2018年10月29日月曜日

事故対応と代理店

9月末より台風21号、24号と立て続けの列島横断により、直接的な被害はもとより、塩害などの被害に遭われたところもあるようですね。
思いもよらない様々な自然災害から出来るだけ早い復旧と健やかな日常生活を取り戻されるよう心よりお祈りしています。

さて当社のメイン事業は損害保険の代理店です。

よって当社のお客様も少なからず今回の台風で風災害による物的損害・被害に遭われたお客様が多かったと思います。
担当店として出来るだけ速やかな対応を心がけたつもりですが、それでもなかなか痒いところに手が届かなかったところもあると思います。反省。。。

そんな業界内のほんの一部、楽屋ネタみたいなものかと思いますが、保険代理店にも都市伝説的なものがあります。

「事故は続く」

今回の台風被害のような明らかに多くの方が被害に遭うケースは除き、あるお客様が何らかの事故に遭われ、保険金請求の対象となる事案が発生すると、立て続けにまったく縁もゆかりもない関係のないお客様方が様々な事故に遭遇し代理店あてにご連絡が立て続くというものです。

ホントにこれは不思議なもので、1日に何件もそのようなことが続き、大体2~3日にわたって様々な事故のご対応を行うというものです。

正直、保険代理店はお客様のために何とかお役に立てるよう、「保険金を払ってナンボ」みたいなところが少なからずあると思っています。
(もちろん不正は言語道断、けれどせっかくお入りいただいた保険がいざというときに役に立たなかったら何のためかというマインドはあるだろう)。

したがって事故のご連絡を受けると、真っ先にその事故でご加入の保険がお役に立てるかどうか、頭は全力のフル回転。保険会社との連携以前にカンペキな知識武装をもって様々な場面に備えことに至る。
よって僕に限っていえば、事故のご対応に関していえば、全力の全速力でご対応しているつもりなのでお客様が思っている以上に事故のご対応はヘトヘトのクタクタになるのです。

今回も台風被害とは別に、普通の火災事故から、自動車事故、ケガに賠償に何が何だかの事故件数が2~3日では収まらず、1週間ほど立て続きました。

そしてこんなときだからなのか、あるいは考えごとをして不注意だったせいなのか、事務所内でスリッパをはかず、うろうろしていたところ、自分の右足の小指を思い切り事務所の冷蔵庫の下に敷いているスノコの角にぶつけてしまいました。うめき声をあげうずくまり、おそるおそる靴下を脱いでみたら案の定大出血+爪がベッコリと剥がれてしまっていました。
そんな翌日、ケガをしてしまったところ~負傷した同じ右足小指~爪の剥がれたまったく同じ箇所を自宅の木製の角ばった脚部に連続でぶつけ再び涙が出るんじゃないかというくらいに痛め、うずくまるという。。。(ホントに骨が折れたんじゃないかと思ったほどの激痛・・・バカだねホントに)

「事故は続く」を地でいったこの1ヶ月でした(涙)。

みなさま、事故などに遭われぬよう日々落ち着いてお過ごしください(笑)。

2018年9月29日土曜日

興行中止保険

大型台風24号が日本列島に接近してきた9月29日土曜日。
秋雨前線が刺激され、まだ上陸前だというのに各地で大雨を降らせているようです。
東京もちょうど昼前後からそこそこの雨量となっています。
明日は台風が通過するとの予報。不要不急の外出は避け安全を一番にしてください。

さて本題。
明日9月30日(日)は各地で予定されていた様々なイベントが中止、または延期となっているようです。チケットを既に準備の方は本当に残念でしたね。。。
開催主催者さんも苦渋の決断だったことは容易に想像がつきますが、でもお客様の安全確保が最優先です。

そんな今日土曜日。

何を隠そう弊社では大阪で行われる予定のある野外ライブイベントに対し「興行中止保険」をおかけいただいておりました。

・・・本保険は台風等荒天などの悪天候で開催予定のイベントが中止となってしまったとき、各種費用を補償する、カテゴリーとしては利益保険に属するものとなります。
(よろしければ資料はありますので、ご検討の際はメールフォームよりお問い合わせください https://interfield-trust.co.jp
この保険はイベント開催日より遡ること2週間前までにお手続きを終えていただく必要のある保険です。しかしイベントが近づいてから「う~ん、やっぱり台風が接近してきたから、こりゃいよいよ心配なので保険に入っておくか!」という考え方はNGだからです。

さてそんなイベントにおかけいただいた興行中止保険。
今回お引き受けしたときはさすがに台風の心配はないかな~などと何の根拠もない楽観的な気持ちでいたところ、あれよあれよと台風が接近してくるではないですか。。。
我々代理店としては、保険はお客さまのお役に立ててナンボという世界でもありますが、さすがにこの興行中止保険は万一の損害発生時(要はイベント中止)にはかなりの補償を行う必要に迫られる上、保険金のお支払対応もなかなかのハードルとなりそうな。
よって昨晩金曜日~本日土曜日にかけ、当該イベントの公式サイトの発表をみては確認を怠らずにしておりました。


そしてつい先ほど、ライブイベントの様子を伝えるSNSにて無事イベントは開催。本番のライブも無事演目が進んでいるようです。
それどころか雨も一旦小康状態とのこと。
多くの関係者の皆さんの思いが通じたようで何よりでした。

無事保険をお使いいただくような事態とならず、そして観客の皆さんもライブを楽しまれ、そして出来るだけ早く家路につかれるよう、安全最優先でお願いします。

*TVでの生中継もありましたので撮影クルーの皆さん含め、撤収時にはケガには十分気をつけてお仕事なさってください。

2018年9月22日土曜日

Timmy Overdrive

何を隠そう、今日は我が輩の誕生日である。
しかしこの齢になると何ともない、なにもない。。。

そんな土曜日の今日、珍しくお仕事が入らなかったので、久しぶりに土曜日をお休みすることにしました。
ここのところ何やかやで忙しく、また厄介なお話も少なくなかったため“充電”が必要と思っていました。なのでちょうどよい3連休となりそうです。(もちろんお客様などからのご連絡に備え、常に気持ちは身構えている為完全にOFFというわけにいきませんが)

さてそんなお休みとした土曜日の今日、家人はそれぞれの活動にて三々五々にお出掛けされ、僕はといえば家で一人ぼっち。。。(一人で過ごすことはまったく平気であるが、寝ても覚めても退屈。ヒマを持て余しておりました)

そうなったら唯一無二の趣味たる音楽系機材遊びしかないでしょう(ニヒヒ)。

そう今回ご紹介するのは「Timmy Overdrive」。
エフェクター好きならきっとご存知、ローゲイン系のオーバードライブですね。
最近ではトランスペアレント系というのかな。TS系だとか、クローン系だとか、回路のことはよくわからないけど、いわゆるあまり歪まないといわれる歪みペダルです。(右側の青い彼ね。左の赤いのはFTTの「Firemist」です)

まずは単体で音出ししてみる(いつも通り、ストラト3シングル。アンプはクリーン)。

ふむふむ、イメージしていたほど歪まなくもないぞ。もちろんこれ単体でハードロックは全然ムリだけど、分離感のよい、エフェクター臭くない自然な歪みという印象。
この分離感がよいというのは僕の解釈では、歪み成分が少し暴れて出音にまとまりのない感じ。
でもそれこそが自然な歪みともいえる気がする。

よってゲイン12時くらいでトレブルをあまりカットしないセッティングとすれば特にアルペジオなんかだと、とても気持ちのよいクランチ的な出音という印象です。


一方、後段のFiremistをメイン歪みとして、Timmyをブースター代わりの使用とすれば、まさに先ほどの大暴れ感がさらに増します。
シングルコイルの特性もあるとは思うけど、巻き弦の歪みの鳴り感がハンパない。(うまく表現出来ない・・・)飽和感のあるミュートでザクザクという感じとは程遠く、どちらかといえば巻き弦がブリブリと暴れ唸るように歪みます。

なので70年代のハードロックをやるにはベストかもしらん。

ハードロックをやっているくせに、こうみえて激歪みのペダルはあまり好きでなく、ミドルゲインのオーバードライブとローゲインのオーバードライブ、またはポストゲインのブースターを咬ませるセッティングが好きです。

今回、僕としてはミドルゲイン系のFiremist(12時以上にはあげない)をメイン歪みとし、そしてこのTimmyを前段に配し、ポストゲインとして使用する予定です。
なので当初はTimmyをクリーンのときも含めかけっぱなしにしようかと思っていましたが、やはりFiremistの汎用性がとても高いので、クリーンのときも彼をかけっぱなしとし、あとは手元で調整すれば十分コシのあるクリーンを出せるとし、変わらずFiremistはレギュラー決定。
Timmyもしばしポストゲインとし使用してみようと考えています。

以上機材遊びで1日過ごした54回目の誕生日でした・笑

2018年9月13日木曜日

ちとふな・ノスタルジー その2

先日、学校の文化祭時における来場者向けの保険の手続きに千歳船橋まで行ってまいりました。
そう学生時代の思い出の地でもある「ちとふな」へである。

その日は公共交通機関の影響と自身の少しばかりの体調面の不安もあったため、急きょクルマで出かけることとしました。

学生時代、千歳船橋駅から自宅のボロアパートまでのわずか10分程度の道のりしか知らなかったため、少しでも脇道に入ろうものなら、ご存知の方なら同意いただけるであろう、まるで迷路である。
現在僕が住まう足立区も一筋縄ではいかないくらい難しい道が多いがその比ではない。(元々、江東区出身である僕は、江東区特有の碁盤の目のようなタテヨコはっきりした道に慣れているため、なおさらだ)


いまどきはクルマにカーナビ必須だし、ケータイにはグーグルマップもついている。

よほどの事がない限り迷子にはならないものの、なにぶん慣れない土地の、駅からそこそこ離れた場所に駐車してしまった。

右を見ても左を見てもさっぱりわからない。目的地の学校はすぐそこだというのに、この斜めにグネグネと入り組んだ道はなんじゃ!?

少し歩いてはその付近の写真を撮り、また歩いては写真を撮り。グリムのお菓子の家のは話じゃあるまいし我ながら情けない。

ようやく目的地に到着したところ、「ふなばし歴史散歩」の看板が。
斜めの小道に行き止まり、公園に学校もたくさん。
これは迷わないわけがない。。。

 でも千歳船橋の魅力はこういった入り組んだ小径(こみち)にあるのかもしれない。
学生時代にはほとんど気がつかなかったが、きっとそんな脇道や家々の間の細道に昔懐かしい光景や新たな発見がきっとあるのだろう。

生まれ故郷の江東区亀戸にもそんな小径はたくさんあった。
当時は未舗装の土の路面にでこぼこの小石、躓いては転び、そしてあちこちでノラネコがうじゃうじゃ。

やはり学生時代のノスタルジーとともに、小さいころの下町の遠い記憶と重なる何かがあるのかもです。

そう変わらず「千歳船橋」の土地が大好きである。

2018年9月5日水曜日

怒り・・・忍耐

自身のイライラをコントロールする方法として、その時の自分自身を客観視するといいと聞いたことがあります。

たしかに些細なことでついイライラしているそんなとき、自分を第三者的に見てみるとあまりにくだらない事にイラついていることに気づき、恥ずかしくなる。
「あーあー、そんなことで怒っちゃって、、みっともないわね~」
て感じになり、落ち着きを取り戻す。

一方イライラなんてレベルではなく、怒髪天を突く勢いで怒り心頭な場合、そんな自分を客観視する余裕なんてない(というより頭に血が上るほどの怒りで、そんなこと思い出しもしない)。

今日、ある方(組織といった方がよい)の許し難いイジワルで、久しぶりに頭から湯気が出るほどの怒りで自分自身を満たしてしまいました(いま思うと恥ずかしい)。
勢い勇み、電話に手を伸ばしかけたとき、大切な家族の顔やウチのスタッフさんの顔が思い出された。

・・忍耐・・

怒っちゃダメ、後悔するよ。と脳裏に浮かぶみんなが言っていた。
ワナワナ震えるその手を押さえ、怒りをぐっと、、、、そうぐっと呑み込む。

インターネットのパイオニアと呼ばれた「ジョン・ペリー・パーロウさん」なる詩人の方が『25の大人としての行動原理』なるものを発表しているそうだ。

その一説に「1.何があっても忍耐強く振る舞うこと」とある。
以下2~24まで続き、そして「25.そして最後はやっぱり忍耐強くあること」で結ぶ。

25コもあるので全てを覚えることは適わないが、僕に大切なことは常々「忍耐」であると思っているので(笑)、スマホの中にこの忍耐を含む25コのお説をいつでも見直せるよう保存してある(すぐに忘れるが)。

そもそも僕を怒らせるヤツの今回の所業を看過することは出来ないが、しかし必ず巡り巡っていつかどこかで裁かれるハズだ。

ということで今日は怒りをぶちまけなかった僕に対して、爺やが「殿!よくぞガマンなされた!」と褒めてくれたということにしよう・笑。

2018年9月3日月曜日

厄災

府中刑務所付近
先日免許証の更新の為、神田の免許証更新センターへ手続きに行って参りました。
残念ながらゴ-ルド免許ではなく、普通の青い免許証です。。。
でもここしばらく無事故無違反で過ごしていた為、次の免許証更新は5年後となりました!

しかし毎回免許証更新の講習を受ける度、ハンドルを握るものならドキッとさせられる場面を見ることになります。

幸い免許取得後35年、ここまで自動車やバイクの運転で大きな事故を起こすことなく過ごしてきてはいますが、一歩間違えば今頃塀の中ということもなくはない。。。と反省させられることも少なくありません(いま思えば若気の至りでは済ませられない・・・)。


最近の報道を見ていると飲酒運転にあおり運転、スピード違反に信号無視。

クルマを運転するもののありとあらゆる違反行為が人の命を危険に晒していることは誰しもがわかっているにも関わらず、自動車事故による犠牲者はなくならない。

いやクルマに限らない。自転車でもスマホ片手にイヤホン装着という方をよく目撃する。
あるいは自転車にお子さんを乗せて、一時停止の標識のある交差点をノーブレーキのノールックで進入してくるお母さん。

若かりし免許証取り立ての頃、ある方より「相手が避けてくれると思ってはいけないヨ。」というアドバイスをいただいたことがある。
その通り。
ハンドルを握っていて「怖いと思うくらいがちょうどいい」と言われたこともある。
そう、油断大敵・火がボーボーというヤツだ。

一方で歩行者であれ、自転車であれ、法令上「優先権」はこちらだと言わんばかりにムリを承知で通行、走行している方を見かけることもある。法令に則ればその通りではあるけれど、しかしそのムリが、たまたま出くわしたルール違反をおこす無謀な運転をするものの手により命を落とすことになったり、ケガを負ってしまうことに繋がっては元も子もない。

厄災にわざわざ首を突っ込むようなマネはせず、ルール違反をする輩に多少の腹立たしさは覚えたとしても、自身の身の安全を第一に考え、帰りを待つ家族や友人や仲間のことを考え冷静に行動してほしいと思う。

そう、僕自身のことだ。。。

2018年8月29日水曜日

Stormbringer

7月から続いた暑い8月が終わろうとしている。
とはいえ9月もまだまだ暑いらしい、みなさん体調にはくれぐれも気をつけて。

さて何も書くことがなく、そして1週間以上放置してはいけないと思い、所属しているバンドのことを書こうと思いました。

7月の惨憺たるライブのあと、次のリハーサルは10月からと決まりました。

今度の目的は「DEEP PURPLEさん」の第3期に属する『Stormbringer』というアルバムの全曲制覇となりました。
そうです、このアルバムに収録されている全9曲をコピーするのです。

このアルバムはそれまでの「DEEP PURPLEさん」に多くの方がイメージされていたハードロック的な要素よりも限りなくブルージーな側面を持ったコンパクトなアルバムという印象です(誤解を恐れずにいえば少々地味なアルバムではある)。

個人的には10月のリハに備え、ようやく頭から数えて3曲目までのコピーを済ませたところですが、このコピーをしていて感じたのがアルバムタイトルにもなっている1曲目の「Stormbringer」という曲。
この曲はライブテイクも多数あり、「DEEP PURPLEさん」にとっての代表的作品ベスト20には入るのではという佳曲なのですが、改めて今回の機会をもって完コピしようと思い立ち、ライブテイクではなく、オリジナルのテイクのまま特にギターソロはきちんとコピーしてみようと思いました。

すると今まで相変わらずギターの「リッチーブラックモアさん」がゴチャゴチャとした手癖で適当に弾いているのではと思いこんでいた箇所(2:40あたり~)が、決してただの手癖によるゴチャゴチャではなく、一音一音計算され尽くしたシビれるギターソロであったことに今さらながら気がつきました(本当に自分が情けない)。
文字ばかりで何が何だかかとは思いますが、とにかく若かりし頃の「リッチーブラックモアさん」のギタープレイの神髄を垣間見た一瞬でした。


何とかかんとかコピーをし終え、まだまだ精度も低いけれど、忘れないように自分の備忘録として撮影した当該ソロの部分を以下にリンクしておきました。
くれぐれも「弾いてみた」シリーズでもないし、特にスピードも遅いからね。
繰り返すがあくまでそのフレーズと自分の運指を忘れないよう撮影したものである(年とると忘れちゃうんだよね)。
よってこの動画をみて寸評だけはお許し願いたい・笑

Stormbringer ギターソロ備忘録

何より伝えたいことは僕がギター弾きとして愛してやまない「リッチーブラックモアさん」の素晴らしいフレーズ、演奏に今さらながら気がつくことが出来た。
その機会を与えてくれているこのバンド活動及びバンドメンバーのみなさんに感謝したい。
10月のリハ再開が楽しみです。