2018年8月20日月曜日

野球観戦

久しぶりのプロ野球観戦@東京ドーム。

お客様より譲り受けたチケットを握りしめ、まるきり野球好きでない家内をお供にデーゲームを観戦して参りました。

・・・あれは遥か数十年前、小学校5年生くらいのことだろうか。

父に連れられ初めて後楽園へナイターを観に行った「巨人対大洋戦」。
結果は現・横浜DNAこと、大洋ホエールズが勝利した試合だったのだけど、カクテル光線に照らされた鮮やかな緑の芝生、末次選手のかっとばしたホームラン、あの華やかな様を今も忘れない。

昔は屋根ナシ球場しかなかったし、今と比べればチケットの入手は容易であったため、ナイターなんかであれば夕方5時くらいに当日券で外野席に着けば楽々座れた。ゲーム開始のほんの少しの間、夕方のほの暗くなってきた青空と、風に揺蕩うタバコの煙、「ビールいかがでしょう!!」と叫ぶ野太い男子売り子の声を耳に、プレイボールの声がかかるのをわくわくして待っていたものだ。
それこそ昭和の時代の野球場はそれはそれでとても良かった。
ここまではノスタルジー。

今でこそドーム球場が増え、中止になるリスクは激減。かつデーゲームであれば、日焼けを気にしなくてすむご婦人方にとっては大変過ごしやすく、何より球場全体の演出を含め昔とは比べ物にならないほど華やかだ。

さて実際のゲームといえばこの日は巨人のワンサイドゲーム。
序盤にHRが何本も飛び出し、写真の通り巨人ファンの面々はみなオレンジのタオルを振り回し、ビール片手に狂喜乱舞。球場内の巨人ファンがみな一体となったゲームだった。

サッカーと比べて野球は世界的に見ればまだまだマイナーなスポーツだ。
なのでサッカーのワールドカップなんかの盛り上がりと比べちゃいけないが、しかしこうみえて一応生粋の野球ファンであるし、野球に関してはそれなりの造詣がある。
そのせいかどうか、最近はなかなか熱くなれないのだが、こうして大勢の野球好きが無邪気に盛り上がって熱くなっている様子を見ていると何だかとても嬉しくなってしまった。
まだまだプロ野球も捨てたもんじゃないね。