2014年10月1日水曜日

保険会社と担当者

他の業界のことはよくわからないが、保険代理店業界では保険会社の社員さんが代理店さん1店ごとに約1~2名の方が「代理店の指導、育成、サポート」などの目的によりついて下さる。

とはいえ一部の方が大好きなメイドさんとは違い「ご主人様、今日も頑張って下さいネ」なんて言うはずもないし、そもそもご担当者さんと半年会わないなんてケースもざらにある。

当社はどうか。

おかげさまで全7社中、稼働している6社の保険会社さんのうち、

①3社さんとは多少の強度差はあれど“蜜月の関係”である(と僕は勝手に思い込んでいる)。

②1社さんとはつかず離れずであるが、そもそもご担当者が変わってからその新担当者さんとは1度も会ったことがない。
(しかしとても優秀な事務スタッフの方が余分に1名ついて下さってるので差引ゼロ、まあ問題ない)

③残りの2社さんとはボタンの掛け違いというか、僕にとっては出会いが最悪であった為、既に疎遠である。
(もとい、誤解しないでいただきたい。ご契約の管理運営には全く問題なく、そもそも担当者さんがいようがいまいが自立して運営しているこの代理店業務である。当社においては日々粛々と業務を遂行しているのでお構いなくという類のお話である)


一方でこの上記③、疎遠となっている保険会社さんのご担当者さんがたったの半年で当社から担当を離れ、今度別の方が担当となるので紹介したいというお話をいただいた。
どういった意味をなすお話なのかはわからない、プラス方向なのかマイナス方向なのか。。。しかし今度のご担当者さんがどうであれ、当社としては一本筋の通った各保険会社対応~施策を心掛けなければいけないのだと思っている。


某大手代理店さんに勤務していた頃、上席や同僚さんたちはことあるごとに「今度の○○保険の担当者はとても感じがいいし、よく出来る人なので契約をたくさん回そうかな」とか、「この担当者はどうしようもないから契約を他社へ移しちゃおうかな」だの、担当者の良し悪しで会社としての方向性はもちろん、お客様の意志すらないがしろにしそうにする場面を折に触れ見ることがあった。

そんな有様を見越した当時の代表の方が「保険会社の担当者の好き嫌いで保険会社を選ぶな!」と叱責していたことがある。

正直に言うと、僕もその言葉ではっと我に返ったものだった。


経営判断上、苦い選択をしなければならないこともある。
がしかし、お客様あっての我々であることは当然、そして保険会社の担当者の優劣ではなく、その保険会社がお客様にとって有益であるかどうかをしっかり見極めた上で、代理店としてもその保険会社さんとしっかりと取り組んでいかねばならないことを常に肝に命じていなければならない。

------------------------
とはいえ、相手がスキスキビームを出してくれば、こっちもスキになってしまうし、逆にぞんざいな扱いを受ければ「そっちがその気ならこっちもこうだ!」ってケンカっぱやい僕はそうなってしまう。

とにもかくにも怒っちゃダメダメ。