2016年1月29日金曜日

事務所移転計画③

久しぶりの投稿(1年ぶりだ)。
おかげさまで会社は続いているし、僕も何とか元気にしています。


そんなわけで1年間の間に起きた様々な出来事は改めて書き綴っていくことにして、前回、事務所の移転を決断したところで止まっていたその続きを書くことにします。


具体的には北千住①⇒北千住②(ここがひどかった)⇒そして西新井への再移転としたわけだけれど、この度お仕事での前向きな理由として事務所を再々移転してしまいました(苦笑)。
おかげでお金はすっからかんです。。。


場所は足立区谷在家(やざいけ)という、足立区らしい特徴的な地名で、近くには「日暮里舎人ライナー」という5両編成のモノレールが走っており、立地的にはとても良い場所・物件です(駅から徒歩1分だし、隣にはコンビニもある)。


そして何より重要視したのが自宅との距離。
この物件、我が家の真裏にあり(というより事務所の裏手に自宅がある)、この度の移転理由はこれから多忙を極めるであろう業務を想定し、職住隣接を一義にしたかったのです。(あと非常勤のスタッフさんをいつでもお呼び出来る環境にはしたかったので、少しだけ広めのところとしました)


26歳で独立した折、事務所は当時大変お世話になった方々のご厚意により、共同事務所として居候させていただいていました。その時は机すらなく、事務所内の押入れを開放し、押入れの2段目部分を机としていたという何ともドラえもん的な状態でした(笑)。


それから25年間、紆余曲折はあったものの、僕なんかがこんな立派な事務所(あくまで主観)をお借りしていることに隔世の感を感じるし、逆にこの状態を維持し、さらにステップアップ出来るよう頑張らねばというプレッシャー以外、今は何も感じられないという。。。(ドキドキ)


でもそうした経緯や至る過程も含め、何より家族と大切な友人、そして支えて下さっているお客様に心から感謝しなくてはと襟を正したところです、そして毎日ほぼノーネクタイだったのですが、これから真夏以外毎日ネクタイはきちんと締めようと決めました。(年とったせいかノーネクタイでいると、競馬かパチンコに負けた人のような貧相な見た目なんだよね・・・トホホ)。

2014年12月13日土曜日

事務所移転計画②

久しぶりの大失敗をしました。。。
基本誰にも迷惑はかけていないので良いと思うが、でも経営判断上は大失敗をしてしまった。

そう、あれこれ悩みに悩んで決断した事務所移転計画。

いくつか良い物件・候補はあったのだけど、どれもこれも帯に短しタスキに長し。
最終的には消去法で決めた事務所物件。

条件は悪くなかったのである。
ターミナル駅で、かつ駅から徒歩10分、家賃も安く、宅配ボックスもあり、オートロックもある。
しかしここは当初より直感的に「ナシ。」としてドロップアウトさせた物件だった。

だが先にも述べた通り、消去法で残った物件がここだけになってしまったのだ。
(もちろん移転を延期するという選択肢もあったのだが、諸事情により物件だけは押さえる必要があったわけで)

実際に入居してみると、ここには書けないような様々な事件が起きる。
直接の害は生じてはいないものの落ち着いて仕事など出来たもんじゃない。
当然お客様や取引先なども呼ぶ気になれない。
あと部屋のレイアウト。これが気になりだすと止まらない。
構造上仕方がないとはいえイライラしてきて仕方がなく、おまけに頭痛までしてきた。

結論としては暴挙ともいえる再移転を決断。

勿論それまでに散々探してきて見つからなかったものが早々見つかるはずもなく、またいつまでもグズグズやってはいられないので、再移転を断行するかしないか期限を決めて取り組んでみた。

あちらこちらに声をかけ、これはと思う物件には照会をかける。

そしてその最終期限日。
案の定良い物件やお返事はなく、半ば再移転は諦めかけたその日の夕方、ある不動産業者の担当者より吉報が届いた!

ここから先は再移転先の詳細となるので、まあどうでもよいとして、今回の移転~再移転に至る経緯として感じたことと、周囲からの助言として頷けたこと、それは

「最初に感じたその直感やフィーリングは大切にするべし」

およそ経営者たりえぬ感想かもしれないが、科学的根拠や数字に裏打ちされた論拠もその検証材料としては十分有益だが(数字の世界大好きだし)、その物事に対する直感~いわば好き・嫌いのレベルがことのほか重要だという事を身をもって知ることとなった。
(これまでも振り返ってみればいくつか思い当たる節があったし・・・)

もちろん何でもかんでも好き嫌いで出来るほど都合の良い社会ではないが、少なくとも当社の決定権は僕にあるのだ。
なのでもう少しだけ自分のエゴをもって取り組むべき道を決める
~周囲の有様も大事だけど、僕の好き嫌いで色々決断することも少しは大事かなと感じた次第。

今回、随分高い勉強代になってしまったけど、何度だってやり直せるのだ。

暴挙かもしれないけど、やり直すのだ!という強い決断を下せたことが失敗の中での何よりの収穫でした。

(つづく~再移転先の様子などはまたお知らせします)

2014年11月14日金曜日

ロードサービスについて

現在多くの自動車保険にロードサービスが“おまけ”としてついている。
(中には有償のところもあるだろう)

私のお客様でも度々このロードサービスを利用いただいているお客様がいて、それはそれでお役に立っているようで何よりだ。

とはいえロードサービスとはいっても万能ではない、レッカーサービスには距離制限もあるし、ガス欠なんかにしても年間の利用回数や1回あたりの給油量は決められていることが多い。(そりゃそうだ、あくまでもおまけのサービスなのだから)

ロードサービスをご利用いただくと、お客様にとっては無料のサービスであっても保険会社は提携しているロードサービス会社に保険金としてその対価を支払っている。(代理店にきちんと連絡がくるようになっているのです)

そこで今回あるお客様より、「レッカーサービスを利用したとき、なんで運転手を一緒にレッカー業者のクルマに乗せてあげないのだ?」とのご質問をいただいた。

業界の方であればご承知かもしれないが、保険会社のロードサービスでは基本的にはレッカー業者の車両への同乗はご遠慮いただいている。(公共交通機関のなさそうな山道や高速道路上などは危険回避などの観点からご同乗いただくことはある)

保険会社からの回答としては、レッカー業者さんのクルマにご同乗いただき、万が一事故が発生しお客様に更なる被害を与えないようにという配慮からです、とのこと。
※もちろんそこには保険会社として同乗を容認することで、万一の事故時にそこまでの補償は負いかねるという事情もあるかもしれないし、もちろんレッカー業者の過失に限らない事故もある。
何が起きるか想定しづらい事が多すぎるので、線を引いておけば間違いがないと考えるのは企業論理としては一定の理解が出来る。

(またお客様をレッカー業者の車両に同乗させ移動手段としてご利用いただくことは、場合によっては道交法上の第二種運転免許の区分に該当するかもしれないので、法令遵守を標榜する保険会社のお立場としては解釈に悩ましいことなのかもしれない
~当該段落はあくまで私の想像なので誤りがある場合はご指摘ください。削除します)

ちなみにJAFさんの規定はまた異なると思うので、これら意見は差し控えます。

改めて、お客様よりロードサービスに関して、運転者をその場に置き去りにするとはどういうことなのか?とのご意見を受けた為(日頃とてもお優しい方なのでなにげ実は怖かったのだ)、あれこれ調べてみたものの残念ながらこれはなかなか難しそうだ。保険会社の立場もわかる。。。

一方さらには昨日、別の方より「そんなんじゃ意味がねーよ!」とまで叱られ(そんな言い方しなくてもいいじゃんか・・・と少し残念)、とはいえお客様のお気持ちもわかるので何とも悩ましい限りだ。

常々保険は万能ではないと思っているが、少しでもお客様のご要望に満足いただけるよう保険代理店としてのサービスと質の向上を目指したいものです。

※以上まじめブログでした!

2014年10月26日日曜日

事務所移転計画①

思うところあり、事務所の移転計画を始めました。

とはいえこれがなかなか難しい。。。

仮に希望が3項目あったとして、その3項目全てに100点満点なんて物件はあり得そうもなく、それどころか全て70点越えすら夢のまた夢のようだ。
現実は3項目のうち2項目が合格したとしても、残りの1項目は間違いなく赤点といった具合。

その譲れない3項目とは・地域・賃料・築年数の三つ。

その他、駐輪場の有無、初期費用、部屋の広さなど、欲を言えばキリがない。。。

おまけに事務所専用の物件ならいざ知らず、当社が探しているのは一般住宅を事務所として使用してもいいですよ、という物件だ。そうそう希望通りの良物件は見つからない。

しかし今回移転を検討するに際し、不動産賃貸物件の検索サイトはもちろん、街角で見かけた不動産業者さんを含め、世の中にこれほど多くの不動産仲介業者さんがいたことに驚いた。

ここ1週間ほどちょっと物件を調べただけで、7社もの不動産業者さんとメールやお電話でやり取りをさせていただいた。正直どちらの業者さんとどの物件でやり取りしたのかもわからなくなってしまった。

勿論業者さんも営業であるからして、当社のような些末な案件であっても親身(かどうかはわからんが)スイッチの入っている業者さん、とりあえず回答しておくか・・・といった程度の残念な業者さん、それどころか返答すらない業者さん、三者三様、様々である。

移転時期は年内になるか、はたまた1年後~2年後になるかもまだわからない。
今のところ足立区内からは出るつもりがないので、お客様や自分自身にとって大きな変化や負担はないが(金銭的には大打撃である!)、現段階で許し難い環境改善に向けて第一歩を踏み出した次第です。

また進捗次第、なんのオチもないけど引き続きその顛末につき書き記してゆく予定です。

2014年10月14日火曜日

保険会社と担当者 その2

やけにこの問題にこだわる私。
正直こんなどうでもよさそうなことになんと2回目の投稿である。

先日お知らせしました、箸にも棒にも引っかからなくなってしまった保険会社さんの唐突なる担当者変更(箸にも棒にもじゃない、ボタンの掛け違いだよ)。

新担当者さんをご紹介いただけるとのことでしたので、ここはホーム(わが社)で迎え撃つよりも、アウェイ(保険会社支店)に乗り込んでの先制攻撃だ!と目論み、わざわざ新宿まで足を運んだ次第。

早速会議室へ通され、①偉い人、②旧担当者さん、③新担当者さん 3名で我が輩をお出迎え。

予想していたとはいえ3対1の数的不利を作られ絶体絶命。。。
そりゃそうだ。そうなるに決まっている。

①偉い人→わざわざ丁寧にあれやこれやと説明して下さる。
この方は私のことを「シャチョウ!」と呼んで下さるのだが、実は僕はそれがとってもイヤなのである。

②旧担当者さん⇒終始うつむき加減で苦虫を噛み潰したような表情である。
打ち合わせの間中、ほとんど一言もしゃべらない(話の記憶がないのだ)。
そこまで私のことを嫌わなくてもよかろうに、そもそも誰が嫌われた原因を作ったのだ。
え?もしかしてボクっすか?

③新担当者さん⇒よく知っている方であった。
以前事務職としてお世話になった女子社員さんであり、この4月より営業職になったとか何とか・・・。会社としての詳しい事情はわからないが個人的にはコミュニケーションの取りやすい人と思っている。なかなか好印象。

率直な気持ちとしては、正直いまこの段階でこの保険会社さんと何かを為そうという状態には・・・ない。

あるとすれば無期限の延命措置か、または一定期間を定めての戦略的撤退か。

明日、この新担当者さんとお会いする。
果たしてどんなご提案となるのか、ならないのか。
多少大人になった僕だ。のらりくらりとする手もあるが、それは性に合わないか。

アホみたいに白か黒かとしてしまうだろう。

(つづく!?)

2014年10月13日月曜日

好きなお菓子(お煎餅編)

祝日の今日。
入院してしまった母の心配も、お仕事中の家内も、バイトに行ってしまったほっつき歩きの長女も、微妙に風邪っぴきで伏せっている長男も、誰も彼も僕の相手をしてくれず、そして何より台風が迫って来ている一人きりの部屋はただただどんよりと静まり返っている。
唯一、ウチの凶暴な飼いネコ君だけは珍しく僕のそばで大人しく寝ている。

こんな退屈ではあるけれど、のんびりした日はケータイ片手についついお菓子に手が伸びてしまう。
そう、ウチは無類のお菓子好き家族なのである。
食品棚には常備様々なお菓子が収納されていて、甘いの辛いのからジャンク系からおせんべい系に至るまでこれでもかと買い込んでいる。
しかし肥満気味の僕は残念ながら健康の為にあまり食すことを許されない。

そこでふと好きなお菓子ベスト○○なんて考えてみた。
当然カテゴリー分けする必要はあるだろう。

その栄えある第1回目はおせんべい編である。(2回目があるかどうかはわからない)

第1位 長保堂の「蜂蜜おかき」である

・・・解説しよう!というほどでもないけど、この手のちょい甘めのおかき類を扱うメーカーさんはそれこそ種類も数も山ほどあると思う。お手頃価格のモノから高級感漂うリッチなものまで多種多様だ。
しかし僕が好きなのはこの見た目も歯触りもちょっとチープ感漂う“この蜂蜜おかき”なのだ。(最近少しほっそりしたようなのが少し残念なのだが・・)

以前、中田英寿さんや中村俊輔さんが出場するセリエAの試合をスカパーで毎週見ていた頃、夜の23時から25時前後までこの蜂蜜おかきさん片手に一喜一憂していたものだ。
しかしそれが仇となったか。そんな遅い時間に高カロリーのおせんべいを丸々1袋ボリボリ食べてりゃ太るに決まっている。
当時恐ろしいことにあっという間の90kg近くまで太ってしまった。(ちょうど地獄の禁煙期間でもあった為、なおさらだ)

それ以来ダイエットに励むため、セリエA+蜂蜜おかきの魅惑の2トップからはすっぱりと足を洗ったというわけだ。

しかし残念ながら好きなものは好きなのである。
あれから多少はダイエットにも成功し(?)、何とか80kg未満をキープしている今、セリエAから香川真司君達の出場するブンデスリーガ(お金がないのでオンデマンドで1チャンネルだけ)に切り替え、この大好きな蜂蜜おかきも3日で1袋と決めている。
手のひらサイズのちっさなお茶受けにほんの少しだけ。。。

たくさん買い込んでしまうとつい食べてしまうので、今では週に2袋までと決めている。

こうして多少ではあるが、自分をコントロール出来るようになった今日この頃です。
(でも本田君のミランも見たいよな~)

2014年10月11日土曜日

お仕事と哲学

随分と難しそうなテーマであるが、何のことはない。
サッカー日本代表アギーレ監督の2014/10/10・VSジャマイカ戦後のコメントを聞いて、いいこと言うな~、結局そういうことなんだヨ、と思ったわけで。

それは・・・「プレーの哲学よりも勝つことが大事」

もちろんアギーレの言ったことはこれだけではないので、色々誤解のないようにしておきたい。

そこで僕の本業たる保険代理店のお仕事に置き換えてみる。

法人・個人を問わず様々な種類のお客様に対し、「僕が持っている保険哲学」と「お客様の顕在化したニーズと潜在的なニーズを洗い出し」、「最終的にどんな保険商品を提供することがお客様にとってベストな方法か」をご提案するわけです。
もちろん僕もお客様も理想論だけぶってもそこには対価というものが存在するので、ご予算などに応じて適切な落としどころを見つけるわけです。

これは保険業に限らず、様々な場面でも大きな違いはないと思う。

一方で僕の保険哲学や経営方針・理想(カッコつけてるわけではない)において、対・お客様や対・保険会社との関係においてどうしても割り切れない場面というのが多々生じることがある。

以前の僕であればそんな割り切れないことに対しては、絶対に許さず様々な場面で食って掛かっては返り討ちに遭い、こっぴどい目に合っては泣く泣く引き下がる、そんな日も多かった。。。

そう、キレイごとばかりでは成り立たないのだ。

決して自分を曲げるわけではない、絶対的な哲学と理想を持って取り組むことには変わらない。

しかし勝利に至る過程で多少の泥臭さ、、、サッカーで例えるならうまーく相手からファールをもらって、良い位置からのセットプレーで得点機会を増やす。
システムはアギーレの4-3-3でもザックの4-2-3-1でも良いのだ。最後はパワープレーでも何でもいいから1点をもぎ取って勝つ。
そう理想的な試合運びで勝てることに越したことはないが、最後はどんな手(勿論ルールに則って)を使ってでも勝つことが大事なのだ。


今回僕はとある、絶対に取り組みたいと思っている案件で、先にも述べた哲学や当社の方針、取り組み姿勢において、その案件に対し絶対にお役に立てる自信があると思っている(自信過剰・笑)。
よって何が何でもそのお仕事をいただきたいと決めたのだ。
しかしその営業過程においてそのお仕事をいただく為のハードルは限りなく高い。

先の哲学や理想などだけではどうにもならない裏の事情というものがありそうだ。
いわゆる大人の事情ってやつだ(腹が立つが仕方がない)。

若かりし頃の僕であれば、ただただ地団太を踏んで指をくわえて悔しがっていただけかもしれない。
または唇かんで悔し涙をうっすらと浮かべつつ、体育座りのまま部屋の隅っこで1日中ブツブツ言っていたかもしれない。
いやいやそれどころか一枚上手のその商売敵に対し「汚いぞ!」と罵ってピンポンダッシュしたり、もしかして藁人形でも作って夜な夜な呪いの十寸釘を打っていたかもしれない。(全部ウソだからね)

でもそんなのダメだ。

哲学と理想は掲げるが、最後は何が何でも勝つ。
グループステージ敗退では意味がないのだ。
そのステージに上がらなければ何も始まらない。
結局その案件に対しお役に立てないのだ。

そんなわけで僕は今取り組んでいる案件に対し、自分を奮い立たせる意味でも、勝利の為にアギーレのコメント含め、ブログに書き記した次第です。

勝つんだよ~、ナカヤマ~!
一緒に千住新橋を渡ろうじゃね~か~。