2019年5月2日木曜日

サボテンの花

サボテンの花が咲きました。

現在の事務所に移転してきた2年半前。
部屋そのものはとても気に入ったものの、あまりに殺風景な室内の有り様にさすがに潤いが欲しく、とりあえず100円ショップで購入してきた小さな小さなサボテン君。

大して気にもかけずといっては語弊があるが、時々水をあげたり、1年に1回くらい土を代え鉢を替え(といっても家内にやってもらった)いつの間にやらぐんぐん大きくなり、令和を迎えた翌日の今日、いつの間にやら可愛いらしい赤い花を咲かせていました。

仕事は相変わらずパッとしないし、お金もないし、、、日々さえない日を過ごしていますが、それでも家族は元気(子供は大きくなり)、ネコも元気(もう7~8年になるだろうか)、僕のまわりの命あるものたちが元気にしているというだけで何やら幸せだ。

人は他者と比較し生きていくこと、上へ上へと目指すことがいつの間にやら沁みついている環境にあると思うけど、最近ではようやく自分が自分らしく、ありたいようにいられるだけで十分幸せなのだという心持ちです。

サボテンに花が咲いた今日、また少し幸せな気持ちでいられそうです。

2019年4月23日火曜日

ハピネス

ブログの更新をすっかり忘れていました。こう見えて実はかなり多忙だったのです。
当社の社員さんが保険会社への長期研修に赴いているため、業務のほぼすべて、何から何まで自分で行う必要がありもうへとへと。。。
早く帰ってきてくれないもんかと。

そんなガラにもなく大忙しの中、お客様とのコミュニケーションだけは掛け値なしの手抜きなし!
今日も初台にある任意団体のお客様とお会いして参りました。
とても楽しくそしてその生き方に深みのあるナイスガイでした。
その方はマンガもお好きとのこと、あまり時間もなかった為詳しい情報交換は出来なかったものの、僕もそれなりのマンガ好き(家内には負ける)。

そんな僕の現在一押しのマンガ家さんが「押見修三先生」である。
「悪の華」「ぼくは麻理の中」「血の轍」などなど多数の作品を執筆されている。

その中でも一般的な評価は微妙かもしれないけれど、僕は「ハピネス」という作品が大好きだった。
・・・だった。そうつい先日とうとう完結してしまったのだ。(長男からは「〇〇ロス」だね、なんて慰められる始末。)

このハピネスという作品、概要としてはズバリ吸血鬼ものです。
あまりにベタな設定かもしれないし、作者の方の傾向として、途中お話は混とんとしてくるので一体全体どうするのだ!とイライラともヤキモキともさせるものの、でも主人公たる「岡崎くん(写真右)」と準主役といっていい「五所さん(写真左)」の将来、未来を案じずにはいられなかった。

もちろんこんなところでネタバレなんぞしないけど、この作品中盤での写真のシーンなんて、あまりに唐突でショックと同時に涙が出そうなシーンだった。
こんなシーンで泣きそうになる僕もどうかと思うし、相変わらず感性がイカれているのかもしれない。
でもとうとう完結してしまったのです。

現在「血の轍」というこれまた問題作を連載中の押見修三先生。
「血の轍」の連載を楽しみながら、次回作もとてもとても楽しみにしています。

*写真に関しましては問題があれば速やかに削除いたしますのでその際はお知らせください。

2019年2月12日火曜日

ゆで卵×爆発

元々タマゴ料理は大好き。
卵がけごはん、卵焼き、目玉焼き、オムレツ、オムライス、卵とじ系などなどなど・・・。
しかし数年前に原因不明の生卵アレルギーを発症。
それ以来少しでもナマに近いユルイ状態のタマゴ料理を食べた日には百発百中で腸がねじ切れんばかりの腹痛に襲われ、数時間は七転八倒の苦しみで悶絶するという体質になってしまいました。
それからというものタマゴ系料理は完全に火が通っているものしか口にしないようにしています。

そんな今日、家に帰ってみると台所にゆで卵があり、ちょうどおなかも減っていたので電子レンジでチンしていただこうと思いました。
そう念のためさらなる加熱をすれば万が一にも先のアレルギーには陥らぬだろうと万全を期したわけです。
熱い食べ物は比較的平気なので、ふーふーもせずにこのゆで卵を一口ほお張ろうと、噛んだ瞬間、、「ボン!!!!」。
大げさではなく、しっかりした破裂音とともにゆで卵は爆発。あたり一面と僕の顔に爆発し砕け散った卵の白身と黄身が飛び散りました。
それはともかく、口の中と唇が熱い・・・。
爆発時にゆで卵内に蓄えられた熱が一気に口の周りに噴出したのです。そりゃ熱いに決まってる。
高校時代、野球部の先輩から理不尽な理由で顔面を激しくビンタされた以来の激烈な痛み(今でもあの先輩の事は忘れない。いつか会う機会があったら礼節をもってご挨拶をしよう・笑)。

ちょうど時を同じく帰宅していた家内が僕の顔面たまごだらけの顔で憔悴しきっている様子を見て、ビックリすると同時に何もなかったように床に散らばっている卵のかけらを拾いはじめ、りんちゃん(飼い猫のこと)が食べてくれればいいのに・・・と。

部屋を汚してどうもスミマセン。。。(と心の中で詫びる)

ヤケド状態となったヒリつく口元を冷やしながら、「生卵どころかゆで卵からもすっかり嫌われてしまったか・・・」と落ち込んでいるとき、ふと以下のことが頭に浮かびました。
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*以下、HUNTER×HUNTERファンの方しか理解できないことをお許しください。
夕食時、息子と家内に、
「リトルフラワー並みの爆発を喰らったよ。。。さすがに凝で防げなかった・・・」というと、
息子が「あーきっと陰を使っていたんだね。」と気を使って返してくれる。
すかさず家内も「大天使の息吹」があったらよかったのにネ~。

やさしく楽しい家族で良かった。
まだ帰宅していなかった娘と共にみなに幸あれ!
卵なんぞでケガすることなかれ!と祈りました・笑

2019年2月5日火曜日

優柔不断

いつの間にこんな優柔不断な男になってしまったのだろう。
だいたい何でもかんでも白黒ハッキリしていないとイヤで、周囲の心配を他所にさっさと結論を導き出しては乙に入っていた。

それがどうだ、50も半ばを過ぎ数年前に体調を崩してからというもの、何をするにも逡巡しては周囲に意見を求め、ネットの適当な意見を参考にしつつ、迷いに迷ってついには迷宮の彼方に葬り去られるという具合だ。

そんな最近の自分がとてもイヤだ。
決断することが怖くなってしまったか。
まあムリもない、残された時間は既に多くはないのだから。(くれぐれも誤解なさらぬよう、今すぐ死んじゃうわけじゃない)

現在ウチのスタッフさんを長期間の保険会社の研修に出している。スキルとメンタルとお客さんをたくさん抱えて帰ってきてくれるといい。しかし彼が不在の間、不安で不安で仕方ない。(とはいえ業務的には連携も出来るし、保険会社へきちんと申請すれば所定の業務であれば手伝ってもらえることもあり)
それほど頼りにしていたということもあるが、やはりさみしいのだと思う(気色悪い・笑)。

きっと家族もそうだ。今は家族4人+1匹、元気に過ごしているが、もし独身であったならこんなに頑張ってもいないだろうし、きっと腑抜けていたろう。

こんな優柔不断でダメな僕であるが、ことガジェオタとしての面では平素の優柔不断は一変する。

そう決断の出来る男へと変貌するのだ。

今回の獲物はカレ!
極小タイプのVOCU・ボリュームペダル。
またしても手元のペダルをいくつか売り払いご購入(断捨離ね)。
果たしていつまで手元にいてくれるかはわからないけど、この武骨なまでの工業製品としての存在感。こだわりのmade in japan!
実用性が大事に決まっているけど、やはり見た目が大事でしょう!

・・・とこんな具合に楽しくなってくる。

一応二つの会社の経営をさせていただいている、大切な家族もいる、そんな責任感で毎日押しつぶされそうになるからこそ、今ある仕事もいつ失ってしまうんじゃないかと不安で不安で怖くなる。
きっとそのうちメンタルをやられるのだろうと思い、先日たまたまある筋にてストレスチェックを行う機会があった。

結果は・・・「日々まったくストレスなく、楽しく過ごしているでしょう」的な結果。
なんだそりゃ。
医療従事者の家内が言う、「きっとどこかでバランスが取れてんじゃない。」

そもそも本当に辛い人はこんな(どこにオチを持ってこようかと考えている)のんきなブログは書いていないだろう。
ガジェオタとしておNEWのペダルを見てはうっとりしていないだろう。
アジアカップで日々熱くなり、次のコパアメリカへの代表の参戦を楽しみにはしていないのだろう。
いい年こいて山崎あおいさんの「鯖鯖」や「アイソレイト」を聞いてファンクラブに入るほど入れ込まないだろう。

そう、なんだかんだできっと元気です・笑

2018年11月21日水曜日

PTA保険(その1)

当社にとってあまりにど真ん中なテーマ、「PTA保険」。
その名の通り、PTA活動におけるケガや賠償を補償する損害保険商品のことです。

現在僕が運営する保険代理店(株式会社インターフィールド・トラストといいます。社名が長い・・・)がかなり気合を入れ取り扱っている保険商品であります。

業界では恐らくニッチでレアなこの保険商品、一般的な保険代理店さんでは商品名くらいは知っていても実際の運用方法はよくわからないであろうこの保険商品を僕がなぜゆえ目の色変えて取り組んでいるかということを書き記したいと思います。

遡ること20年くらい前(まだ30代半ばだったね)、大手保険代理店さんの社員として、周囲のスタッフから疎まれながらも(笑)、我が道を行くスタイルで正しい事を正しく行いたいと振る舞っていたあの頃。

東京都の公立●学校PTAの上部団体と自称するとある団体を保険契約者とした「PTA保険等」の担当となりました。
(だってその団体さんは東京都は23区もあるのに、たったの加盟区5校くらいしかないし・・・。
それってもしかして保険のための団体じゃねーの?コンプラ的にいいのかな?と老婆心ながら心配していました。ちなみにそれを当時の引受保険会社のエライ人にご指摘したところ、顔を真っ赤にしてものすんごく怒ってた。まあいまさらそれはウチの関わることではないし。当局が「適法」というならそれはそれでいいのでしょうね。スミマセン、悪気はないんです)

そのPTAさんのご契約は当時全部で200校くらいあったでしょうか、ある日1校のPTAさん(いわゆる単Pさん)と接する機会があり、「そもそもこの保険て、どんな時に補償の対象となるのか全然わからないんだけど・・」というお声をいただきました。
ふむ、そりゃそうだよね。。。
保険を生業にしている人たちだってよくわかってないんだから、一般の方々はなおさらわかるわけあるまい。

そうだ、各単位PTAさんに個別のご説明会を実施してみたらどうだろうか?と思い、ご契約校全校にご案内ハガキを出してみたところ、想像以上のご反響。

やはりご説明を求めておられるんだ・・。

そこからは無我夢中の猪突猛進。
ご要請をいただいた各単Pさんにご説明に伺うたび、PTAのお母さんたちは熱心に耳を傾けてくださる。だいたい質疑応答含めて1時間は当たり前。
そしてご婦人方が中心のためか、保険のお話を肴にとても盛り上がる。

それ以来、この瞬間・場面がとても好きになり、毎年この活動を続けていたのだけど、当時所属していた会社の役員さんからは「仲山はまたPTAに行ってるのか・・・」とあきれ顔だったらしい。

・・うるさい、大きなお世話じゃ!こういう地道な活動が会社の基盤を支えるということがわからんか、と内心忸怩たる思いでいましたが、それはそれで正義が違うんだから仕方がない。


いずれにせよ残念ながら志半ばながら当時所属していたその会社を去ることになりました。。。

(長くなりそうなので続きはその2で)

2018年11月1日木曜日

リハ再開

僕の唯一の趣味といってよい音楽活動。

残念ながら川崎で活動していたバンドさんからは脱退させていただきました・・・。距離的なこと、日程的なこと、色々ムリがありました。
でも1年間楽しく過ごし、お世話になりましたバンドメンバーさんにはこの場をお借りして感謝をお伝えしたいと思います。
本当にありがとうございました。

さて一方古くから活動しているバンド・大関(オオゼキ)に関して、7月の惨憺たるライブを経て、いよいよ10月からリハーサル再開となりました。

「Deep purple」さんの「Stormbringer」というアルバム全曲コピーという荒技(苦行・笑)に挑戦です。

このアルバムはご存知の方は当然、知らない人はまったく知らないと思いますが、ハードロックバンドである「Deep purple」さんにはあるまじき、とてもブルージーでファンクなアルバムとなっています。

よっていつもの剛球一直線な僕の出音では到底バンドに迷惑をかけてしまうため、このたびボリュームペダルを導入。
曲によって音量バランスに気を使ってみようというわけです。(ちなみにローインピモデルでペダルの最後段、あくまでも音量調節を目的としています)

もともと器用というには程遠いワタクシ。
ギターを弾く右手・左手だけでもいっぱいなのに、本当に足まで使えるのか?と自分に自信がなく、リハ当日までボリュームペダルを持っていくかどうかを逡巡するほど。。。
でも思い切ってチャレンジするや意外や意外、左足をボリュームペダルに乗せっぱなしにして、周囲の音を聞き分け、フレーズごと音量調節することの楽しさといったらありませんでした。
正にアンサブルの極致!

さらにこのボリュームペダルはかの有名なBOSS製の製品でありますが、「Limetone audioの今西さん」がモディファイ下さった製品であり、出音は(聴感上)一切音痩せすることなく、さらには特注でミニマムボリュームまでつけていただいた次第。
アマチュアの僕には勿体ない製品かもしれませんが、久しぶりにアタリのペダルと認定させていただきたいと思います。
本当に素晴らしいペダルでした。

ちなみにリハは相変わらず反省だらけでしたが、でも今までの僕よりはまあまあ良かったんじゃないかと思いましたし、また今のメンバーさんで奏でる音はこのブルージーでファンクな感じが合っているような気がしました。
また次回11月のリハが楽しみです。(以上何のオチも教訓もナシです)

2018年10月29日月曜日

事故対応と代理店

9月末より台風21号、24号と立て続けの列島横断により、直接的な被害はもとより、塩害などの被害に遭われたところもあるようですね。
思いもよらない様々な自然災害から出来るだけ早い復旧と健やかな日常生活を取り戻されるよう心よりお祈りしています。

さて当社のメイン事業は損害保険の代理店です。

よって当社のお客様も少なからず今回の台風で風災害による物的損害・被害に遭われたお客様が多かったと思います。
担当店として出来るだけ速やかな対応を心がけたつもりですが、それでもなかなか痒いところに手が届かなかったところもあると思います。反省。。。

そんな業界内のほんの一部、楽屋ネタみたいなものかと思いますが、保険代理店にも都市伝説的なものがあります。

「事故は続く」

今回の台風被害のような明らかに多くの方が被害に遭うケースは除き、あるお客様が何らかの事故に遭われ、保険金請求の対象となる事案が発生すると、立て続けにまったく縁もゆかりもない関係のないお客様方が様々な事故に遭遇し代理店あてにご連絡が立て続くというものです。

ホントにこれは不思議なもので、1日に何件もそのようなことが続き、大体2~3日にわたって様々な事故のご対応を行うというものです。

正直、保険代理店はお客様のために何とかお役に立てるよう、「保険金を払ってナンボ」みたいなところが少なからずあると思っています。
(もちろん不正は言語道断、けれどせっかくお入りいただいた保険がいざというときに役に立たなかったら何のためかというマインドはあるだろう)。

したがって事故のご連絡を受けると、真っ先にその事故でご加入の保険がお役に立てるかどうか、頭は全力のフル回転。保険会社との連携以前にカンペキな知識武装をもって様々な場面に備えことに至る。
よって僕に限っていえば、事故のご対応に関していえば、全力の全速力でご対応しているつもりなのでお客様が思っている以上に事故のご対応はヘトヘトのクタクタになるのです。

今回も台風被害とは別に、普通の火災事故から、自動車事故、ケガに賠償に何が何だかの事故件数が2~3日では収まらず、1週間ほど立て続きました。

そしてこんなときだからなのか、あるいは考えごとをして不注意だったせいなのか、事務所内でスリッパをはかず、うろうろしていたところ、自分の右足の小指を思い切り事務所の冷蔵庫の下に敷いているスノコの角にぶつけてしまいました。うめき声をあげうずくまり、おそるおそる靴下を脱いでみたら案の定大出血+爪がベッコリと剥がれてしまっていました。
そんな翌日、ケガをしてしまったところ~負傷した同じ右足小指~爪の剥がれたまったく同じ箇所を自宅の木製の角ばった脚部に連続でぶつけ再び涙が出るんじゃないかというくらいに痛め、うずくまるという。。。(ホントに骨が折れたんじゃないかと思ったほどの激痛・・・バカだねホントに)

「事故は続く」を地でいったこの1ヶ月でした(涙)。

みなさま、事故などに遭われぬよう日々落ち着いてお過ごしください(笑)。