闘病前78Kg、退院後65Kg→13Kgのダイエットとなりました次第です。
そう先日の日曜日(10/12)に退院して参りました。体のあちこちに生えていた管はすっかり除去(ストマは別)、しかし体のあちこちは手術のキズ痕だらけで正直痛々しく、実際傷跡はイタイ。。。
それにしてもあれほど恋焦がれていた帰宅だったのに、久しぶりに帰ってきて感じたのは、病院内は守られているんだな~という感覚でした。何の不安もなく、周りは医療従事者さんと病人だらけ。そして患者にとっては時間がゆっくりと流れている(もの凄くヒマだし、指示されたことだけを行うのでラク)。
それが自宅へ帰ってきて少しの用がありヨボヨボと近所を歩いていると、社会全体、人もモノも物凄いスピードで流れている。正直怖くなってしまった。
しかしおかげ様で今回の僕の傷病=結腸膀胱瘻に関してはとりあえず手術は成功、基本的には根治といってよいのではないかと思います(S状結腸の全切除+下行結腸も半分切除、横行結腸を腹膜から外し、直腸と半分になった下行結腸をT字に吻合。膀胱を一部切除しこちらは縫合、大腸を保護するために一時的な回腸ストーマを増設、だそうな)。
入院中、家族や友人、お客様にはご迷惑とご心配をおかけ致しました。とりわけ奥さんには本当に感謝している。ここまで僕が心の奥底まで奥さんに依存しているとは思わなかったけど、本当に頼りになったし、癒された。
ただ一時的とはいえ、オストメイトとなった僕は今、外出が怖い。
万一、外出中ストーマパウチから便が漏れてしまったら、電車の中で意図せずそうした事故が起きてしまったらと思うと恐怖しかない。したがってしばらくこの生活に慣れるまでは家と事務所の往復(徒歩3分)しかムリかもしれない。
一方、入院中にかかった費用は僕にとっては莫大だ。職性としてそれなりに保険には入っているが全然足りない。高額療養制度のお世話になりつつ、差額ベッド費用などは丸々実費だから仕方がない。こんなときやはり一生に何度かしかないとはいえ、民間保険の有難みを痛感(その分保険料も払っているけど)。
今後、順調に回復が進めば、年明けにストーマの閉鎖手術を受ける為、またまた2週間ほど入院することになるのでしょう。あと3~4ヵ月とはいえ、この不自由極まりない生活に慣れ、またこの経験を活かし、多少でも人のお役に立てればよいと思っています。
これにて闘病日記第1弾につきましては以上をもって終了とさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。






