょ。三拍子揃っちゃってるよ~」と静かに告知するドクター。よもや冗談でも言っているのか?と思ったものです。。(最近順天堂医院の医療スタッフさんからやけにイジられることが多く、僕ってそういうタイプだったっけ?と)
しかし病院では決して自己主張しない僕ではあるけれど、人口肛門の閉鎖手術だけは何がなんでも行っていただきたい!そんな思いを涙目で訴えた(大げさ、そこまでじゃあない)。
そんな思いを汲んでいただけたかどうか、循環器のドクターさんも「仕方ないね、薬で良くなるか見てみましょうか、まあストーマの閉鎖術くらいなら平気かな~」とのことにて一安心。とはいえその日はホルター心電図(24時間心電計を付けっぱなし)を装着させられ、僕の上半身にはストーマパウチやら心電計やらで、まるで改造人間、サイボーグのようなありさまで帰宅したわけです。
一方肝心要の大腸肛門外科の主治医の先生にも即座に情報共有いただき、「技師さん達もプライドを持ってやっているからこれらのことは尊重してあげてね」と。もちろん文句を言うつもりなどこれっぱかしもないため、こちらも一安心。
関係する医療スタッフさんの気が変わらぬ内に残りの検査と入院予約を行い、12月下旬、人口肛門の閉鎖手術を受けるべく準備をするのです。
フフン!
