まだ電車は怖くて乗れないので、クルマを使って出かけてみました。
行先は順天堂病院(笑)。
別に予約をしていたわけではないけれど、近々外来で通院する必要があるため、クルマで行ってみようと思ったわけです(練習)。
まだおなかに複数ある傷口やストマ部分にシートベルトが当たると痛いし、道々の段差でクルマが揺れるたびにあちこち痛みます。それはともかく、渋滞をかきわけ1時間かけて何とか到着。退院後10日ぶりの順天堂病院でした。
1号館は相変わらず受診者さんや付き添いの方々でごった返していました(午前10時頃)。
早速、ここまでかかった入院費用の領収証の出力やら、公的保険の為に必要な書類をお願いしに医事課へ訪問。ついでにオストメイト用トイレもお借りしました。
30分ほどで用を済ませ、そそくさと病院を後にしたわけですが、退院後初の順天堂・訪問の第一印象としては「帰ってきた!」というナゾな感覚でした。
前も書いたけれど、2週間ほどの入院中、あれほど退院したくて仕方なかったのに、この場所で味わった数々、様々なことが僕の中では強烈な印象とともに“温かで守られていた感覚”もあったのだと思います。迷路みたいな1号館、瀟洒でキレイなB棟。優しく元気な医療従事者の皆さん(全員がそうではないことは強く申し上げる)。
僕にとっては美化されかけているのかもしれない。
もちろん、病院側からすれば年間何万人という患者さんのうちのたったの1名だということは承知しているし、僕もそのサービスを利用しているものの一人だ。
だとしてもあれほど苦しい思いをしていた僕の疾患を治してくれたドクターたちや、その後の看護をしてくれた看護師さんたちや技師さんらに感謝以外の何もありはしない。
また年明け頃に再入院することにはなるのだけれど、また医療関係の皆さんのお世話になることでしょう。正直おいしくない病院食や、腰が痛くなるマットレス、術後経過観察の為の排液の色やら、尿の色や便の量などでガミガミ言われるのでしょう(血圧だけは成績がよい)。
それでもまた再入院+再手術の日が待ち遠しくて仕方ない(これで真の意味で完治を目指せるから)。それまでの間、辛くて不自由で出来ないことが多いけれど、謙虚・忍耐の日々です。
