2025年12月26日金曜日

(続)闘病日記・その2

ストーマ閉鎖手術を受け、ベッド上での絶対安静を強いられた土曜日の午後。ぼんやりと失った人口肛門に思いを馳せる(なんちゃって)。

そんなぼんやりした時間も束の間、かつて人口肛門があった場所には15cm四方のガーゼが覆われている。その右おなかのガーゼに覆われた創部を看護師さんが「見せてくださーい」と言っておもむろに剥がしにかかる。
(手術後あるある→→看護師さんは必ず患部を見たがる。もちろん職業意識上のことと理解しているけど、みんながみんな必ず患部を見たがる不思議)

・・・グロい(絶句)

おなかの上に爛れた火山があるような感じ。直径10cmくらいの山が出来ていて、その中心部たる落ち窪んだ火口(約2cmほど)には血が充満し、一部がどろりと流れ出ている。

これは完治まで何ヶ月かかかるだろう。。。というのが正直第一印象。それでも日々その創部の経過を確認下さる医師や医療スタッフさんらはみな口々に「うん、いいね!」とライトな感じでいう。どこがいいのかさっぱりわからないけど、多くの症例を見てきた彼らが言うのだからきっといい方なのだろう。

そんな折、医師達は手術日当日の土曜日から術後5日目の水曜日まで「絶食」するよう言い渡してきた。この食いしん坊の僕に対してである。
まあ、よくよく考えれば前回は切除+吻合した大腸を守るため、その手前に迂回路ともいうべき小腸の人工肛門が造設されたわけ。
今回はその防護壁ともいうべき人工肛門をなくし、本来小腸が大腸に繋がるための通り道が出来たので(吻合箇所)、食べ物が通ればその吻合箇所に負担がかかるのはいわずもがなである。

そんなわけで、術後の処置は特になし。検査も取り立ててなし(採血とレントゲンのみ)。食事もなし。何にもなし。。。

こりゃ困った。1日が平坦過ぎて退屈を通り越して苦痛の域だ。

そんな状況下において追い討ちをかけるように看護師さんが告げる。「仲山さんの手術日に居合わせた研修医がインフルエンザに罹かってしまったので、仲山さんもその対象ね。部屋から出ちゃダメですよ(ダメとは言ってないか(笑)、ドアを全開にしちゃダメね、と言ってたね)」とのこと。

前回もそうだったけれど、入院時には思いがけないことがいくつも起きる。

これらのこと以外にも様々なことが発生し、病棟内の医療スタッフさんらのご苦労は計り知れない。あんまり書いちゃうと類推の恐れがあるからね、控えますヨ。

いずれにせよやはり入院環境は特殊なのだなと感じた術後5日目までの感想でした。

つづく