2022年2月23日水曜日

デイジィ本店(パン屋さんのこと)

 

今日は祝日・天皇誕生日、お仕事はいったんお休みにて。

さて家内は医療従事者ゆえ、祝日も関係なくお仕事へ出かけ、一人何をしようかと思案。

ここのところすっかりサボり気味な運動をしようと、昨夏に健康のためと購入したチャリにて午前中は近所へお出かけしてみました。最低1時間は走ろうと決め、近所とはいっても区内はやはり人もクルマも多いし道もごちゃごちゃと狭い。したがってここは比較的道幅も広い川口方面へと、「花の枝橋」を越えひたすらまっすぐに走ってみる。

そこでふと右手に目に留まったのが、かわいい店舗にポップな外観「デイジィ本店」。

埼玉県川口市を中心に10店舗以上を構える老舗のおいしいパン屋さんである。以前数回家内と訪れたことがあるのだが、地元でさすがの人気店ゆえいつも混んでいる。でも今日はまだ時間も早いし、それほど混んでいなさそうなのであとで寄ってみようと心に決める。

きっとおいしいパンを買って帰れば家族にもお喜びいただけるだろう、なんて打算もあったりして・笑

学生時代、僕はサンジェルマンというパン屋さんでながーいことアルバイトをしていた。将来パン屋さんになりたかったのだが、その夢は今のところ適わずにいる。しかし相変わらずインストア系のパン屋さんがあれば必ずと言っていいほど買ってしまうのだ。

祝日の今日、ダイエットと血糖値減少のために自転車で出かけたのに、結局パンを買ってきちゃカロリー的にもNGだと思いつつ、その誘惑には結局勝てなかった。

「20世紀少年」という大好きな浦沢直樹さんの漫画で、登場人物のマルオが息子とダイエット目的でウォーキングで出かけたのに、帰り道にラーメン食べちゃうのと同じ理屈だ。

まあまあ人生は短い。人生は残酷なのだから(「進撃の巨人」をご参照あれ)今のこの美しき世界で、大切な時間を好きな事をして過ごすこともアリでしょう(と言い訳してみる)。

2022年2月2日水曜日

新宿

サッカー日本代表がホームでのサウジアラビア戦に勝ちました。代表メンバーが集まり、わずかな期間とはいえ連携確認が取れたのでしょうか、選手たちは数日前の中国戦とは見違えるようなパフォーマンスと(素人目ですが)感じました。

そんな日の朝一番、新宿にいた僕はいたるところでベンチに座ってしょんぼりしている人、肩を落としてとぼとぼと出勤先へ向かう人、明らかにお仕事へ向かう足が止まってしまっている人を多く見かけました。
会社で辛い仕事が待っているのか、またはイヤな上司・同僚が待っている職場なのか、様々な問題を抱えているような方が目についたのです。

かくいう僕も東京海上の研修生時代は営業成績は悪いは、頭は悪いわで、毎日ガミガミ怒鳴られ、いじめられ、日々憂鬱でした。それでも3年間の研修期間をやり通せたのは“意地”の一文字だったと思います。そんなことはまあ置いておき、今も損害保険のプロ代理店としては保険会社が求めるレベルには程遠いものの、別会社の医療事務代行業務のおかげもあり、保険代理店業と医療事務代行業の二足の草鞋にて、毎日“のほほん”とやってこれてはいると思います。

だからなおさら新宿の地で明らかに元気のない人たちを見ると他人事ではない。僕らに出来ることは何もないけれど、必ず今より少しでもいい日は待っている。

乗り越えられなくてもいいし、回り道をしてみてもいい。尊厳を傷つけられるような時には逃げたっていいと思う。ただそこに立ち止まっているだけではその先の景色を見れないから。

・・・まじめな話を書いてしまった。

今日はここまでにしましょう。

2022年1月28日金曜日

ホームページのリニューアルについて


ぼんやりしている間に1月もあっという間に終わろうとしています。
少し焦ります(>_<)

そんなわけで今日はカンタンなお知らせのみ。

当社のホームページを少しだけシンプルなものにしました!(ジャーン)

実は今までのページはプロの方に制作をお願いしていたのですが、とてもプロ過ぎたため、ほんの少し修正したり、新たなコンテンツを追加しようとすると、僕のスキルでは手に負えず、つい億劫になり情報発信が疎かになってしまいました。

しかーし!一念発起にて久しぶりに一から作ってみっか!と仕事の合間合間にミニマルでシンプルで、かつ修正しやすいページを作ってみました。

それがようやく(まあまあ)完成。古いホームページから新しいホームページへのリダイレクトも(たぶん)出来た(と思う)。

これからは少しずつ、個人的に大好きなニッチな情報発信をしてゆければと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!(^^)









2022年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

60才まであと数年、自身の健康には十分気を付けながらお客様とのご縁をこれまで以上に大切にしてゆこうと思います。

また当社に関わってくださるスタッフさんたちの能力や知見を高められるようバックアップもしたい、理不尽なことは一定程度あるとは思うけど、それぞれが正しいと思える行動を完遂出来るよう応援したいと思います。

そして何より家族のことはこれからも大切に思い、でも機材はほどほどにしたいと思います(笑)。(今年はギターが買いたいな)

2021年12月24日金曜日

病気

じゃあなんなんだ?

内省を試みる。ロマン?カタルシス?抑圧からの解放?社会認知欲求?同族優越感?本当は気づいている、もっと単純な・・・そう。・・・・・・・・病気だ。

大好きなTVアニメ:ODDTAXIの一節。ピューマの田中君が壊れていく様を表した一場面。

しばらく更新をごぶさたしてしまいました。特に理由はなく、忙しかったわけでもない、また病気で入院などしていたわけでもありません。

しいて言えば毎週末、土日などは平日と比較して仕事に音楽活動などの比重が高く、平日のお仕事エネルギーが不足していたことは否めません。

とはいえ、いよいよ年末、今日はクリスマスイブ。いい加減何か更新せねばと焦って書いているため、ロクなことを思いつかない(笑)。

・・・前置きが長くなりました。

音楽好きの機材好きの中ではエフェクター(ペダル)の“沼”なるものが存在します。その中でも「歪み系ペダルの沼」はすこぶる質が悪い(ひずみね、ゆがみじゃないヨ)。引きずり込まれたが最後、脱出するのはまず不可能と最近実感している。

SNSなどでお気に入りのペダルを手にし、「とうとう歪み探しの旅が終わります!」なんてことを投稿する方々も一部にはいるが、それは間違いなく沼から脱することが出来ていないことを証明する発言である。そんな投稿を見るたびに僕は病んだ眼差しで「ふっ、まだまだよのう・・」とほくそ笑むのである。

そう、我々歪み沼に落ちた者はその沼から脱出するため、ありとあらゆる歪みペダルを手にする。

そしてこれはアタリ!!と思ったペダルを手にするもほんのつかの間、1週間もすれば、「あれ、何か違う・・・」から始まり、あっという間にデジマートにサウンドハウス、SUPERNICEエフェクター、気におもさん、さらにはSNSでエフェクタービルダーさんの投稿をチェックしまくる毎日だ。

先の「とうとう歪み探しの旅が終わります!」と投稿した輩も遠くない将来「あれ、違う・・・」となり、血走った眼で次の歪みペダルを探し始めるのだ。

沼の住人を自負する僕はこの症状を「・・・・そう病気だ」と感じている。

先日も入手困難になっているお気に入りのファズペダルの一つ、それもシリアル1ケタの希少品に対し「何か違う・・」が始まり、(きっと)虚ろな顔のまま夜中にメルカリへ出品。幸い僕は転売ヤーではないので、希少品であっても定価+手数料の良心価格で出品。案の定即売れしてしまった。

するとどうだ、ついつい売ってしまった後悔よりも、お気に入りのペダル枠1枠が空いたため、次のレギュラーペダルを探す免罪符にしてしまっている。・・・そうまごう事のない病気なのだ。

さらにはその1枠空いたところへ立候補してきたペダルさんを受け入れるため、ただいま契約交渉の席についている次第です(笑)ビルダーさんからはこっそりと非公式な情報までいただいてしまったりして、、、。

こんないい年してバカな僕を許しておくれ、、、だってだって楽しいんだもの。

では次回はもう少しまともな投稿をいたします!

2021年9月24日金曜日

保険代理店経営について(私見)

中秋の名月の1日前に撮った写真。相変わらずカメラは苦手・・・、ヘタである。

さて現在当社では縁あって3社の損害保険会社さんと2社の生保会社さん、1社の少額短期保険会社さんとお付き合いがあります。
中でも損害保険出身の僕は、やはり損保に関する情報には敏感になってしまいます。

そんなシルバーウィーク終盤の今日、N損保(日新火災です)のご担当者さんが事務所にお見えになりました。内容は今後の当社の目標設定やコンプラの定期点検などだったのだけど、ついついお話の聞き上手なWさん、僕が喋るに任せ色々とお話を聞いてくださり、それに対し必要な情報を様々提供してくれました(もちろん個人情報や特定のお客様のお話は伏せての上です)。

前提として、昨今損害保険会社では星の数ほどある商品ラインアップや各種特約を相次いで整理をしまとめています。わかりやすく言いますと、今までノーマルあんぱんと、フランスあんぱんと、生クリームあんぱんの3種のあんぱんラインアップだったものを、今回「フランス生クリームあんぱん1種」だけにしたような。よってクラシックなあんぱんを食べたい人や生クリームはいらない人のニーズはひとまずご容赦をいただく。それがイヤなら他所でどうぞ。。。みたいな風潮に僕には映る。

もちろん営利事業だ、赤字覚悟で希少なニーズに沿うばかりというわけにはいかないことは一定程度理解できる。しかし日新火災の場合それがとても顕著に感じるのです。それが悪いというわけではなく、会社の方針、生きる道というのであれば仕方ない。

したがって当社のような王道商品ばかりではなく、ニッチなマーケットに特化し、そのマーケットのお役に立つべく奮闘している損保代理店としては正直苦しい。

そこで聞き上手なWさんに、「フランス生クリームあんぱん1種」しか売らなくなった御社の損保代理店さんはどうしているの?どうやって売り上げを伸ばしているの?と聞く。

お辞めになる代理店さんと提携するとか、元々バックボーンがある方でその市場を開拓しているだとか、色々お聞きするけれど、お答えいただく内容はいわば王道。すなわち人脈。

古の昔より保険代理店営業は「一に人脈、二に直扱い、三四がなくて五に合併」などと僕は思っている。そんな古臭い業態がイヤで色々と奮闘はしていますが、結局は当社も似たようなものかもしれません。ただし当社の場合はネットをうまく活用出来ていると思っているので、その点だけはまあまあ良いかもです。

そんなWさんのお話をお聞きして、逆にほっとしてしまいました。まだまだそんなことをしている市場なんだなと。もちろんすっかり根付いた来店型ショップも悪くはないとは思うけれど、損保にはあまり親和性はないのかなと感じています。であるならば「教育と医療」という分野に少しだけ活路を見出している当社にはもう少しだけ伸びしろがあるに違いない。

業界歴35年、損保マンとしてあと10年現役でいられるかどうかわからないけれど、もう少しだけ野心をもって、そして毛色の違う独自性の高い保険代理店でいたいと思っています。

2021年9月15日水曜日

保険金支払部署について

 

うちのネコ
保険代理店である当社は、お客様の保険契約において保険金をお支払いする権限を一切持ち合わせていません。

この仕事を始めてすぐに学習したのは、「保険金をお支払い出来るか否かの判断を代理店はしてはならない」である。もう少し言い方は違っていたかもしれないが、いずれにせよお客様の保険金請求事案に対して、安易にお支払い対象か否かなどを回答してはならないということです。

これは代理店なのだから致し方ないのだけれど、何とも歯がゆいものです。

あくまで人によるけれど、我々はお客様サイドからはヤイヤイ言われ(ることもあり)、その反面保険会社の保険金お支払部署の人達はすこぶる慎重で、その保険金支払い事案が適正か否か、あらゆる角度からためつすがめつ検証をする。

間に立って何もできない(わけではないが)代理店にとっては、時に生きた心地がしないものです。お客様からみた保険代理店の価値の一つとして、やはり保険金を“払ってナンボ”みたいな評価をなされることがまだまだあるため、昨今の損害率による代理店評価ポイントとは別に、やはり万一の際は気持ちよく保険金をお支払い差し上げたいと思うものです。

そんな立場の保険代理店であるがために、保険金お支払い部署の方たちのことを親の仇かと思うほど憎き連中であると感じることがある一方で、それとは正反対の頼りになる存在でもあります。

そう今回、ある事案において私の保険金お支払い部署の方々に対する評価が一変するような出来事がありました。

詳細を書きますとドえらいことになりますので当然伏せますが、その保険金お支払い部署のご担当者を仮にAさん(女性)とします。

そのAさんが交通事故による各種保険金のお支払いの前段階にて、お客様へ保険会社として守らねばならない一線を越えず粘り強く説得をし(それがお客様の利益にもつながることなのだけど、お客様からは到底理解しにくいと思う)、さらには多くの関係先へ聴取やお願いをしながら、様々な関係先にとってベターな落としどころをつけたその様子をつぶさに共有・ご協力をしていた為、改めてこんなに大変な仕事だったのかと正直感嘆した次第だったのです。

詳しく書けないため何が何だかわからないとは思いますが、それ以前に私はそのお客様を含めた各取り巻きによりサンドバッグ状態となっていたため既に虫の息。。。一筋縄ではいかない事案であったため、そのご苦労に心からの感謝を致した次第です。

保険代理店が保険会社に感謝などというと、これまでのお客様ファーストみたいな信条や理念とは逆行するような気もしますが、そこはそれ、そのAさんが普段我々やお客様が見えないようなところで頑張りと心意気を示していたことに感銘を覚えたということが言いたいわけです(お客様からすれば「それが仕事だろ!」と一蹴されるかもしれませんが)。

実際いわゆる保険金支払い部署の皆さんは日々かなりのストレスに晒され、メンタルになってもおかしくないと思うほどの環境にあると思う(かくいう保険代理店もこう見えて病むことは少なくない・笑)。そんな事情を知らない事故において発生する利害関係者は自身の利になることしか目には映らないと思う。

かくいう代理店もお客様のために保険金お支払い部署の方々へムリを言う事もたびたびだけれど(もちろん論理的にね)、これからも我々はその姿勢を変えずとも、Aさんのような頑張り屋さんが報われるようご協力してゆければと思いました。