2020年8月11日火曜日

ギター修理と代ギター

 

5年ほど前に購入したFGN(フジゲン)のストラト(3シングル/SSL-1搭載)

そんな高価な製品ではないけれど、大切に使用している1本です。

そんな大切にしているギターのくせについつい半端に改造をしているものだから、ついに故障してしまいました。。。

故障というよりも元に戻せなくなってしまったという方が正しいか。


・・・まずはオーソドックスにピックアップの交換などはリア・フロントなどを含め数回チェンジ。

電装系に至ってはフロント×センター、センター×リアのハーフトーンのみならず、この組み合わせ時に直列の配列となるようアッセンブリを購入、丸々交換してみたり。

そんな改造を施すうちにポットのガリやピックアップセレクターの不調が気になってきたので、いっちょ修理するかとバラしているうちに、「そもそも元々の出音ってどんなんだっけ?」とついついムラムラとし始めてしまったのです。そこで思い切ってピックアップから電装系含め、外してあったFGNオリジナルの部品を押し入れから引っ張り出し、すべて元通りに付け替えるという作業の開始を始めた次第です(写真がその途中です)。

交換も終わり、チェックしてみれば音は出るし、アースの落としどころも間違っていないはずなのに、ノイズは酷いわ、一定の挙動時に急に音が出なくなったりするわで、わけがわからず脂汗・・・。

迷いに迷ったもののそこは思いたったが吉日をポリシーとしているワタクシ、最終的に以前お世話になったリペア屋さん(浅草のNaked Guiter Worksさん)に緊急持ち込みの上、修理をご依頼させていただきました。(ついでに以前から気になっていた3弦の詰まり音などの解消もご依頼)

結果約2週間の入院となったわけですが、下手の横好きとはいえ、やはりそこはプロにお任せするべきと大いに反省です。


しかし間もなく小規模ライブやら、年末には無観客の配信ライブなど音楽活動が再開している中、ギターを1本しか持ち合わせていない僕としてはこの期間は非常に痛い(他の機材は以前色々と辛いことがあった際に全て売却してしまったため手元には1本もないのです)。

そこで奥様の許可のもと、代車ならぬ「代ギター」としてかの激安ギター:プレイテック/ST250⇒8,000円ちょいのストラトを購入!!

サウンドハウスさんで注文、翌日にはソッコーで納品いただいたため、早速の試し弾き。


あくまで8,000円である。

8,000円の激安ギターに文句を言っちゃいけないし、そのつもりは毛頭ないのだけれど、とはいえネックの部材やフレットの角がネックからほんのすこーし出っ張ってるなど、気になるところは目白押し。

弾けなくはないもののいつか左手をケガしてしまいそう(笑)。

ピックアップもやけに貧相で(気のせいかもね)、、何が原因かはわからぬが、コードを弾けば2弦だけがやけにでっかく聞こえる。手持ちのエフェクターの乗りもイマイチなのでそこは悪いクセ、さっき反省したばかりの改造欲がムラムラと。

待て待て!そこはあくまで「代ギター」。

せっかく覚えたフレーズや僕にとっては難しいピッキングの腕が落ちないよう購入したものなのであるから、愛機FGN君が退院してくるまでこのプレテクさんでガマンしなくちゃです。

アンプを通すと少し不思議な出音だけど、生鳴りだけはやけにでっかいので、改造など余計なことをせず、あくまで練習用として大切に使うとしよう。

2020年8月7日金曜日

不正と慣習

正しくあるべき。

コロナ禍のことや、梅雨明けのこととか、およそ時事に関係のないテーマであることをお許しいただきたい。

そう、正しくあるべき。自分の行いは常に正しくありたいといつも思っている。
時にそんなキレイごとばかりで済まないかもしれないけど僕の心情・信念は常にそのようにある。

政治、経済、国際、様々な場面で不正にまつわるニュースがはびこっている。
不正に手を染めなければならなかった人たちの追い込まれた様は理解出来る(僕も聖人君子ではないので多少身に覚えはある)。
追い込んだ側にも相応の持論はあるのだろう。
しかしよくよく振り返ってみれば不正をしなくてはならない位よほどのことはそうそうないのだ。

一度立ち止まって、そのことをよーく考えてみる。
自分を曲げて、相手の顔色を窺い、不安に駆られながらそんな不正に手を染めるくらいであれば、そこに至った過程をばっさり断ち切った方がよほどいい。

きっとそれが元で失うものもあるかもしれない(それは利益であったり、人間関係だったり、もしくは自身の築いてきた立場かもしれない)。
しかし不正を犯したことで失うものの大きさの方がその何十倍も何百倍も大きいはずだ。
そして何よりも正しくあることで堂々と生きていられると思う。

我々の業界(保険)でも不正は相変わらずある。それが元でその方たちは業界にいられなくなるということもよくあると聞く。
しかしあまりオープンにはならないし、僕もそこまでの地獄耳は持ち合わせてはいない。
それでもこのような不祥事件というものは後を絶たない。
一般的なものでいうなら「代筆、費消、立替、不告知教唆、、、」

確かに誘惑に駆られることもある。それは認めよう。
生命保険のお申込みに際して、お客様の体況によってはわざわざバカ正直に言わなくてもいいかな?と思うこともたしかにある。
しかしそこで踏みとどまれるか否か。

今後お取り組みするお仕事に際し、このような場面に出くわす場面が少なからず起きそうな気がする。
誘惑というよりもそれらを強要~ゴリ押しされそうなそんな予感である。
しかーし!
安心していただきたい。絶対にそんなことを強要されたり、はては恫喝まがいな場面に際しても断固として屈しませんので(笑)。
それがある特定の業界の慣習だとしても“不正行為”には絶対に手を出さないし、染めない。
何ならそんな“とある特定業界”の慣習ごとぶっ潰してくれる!というくらいの強い気持ちでいます。

そう、自分の流儀を曲げて、不正をしてまで守るべきもの、失うものなどないのだから。

当社は法令を遵守いたします!!(笑)

2020年8月3日月曜日

OD-3

BOSSコン=OD-3。
いわゆるオーバードライブである。

1周まわってBOSSに帰ってきました。

初めて買ったペダルは高校生のころ、アイバニーズだったかもしれない。
それ以降はもうひどいもので、BOSSは言うに及ばず、ありとあらゆる国内、国外、様々なエフェクターを購入しては売却を繰り返してきました。
最近では以前の投稿にもあるように国内のエフェクタービルダーさんの製作したものに興味が湧き、一回りお高い金額のものなども購入してみては、イマイチ気にくわずソッコーでメルカリに出品してみたり。。。

正直最近では何が何だかわからなくなってきていたところ、ふと目に留まったこの「OD-3」です。

このBOSSの歪みもので言うなら「OD-1」「BD-2W」「SD-1W」「OD-1X」「OD-200」「ST-2」「MT-2」「JB-2」新旧合わせて8台も持っていた。
改めて書き出してみて、「バカですね~~」と思いました。

そしていよいよBOSSコンの歪みものとしては9台目となるこの「OD-3」を購入してしまったわけです。

これまで「歪み探しの旅」として延々と彷徨ってきたものがこれで落ち着くとは口が裂けても言いませんが(自分を信用できない・笑)、しかし売却する気にはならなそうです。それは間違いない。
今でも手元に長い事置いてあるブースターが2台あり、これは絶対に売らないと決めているのです。
その手放さないリスト・3台目にこのODは認定されました!!!

(使用機材はストラト・3シングル(リアは少し歪むタイプです)。)
・・・ゲイン15時くらいなら思いのほかハードに歪み(パープルくらいなら丁度よい)、そしてゲイン10時位であれば絶妙なクランチに(手元ボリュームを絞ってもクリーンにはなりません)。
プリアンプ(JCM800を模したもの)へのゲインブースターとしても十分戦力になった。
そんな万能選手だったのだ!(いまさらですが)

そして何よりこの黄色が良い。ペダルは見た目も大事。
SD-1の黄色はやや明るい系と思うのだけど、このOD-3は同じ黄色でも少しくすんだ色で落ち着いているのだ。

以上、ペダルへの評価なんて人それぞれ、音楽の種類や、手持ちの機材と組み合わせ次第で評価は様々にはなりますが、もしこのOD-3を前向きに検討している方がいたら、このブログが少しでも参考になればと思いました次第です。

1周まわってBOSSコンの良さに改めて気づいた、そんなお話でした。

2020年7月3日金曜日

幸せ

友人と呼べる人は少ないと思う。
もしかして友人なのかどうかもわからない。

小さな頃から人見知りで、およそ社交的なタイプからは程遠い。
・・・ある時期、他者からの誤解か(またはイジメか)を受けたことで、人に対する恐怖心、強い対人恐怖が植えついたままかなりの時間が経過している。しかしそのキズは癒えることなく常に僕の傍らに居座り続けている。恐らくこれは一生治らないのだろう。

そして潜在的に消えない“人に対する恐怖心”があるから、心のどこかで常に他者に対して壁のようなものを作っているだろうし、人からも心を開かないタイプと思われているかもしれない。
そうやって心を閉ざしている。

・・・・学生時代であれば、いわゆる人気者、学級委員さん、スポーツ万能、とにかく常に人に囲まれている太陽のような人たちを羨ましく思っていた。
社会に出てからもそうだ。若くしてエリートといわれている人たちやスーパー営業マンみたいな人たちはごろごろいる(もちろんそういう人たちは陰日向の努力が報われてきた結果であると重々理解しているつもり)。
僕はそうはなれなかった。
努力が足りないと言われればそれまでだが、それを言ったら身も蓋もない。

現在モーレツな人気となった「鬼滅の刃」。
今のブームになる前、連載前半頃より「HUNTER×HUNTER」と並んで大好きだったこの作品の重要な登場人物のひとり・「縁壱(よりいち)さん」。
色々割愛するけれど、彼の作中のセリフのひとつ。
家族を鬼に殺されてしまったのちに一人語るシーン。
------------------
自分が命より大切に思っているものでも、他人は容易く踏みつけにできるのだ
私の夢は家族と静かに暮らすことだった
小さな家がいい
布団を並べて眠りたい
愛する人の顔が見える距離
手を伸ばせばすぐに繋げる届く距離
それだけで良かったのに そんなことすら 叶わない
------------------
マンガであるが、バカにしないでいただきたい。
絵空事なのだけれど、このシーンを読むにつれ涙が止まらなくなる。

僕には友達があまりいないけど、その数少ない友達のことを大切に思っている。
そして何より僕には手を伸ばせば届くところに大切な家族がいる。
僕の人生はそれで十分なのだと思う。
欲をかいちゃいけないと思う。

これでいいのだと思っている。

2020年5月23日土曜日

エフェクタービルダーさん ♪

エフェクタービルダーさん。
要はエフェクターを作る方々のこと。

エフェクターとは主にギターやベースなどの楽器の音色を変え、そのパフォーマンスを向上させる魔法の小箱のこと。

楽器屋さんに並んでいる多くの製品は海外製が多いかもしれません。でも日本にも「BOSS」や「Ibanez」「MAXON」など、老舗ブランドも多数あり、魅力的な製品がたくさんあります。
そのような企業として取り組んでいる先とは別に、個人や小規模でエフェクターを製作している先もここ数年随分増えた気がします。

自称機材バカとしては見逃すわけには参りません(フン!)。

(敬称略)One Contorol,Limetone Audio,Ovaltone,KarDiaN,Leqtique,Masatone,Free The Tone,VOCU,Soul Power Instruments,idea sound product
などなど・・・・・・・・・・・・・・・・

Twitterをチェックしては新商品や新しいアイデアなどを拝見して楽しんでいる、そんな毎日です。

あくまで個人的にですがこのビルダーさんたちの何が良いかというと、我々ユーザーとの距離感がものすごく近い気がするのです。
実際自分が取り組んでいる音楽や機材との相性、それらについてビルダーさんたちが製作されるペダルがどのように機能するのか、どうしてもお聞きしたいことがあり、メールやDMで恐る恐るご質問をすると、きちんとしたプロ目線で真摯にご返信いただけます。
(もちろん調子に乗って質問ばかりする気はありません)

つい先日も「MXR phase45」という最近ではあまり流行らないといえる2ステージのフェイザーが欲しく、しかしその製品にはDCジャックもなければ、LEDもない。今どき流行らないどころか機能性としてどうなのだ・・・と思うような製品ではあるが、しかし悔しい事に僕にとっては魅力的。。。

あれこれ探してこの製品を改造(モデファイといいます)してくれるところはないかいな、、、と探していたところ「SPIさん」という静岡のビルダーさんを見つけたのです(もちろん存在は前々から知っていましたが)。
そこそこのベテランさんとは思うのだけど(でも僕より年下と思う)、そのモディファイを快くお受けしてくれるどころか、一からそのニーズに沿った製品をオリジナルとして製作してくれるとのこと!

もちろんその方が多少でも利益になるとは思うものの、大手さんだったらそんな面倒くさいこといちいちしてくれるわけがない。
嬉しくてたまらず、御礼と同時にソッコーで代金を振り込んでしまいました・笑

こうした個人ビルダーさんや小規模のビルダーさんを応援したくなる、年をとったせいか、もしかしてパトロンみたい・笑

2020年5月21日木曜日

自粛と音楽 ♪


2020/4/7の緊急事態宣言以来約2カ月弱。
関係各所の指針を遵守、行い得る最低限の業務を持続しながらもほぼ引きこもり~自粛状態としていました。
当然のことながら、さすがに経営的には大苦戦を強いられており、政府の各種保証を受けつつ、息も絶え絶え何とか凌いでいる今日この頃です。

そのような中、周囲の友人やお客様は当社以上に苦戦をされながらも、様々工夫を凝らしながら日々を過ごしておられます。あと少し、もう少しガマンをして、ウィルスとの共存という形とはいえ、多少でも日常が戻るよう祈っています。

そんな中、音楽仲間とお話をしていましたら、とあるギタリスト氏がギターを抱え街中を歩いていたところ、突如後ろから蹴られてしまったのだとか・・・。

人が人を正義という名の下に裁く?

かつて「デスノート」というマンガがあり、主人公が偶然拾ったデスノートという死神の力を宿したノートで、犯罪者はもちろん世の中に不必要と思われる人間達を次々に秘密裏の内に殺害するというもの。(本当のお話はもっと複雑です・笑)

イジメっ子に対し復讐したい、パワハラな上司をやっつけたい、法で裁けない輩に鉄槌を。
正直にいえば、あのデスノートを使いたいという人の心・欲求に関しては理解出来るのです。

でもそんな多くの理不尽に対し、大多数の人はガマンしながら過ごしていることでしょう。

ライブハウスなどでコロナウィルス感染者が発生した事実はたしかにある。
しかしだからといってライブハウスそのものが悪いわけではないし、さらにいえばギターを抱え街を歩いていただけの人が何か悪い事をしたかどうかもわからない。

自身の正義か何の裁きかは知らないけど、後から蹴りを入れるなんてどうかしていると感じたし、本当にさみしい気持ちになりました。
僕も音楽活動が再開すればギターとペダルボードを抱えその辺をウロウロしているはずです。
すぐそばにそんな蹴りを入れるような人(そんな思考・思想を持つ人)がいるのかと思うと本当に恐ろしい。

・・・僕などがこのような事で声を上げたところで何のも意味もないかもしれないけど、でも僕は音楽を愛しているし、音楽が人を繋げるということを信じている。

誰が何と言おうと音楽を、音楽で人を幸せにし、そして音楽で命を繋ぐ人たちをこれからも微力ながら応援したいと思っています。

2020年5月4日月曜日

【お知らせ】緊急事態宣言下における業務の継続について・2

5月に入ってからの2~3日、原因不明の断続的な下痢が続いたことにより、何やら不安な気持ちになる今日この頃。
昨日、意を決し朝から断食を決行したことでようやく体調も治まって参りました。

さて緊急事態宣言も5月末までさらに延長されるとのこと(正式発表前です)。
業務を止められず大変なご苦労を強いられている皆さん、逆にお仕事を止めねばならず、経済的にひっ迫している多くの皆さん。
何とかこのピンチを凌いでいきたいですね。
そんな頑張っている人たちとは裏腹に、昨今では報道やTwitterなどで「○○警察」などという、一部の正義感とはおよそ程遠い嫌がらせのような行為をする人も目立ってきているようで、本当に荒んでいる、せつない気持ちになってしまいます。

一方先月・4月の間は友人やお世話になっているお客様などからご連絡をいただくことが多かったのですが、同じ経営として何としてもここを凌げれば・・・という思いを共有させていただききました。しかしここからさらに1ヶ月の延長はさすがに堪えるか。。。
いくつかの給付金や融資などの支援策を通じ、踏ん張りたい、踏ん張ってほしいと願っています。

と申しますのも何を隠そう当社には別会社がありまして(株式会社インターフィールドといいます)、そちらは医療事務代行業務を行っています。しかしこのコロナウィルス騒ぎでお客様たる医療機関の健診部門業務がストップしてしまいましたので、それに合わせて当社もお仕事がゼロになり、なにげに大ピンチという状態です。
幸い本業の保険代理店業(株式会社インターフィールド・トラスト)はお客様の支えもあり何とかなっていますので、当面は欲をかかず現状維持で参れば何とかなるだろうかと考えています。

一方、そんな当社として出来る事は少ないのですが、ひとまずは私含めスタッフさんも出来るだけ外出を控えること。感染拡大の一因とならぬよう大人しくしていることと考えています。

というわけで、当社としましては前回記述した業務方針を引き続き継続。
おさらいししますと・・・

・緊急事態宣言が解除されるまでの間、
・業務は粛々と行いますのでいつでもご連絡をお寄せいただければと思います。
・しかしあらゆる観点にてお客様との面談を差し控えることが望ましいため、郵送やメールやお電話などでの対応をお許し願いたいと思います。
・当社スタッフさんは(追加)緊急性の高い業務がない限り原則午前中のみ緩やかに事務所へ出勤、午後からは終日テレワークというスタンスとします。

と致しました。

何はともあれ命あってのことです。
当社も社会の一員としての振る舞いを心がけ、あと1ヶ月出来る範囲で様々取り組んで参りたいと思います。